対象:矯正・審美歯科
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14歳の男の子の受け口の相談です。
10歳の頃2件の矯正歯科に相談したところ、病院によって意見が違いましたが、見た目もあまり分からないし、今矯正して治しても後戻りすることが多いので、成長してからでもよいのではと言われました。
迷っているうちに、どんどん成長して身長172センチになり、面長で、顎が細くなりました。上の前歯の間に1ミリ程の隙間がありましたが、歯並びは綺麗だと思っていました。ところが、先日、たぶん上の4番目の歯だと思いますが、片方内側に生えてきました。前歯が大きめだと思っていましたが、矯正歯科では、このような話はなく、どうしたら良いのかとても困っています。下の歯なら抜くのも仕方ないのですが、上の方なので抜歯は避けたいのですが・・・。
この年齢で、このような場合どうするのが最善でしょうか?今から矯正を始めても大丈夫でしょうか?
春休み中に病院に行きたいので、どうぞ宜しくお願いします。
kirakuuさん ( 熊本県 / 女性 / 36歳 )
回答:4件
歯の矯正にも色々な流儀があります。
kirakuu様、おはようございます。つくばオーラルケアクリニックの飯田です。
男の子で14歳ですと、まだ身長も伸び続けている時期かと思います。下あごの骨の成長は身長が伸び始める時期に一致して、ちょうど12歳ぐらいから始まりまさに今がピークかと思います。それに対して大人の歯が生え始めるのが6歳ぐらいで11、12歳ぐらいまでに永久歯が生え揃います。ですから、成長前の小さな子どもの顎に、大きな大人の歯が先に生えてきて、そのあと思春期にあごの骨が成長し、大人の面長な感じの顔つきになるのです。
このため、最終的にどういう咬み合わせになるかの事前予測は難しく、早い段階で歯列矯正を始めても、途中で微調整などの修正を加えながら、18歳~20歳ぐらいまで経過観察することも珍しくないのです。現在は成長期の途中ですから、考え方として成長が終わるまで待ってから歯列矯正を行う方法も考えられます。
一方で歯列矯正の方法には色々な流儀があり、先生によって治療法、治療期間、費用などが大きく異なります。また、あごの骨など骨格にアンバランスがある場合、歯の大きさ、並んでいる位置にだけ問題がある場合、あるいはその両方の場合など、歯列不正の種類や度合いによって治療法はケース・バイ・ケースです。14歳の時期だからこそできるアプローチもあるかも知れません。
実際に拝見していないので具体的な方法については言及できませんが、この春休み中に受診されるのでしたら、複数の歯列矯正の専門医を受診し(必要があればセカンドオピニオンなども試していただきたいと思います)、よくご相談のうえ納得してから治療に入っていただきたいと思います。
評価・お礼

kirakuuさん
2011/04/03 17:09ご回答有難うございます。以前矯正を始めなかったことを申し訳なく思いましたか、大人になった時に綺麗な歯並びになるように矯正歯科に相談してみます。
回答専門家

- 飯田 裕
- (茨城県 / 歯科医師/医学博士)
- つくばオーラルケアクリニック 開設管理者/院長
患者さんの性格や体質に合った「オーダーメイド治療」を提供
インプラント治療では、患者さんの身体的負担を軽くするため、シンプルな治療法の採用、短時間でダメージの少ない手術を実践しています。完全予約制による丁寧な診療と、近隣医療機関との緊密な連携、充実した検査体制で安全性の高い医療を提供します。
飯田 裕が提供する商品・サービス
14歳の男の子の不正咬合の治療について
はじめまして、青山骨董通り矯正歯科の東海林 貴大(しょうじ たかひろ)と申します。
受け口の治療のタイミングでお悩みとのことですね。
実は、矯正治療の中で男子の受け口が一番、治療のタイミングが遅くなります。
受け口の子は成長が長く、そのため、かみ合わせが安定するのが遅いためです。
いま、歯並びが悪いので心配するのは、とてもわかりますが一番重要なのは成人になったときに、きれいな歯並びと正しいかみ合わせを手に入れることです。
成長を考えると早くても治療開始は16歳以降になります。
抜歯を行うかどうかもその時点で判断することになります。
あまり、早く治療を開始すると成長によって噛み合わせが戻ったり、治療が長期にわたってしまうリスクがあります。
今は、定期的に矯正医に掛かって定期健診と治療のタイミングを図る時期ですので病院に行くのはとても良いと思います。
評価・お礼

kirakuuさん
2011/04/03 17:31以前矯正を始めなかったことと、すぐに抜歯をしなければならないのではないかと大変心配いたしましたが、ご回答をいただき、ほっとしました。以前受診した病院等に行きます。本当に有難うございました。
回答専門家

- 東海林 貴大
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団渋谷矯正歯科 院長
見えない裏側矯正の専門家
歯並びやかみ合わせに悩まれている患者さんのために誰にも気がつかれずにきれいになることができる裏側矯正の臨床に日々取り組んでいます。モットーは「つねに患者さん目線で診療すること」すこしでもたくさんの患者さんを幸せにするために頑張ります。
成長期の矯正治療について。
成長期の矯正治療の中で、受け口の治療については2段階の治療を行っていくことが多くあります。
現在、身長の伸びもまだあるでしょう。つまり下顎の成長も残っている可能性があります。
下顎の成長が大きい場合、成長後で顎骨を小さくするには外科的な処置が必要になってしまうことも考えられるため、非外科的に治療を行うには、できるだけ下顎の成長を抑制するような装置を使用することもあります。
成長後の顎骨の位置関係などを考慮して、本格的な矯正治療に移行していく方がいいと思われます。歯を抜く場所や本数などはその中で診断として決定していくことになります。
もちろん、成長後からすべての矯正治療を開始する場合もありますが、成長予測ができる現在の状態で矯正歯科でカウンセリングを受けてみるといいでしょう。
成長には遺伝的要素も大きく影響します。個人差もありますが、家族歴や今までの身長の伸び率などを矯正の先生へお伝えして治療方針についてお聞きになるといいでしょう。
参考にされてください。
http://www.teethart-ortho.com
http://www.teethart.com
ティースアート 矯正歯科
評価・お礼

kirakuuさん
2011/04/03 17:39ご回答有難うございます。とても参考になりました。
見た目には、あまり目立ちませんが、上顎が小さいように思います。矯正歯科に相談します。
回答専門家

- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。

袋 晃子
歯科医師
-
第二次性徴の終了にあわせてはじめる
こんにちは群馬県前橋市歯科ラブアンドティース院長の袋 晃子です。
お子様の場合はまだだ第二次性徴
が終了していませんので、度合いにもよりますが
最終的な調整は第二次性徴が終了してからになると思います。
子どもの時期からの矯正治療を行う場合は、
1.永久歯がはえそろうまでの成長期
2.成長発育がすすみ永久歯での歯列矯正
の2段階で矯正治療をおこないます。
このうち1の第一段階を一期治療といい、
予防矯正、抑制矯正などと言われる場合もあります。
この時期の矯正治療では、歯並びをきれいにすることは主目的ではありません。
将来の永久歯で歯並びが良くなるように土台となる顎の骨の成長発育をコントロールし、
きれいに歯がはえるように管理していくことなどが主目的になります。
主に簡単な装置を使い、約1年ぐらいで一段落します。
その後、定期観察に入ります。
そして2の2段階目の矯正治療である二期治療を行います。
これは第二次性徴によって顔が変わってしまうので
その後に細かい歯並びを整える作業です。
男子の第二次性徴は17歳ぐらいで終了しますので
細かい歯並びの調整はそれからになると思います。
もちろん受験期の問題もありますので
矯正科医と十分な相談をして行われるといいと思います。
評価・お礼

kirakuuさん
2011/04/03 16:53ご回答有難うございます。矯正歯科に相談いたします。
(現在のポイント:5pt)
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