対象:仕事・職場
今の会社に転職してきて6年が経ちます。同タイミングで転職してきた、同じ職種(営業です)の同僚が一人いるのですが、その同僚と自分、それぞれに示されている人事評価の乖離に納得がいきません。営業成績の推移としては彼と自分はほぼ似た傾向だと思っているのですが、彼は1年半前に中間管理職へ昇進し、自分は未だに平社員です。自分は彼と比べて上司や周囲へのパフォーマンスが下手なのでしょうか。こんなにも評価されないなら、そろそろ転職したほうがいいのではないかと悩んでいます。会社の人事評価に納得がいかない場合、するべきことについてアドバイスください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:8件

野中 香
パーソナルコーチ
-
あなたが望んでいることは?
こんにちは。
心理セラピスト&パーソナルコーチの野中です。
会社の人事評価について、納得がいかない状態ということですね。
確かに、同期入社の同僚とは業務成績は比べやすく、自分に対する会社からの評価もそれによりおのずと感じるものがあるかと思います。
さて、同僚の方は中間管理職への昇進があった、とのことですが、これは客観的な試験制度などがあってのことでしょうか?
それとも、上司による査定によるものだったのでしょうか?
もし、試験制度ということであれば、あなたにも再チャレンジできる機会はあるはずですので、一度限りで諦める必要はないかもしれません。
けれども、上司による査定ということであれば、これは人が人を評価するシステムですので、必ずしも完璧ではありません。
むしろ、評価される側から見れば、どうして?と思わざるを得ないことの方が多いでしょう。
ここは、ご自身のために冷静な分析をすることが大切になってきます。
いくつか自分自身に問いかけてみてください。
○あなたは中間管理職になりたいと心から願っていますか?
○そのために、何か特別なアクションを起こしていますか?
○上司もしくは会社は、中間管理職(将来の管理職)に適した人材を昇進させていますか?
○ご自身は、中間管理職に適した人材だという自信がありますか?
もしも、これらの質問に対する答えがすべてYESだったとしたら、是非上司に相談なさってみてください。
「中間管理職を目指すに当たって、自分に足りないものはなんですか?」と。
なぜなら、あなたの会社の昇進とは、営業成績だけで判断されるものではないようだからです。
あなた自身も、他者と自分を比較するのではなく、未来の自分と現在の自分を比べてみてください。
あるいは、上司や会社の人事に不信感がぬぐえない場合は、現在の会社で学ぶべきことはもうないのかどうか、しっかりと見極めてみましょう。
不満を抱えて転職されると、その不満を次の会社で解消しようとしてしまうかもしれません。
今の会社を「卒業」する気持ちで転職されるのなら、次の会社もきっとあなたのステップアップに協力してくれると思います。
補足
できれば、そろそろ管理職としての知識やスキル、人間性なども磨いていく時期と考えて、プラスアルファのことを学んでいけるといいですね。
今後の人生を望むようにスッキリと前進していかれることを心よりお祈りしております。

藤澤 優
組織コンサルタント
-
時には我慢も、そして結論を
諸事情がさらに把握できると具体的なお話ができるのですが、上記情報のみから、納得がいかない場合にするべきことは以下のことが考えられます。
・企業側には評価査定をオープンにすることが可能かどうか、人事課に確認して下さい。
この場合のオープンは、評価(結果)そのものではなく、評価査定の項目であります。
・企業側にオープンする意思があれば、評価項目を開示してもらって下さい
開示してもらえれば、自分がどの程度のコンピテンシー(能力)を有し、どのような評価がされているのか目処がたちます。
・開示する意思が企業になければ、仕方ないです。
今の企業に働く生きがいを見出されているのなら、査定評価を開示するよう、辛抱強く粘るのも手でありましょう。そして、何を、どのように評価するのか、企業理念に即して行われているのなら、退職を急ぐ必要はありません。
もし、反対の考え方を企業が持っているのなら、この先も開示する予定がないのなら、能力を適正に評価してくれる企業を選べよいのです。
辛抱するときに辛抱すると、見えなかったものが後で見えてくることがあります。
まずは、自分の足元や能力を客観的に見るのも大切です。
じっくり考えてから結論を出されても遅くはありません。

下村 豊
経営コンサルタント
1
評価は、営業成績だけではありません。
ご相談の詳細が分かりませんので、一般的な回答をお許し下さい。
営業全般(戦略立案、組織強化、人材育成)支援をしておりますCSプランナーと申します。
まずは、営業で大切な向上心(負けん気)をお持ちの相談者様に敬意を表します。
下記は、営業組織強化で大切な評価項目です。相談者の会社とは違うかもしれませんので、上司の方とコミュニケーションをとり、確認されることをお勧めします。
(1)営業業績
トータル金額、新規開拓、顧客管理、主力・注力商品、などの実績
(2)組織内影響力
組織内の貢献度、上長・会社に対する協調性、後輩への指導、など
(3)プロセス
改善などの提案力、行動力、施策実行力、計画遂行力、など
他の方のアドバイスにもありましたが、相談者様が「その会社での自分の位置づけ」をどう考えているか、だと思います。どう評価されているか、ではなく、この会社をどう伸ばしてやろう。自分がいなかったら、困る会社の立場になろう、と思うことが重要です。
現代は、会社に評価される時代ではなく、会社に評価させる時代になっています。
これだけ頑張って、自分を評価しないなら辞めてやるぐらいの気持ちは大切ですが、本当にそこまで自分に言い切れるのでしょうか。そうでなければ、転職した先でも、同様のことがおこる可能性が高いでしょう。
再度、会社にとっての自分の貢献度を客観的に診てみてください。

橋本 博季
パーソナルコーチ
5

宍戸 芳雄
研修講師、医療機器開発コンサル
1
管理職には、チーム力が問われる
納得がいかない点に同期転職の方との個人的な実績を比べられていますが、管理職としての能力にはチーム力が問われます。
チームメンバーの成果をアップすることに力を注いでおられるかを振り返ってみてください。会社は組織です。個人プレイよりチームプレイを優先します。優先しなければいけないのです。あなた自身の現在の価値より、会社が存続できる価値が社内での協力で仕事をする行動ができているかで問われます。
あなたが率先してチーム力を向上されている実績が認められれば、管理職への道が見えて来ます。
あなたがするべきことは、チーム力を向上させることで現在の能力で何ができるかを棚卸しをしてみてください。
社内で認められるレベルで一喜一憂するのではなく、社外でも価値を認められるレベルになって初めて胸を張れる状態になります。
自信過剰ではなく、自己PRしないでも社外での評判が自然に伝わって来るレベルです。
個人比較ではなく、チームを引っ張っていける能力の有無で管理職ができる人かどうかが決まります。
どこの会社に転職しても、この評価は同じです。
現在の会社で同期の管理職を超えるために自分は何をすればよいか考えてみてください。
人間力向上があなたのキーワードのように思います。
地位は、後から付いて来るものです。
焦らずに着実に取り組まれることを望みます。
自分の磨かれていない能力が発揮できる日が来ることを信じて!
本当の努力には必ず報いがあります。
人生の1年、2年は許容誤差内ですよ!

はっとり さちこ
パーソナルコーチ
-
どんな背景から・・・?
All About ProFileさん
こんばんわ
はっとりさちこです。
いただいた言葉を読んで、
浮かんだ問いがありました。
All About ProFileさんが納得いかない人事評価の乖離の背景とは
どんなことなのだろうか?って思ったのです。
昇進というかな?
それ以外もあるのかな?
その昇進した背景というのは
営業成績の推移ではないということで、
どんな背景があったのかなって思ったのです。
その背景があると、
すべきことの方向がはっきりしてくるのではないかなと思うのです。
その背景から転職ということを考えるときも
All About ProFileさんが大切にしていることやその仕事の環境がはっきりとしてくるだろうから、
転職で大切な要素を決めていくことになるだろうと思うのです。
もちろん、ここでその詳細を残すことは難しいことがあると思うのですが、
All About ProFileさん自身で次の方向を決めていく大切な要素があるように思ったので
お伝えしたいなっと思いました。
はっとりさちこより

青木 秀樹
ビジネスコーチ
1
人と比べないこと
評価に納得がいかないと辛いですね。
ちょっと考えてみてください。
評価にはある基準や考え方があります。それは定量的、定性的視点です。
でもどうでしょう、結果的に評価するのが人であることは事実です。
人事に関しては、結果的に人が人を評価するケースが世の常です。
その際、そのことをどこまで明らかにするかも重要なことですが、考え方として人と比較すると自分自身を見失うことがよくあります。
まずは人と比較せず、会社や上司が求める評価について何が必要か考えるといいでしょう。
自分の強みを見つけ、それを活かすようにするといいでしょう。
青木秀樹
(現在のポイント:4pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング