対象:仕事・職場
最近世間でよく叫ばれているワークライフバランス。
自分の勤める会社でもそれを実現しようという動きがあるのですが、
まったく実現できておらず困っています。
私はIT系企業に勤める30代中盤で管理職をしており、
私生活では専業主婦の妻と5歳、3歳の子供がいます。
平日は毎日朝7時に家を出て、帰宅はほぼ毎日午前様と、
家事育児に関してはほぼ妻に任せっきり、自分が関与する時間が足りません。
土日も仕事を持ち帰っていたり、疲れて抜け殻のようになっています。
社内では立場的にも後輩へのロールモデルとして、
バランスのとれたライフスタイルをしなけらばならないと気持ちが焦ります。
まずは行動を起こしたいのですが、自分や会社を変えるアドバイスをいただけましたら幸いです。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:2件

中西 史子
ビジネスコーチ
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ワーク・ライフ・バランスのステップについて
キャリアデザイン・インターナショナルの中西です。
ワークライフバランスはどちらも頑張ろうという意味ではなく
自分にとって「バランス」が取れている状態をいいますね。
その案分も必ずしも「5:5」である必要はなく
自分自身(とご家族)が一番心地良い(力を発揮できる)割合が
あなたにとって最適な「ワーク・ライフ・バランス」ということになります。
つまり、自分にとって最適なバランスを知ることから始まります。
そしてそのバランスを実現するために必要なことが
はみだしてしまっている部分のスリム化です。
具体的には次のようなプロセスで見直してはいかがでしょうか。
<会社として>
・風潮の見直し、家庭行事参加への後押しの実践
<管理職の役割として>
・効率化の見直し=全体最適になっているかを見直す
<個人として(仕事)>
・仕事量の見直し=優先順位マネジメント
<個人として(家庭)>
・家庭ではリラックスできるよう仕事を持ち込まないようにする
これらがうまいくとこんな相乗効果も生まれます。
休日にゆっくりリラックス→疲れがとれる→心の余裕→効率が良くなる→結果が出る→
ポジティブでめりはりのある行動→時間に余裕が生まれる→プライベートも充実!
となれば、しめたものです。
言うが易し、悪循環になっている流れを逆回転させるには
少し立ち止まる勇気と、初動時のエネルギーが必要です。
が、ぜひご自分なりの「理想のワークライフバランス」を思い描きながら、
実現した時を楽しみにしながらはじめてみてください。
キャリアデザイン・インターナショナル株式会社
中西史子

青木 秀樹
ビジネスコーチ
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ここちよい働き方を探すことからはじめましょう。
こんにちは、モチベーションインスティチュートの青木秀樹です。
ワーク・ライフバランスをどのように実現するかですが、まず実現しようと思うかどうかです。
それを実現することが、自分にとってどんな意味があるのか考えてみると良いでしょう。
会社の方針や言われたからやると言う姿勢から、本当にそのことが必要であるかどうか
ワークライフ・バランスの本質を見極めましょう。
その際に基本となる考え方は、自分にとって仕事と生活のバランスの良い状態はどんな状態かを知ることです。
人それぞれですが、まずご自身のここちよい働き方を探すことからはじめてはいかがでしょうか。
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