対象:ペットの医療・健康
猫(雑種・メス・14歳)についての質問です。
2ヶ月ほど前に、左耳を傾けているなぁと思っていたら
体液?と血液のようなものが耳から出ていたので病院に連れて行きました。
診断は外耳炎で、点耳薬と抗生物質を貰い飲ませていました。
しばらくして出血が収まった頃に、左頬の怪我を発見しました。
外からの衝撃によるものというよりは、
内部で炎症を起こしてべろんと皮膚が剥けた?ような…
(説明下手で申し訳ありません)
毛もその部分だけすっかり抜け落ちていました。
もしかしたら毛が抜けるまでに腫れていたりしたのかもしれません。
病院に問い合わせたところ、膿みやすい子なのではないか、とのこと。
(以前もおしりの匂腺が腫れて捲りあがり、抗生物質を飲みました)
エリザベスカラーをして抗生物質を徹底したら傷が乾いてきたのですが
今度はまた耳からの出血が再発。その矢先に
左目の瞳孔が開きっ放しなことに気づき、再度病院に行きました。
診断は顔の内部で腫瘍ができているのではないか?とのこと。
(CTなどは猫への負担と金銭的な理由により行っていません。)
腫瘍を手術で取り除くのは難しいと言われ、痛み止めと抗生物質をのんでいます。
症状は現在は顔の左側だけです。
ネットで調べると腫瘍以外にも色々な病気があり
手術・治療が出来る病院を探してあげた方がいいのかなと思ったり
外出が苦手な子なので、辛い身体を無理させたくないとも思ったりで悩んでいます。
治してあげることは難しいのでしょうか。
痛みや苦しさを、少しでも緩和してあげることは出来ないでしょうか?
補足
2010/07/01 00:49現在は食事が不自由で食べる量が少ないので、強制給餌をしています。
(液状の流動食や総合栄養食の猫用粉ミルク)
食欲はあります。
食べたい素振りはしますが、食べれないのか鼻がきかなくて認識できないのか…。
頬の傷は完治しましたが、
目は相変わらず瞳孔が開いたままで鼻血も出ています。
全ての症状が顔の左側だけです。
popoharuさん ( 兵庫県 / 女性 / 24歳 )
回答:2件
外耳炎、鼻血、膿の再発
何度も再発を繰り返す(あるいは治りにくい)外耳炎、鼻血、膿、瞳孔散大(神経症状)となると考えられるのは次の3点かと思われます。
1.腫瘍がある。
2.歯根膿瘍など歯の問題から起こっている。
3.下地としてネコエイズ、白血病、糖尿病、肝不全、腎不全、ホルモン異常などの免疫力が低下する別の病気が隠れている。
CTなどの検査で1ははっきりすると思いますが、コストをかけずにとなると、2,3の可能性を除去し、消去法でということになります。
2は一般の動物病院でも見ればわかることだと思います(おそらく今の時点で言われてないのでしたら、ないのだと思いますが)。
3も血液検査や全身のレントゲン、エコー検査などからある程度判断できるかと思いますので、主治医の先生と相談して、もう一度他の病気がないかの洗い直しをすると良いのかもしれません。
ここで、2でも3でもないという時点で、やはり1の可能性が高いのでは、という結論になると思います(ちなみに2,3の場合はそれぞれを治療を平行して行わなければ、再発を繰り返すことになります)。
ただ1だとしても今の治療以外に何かできること、たとえば完治できないにしても、少しでも進行を遅らせる方法がないか、あるいは痛みなどの症状を緩和できる方法がないかを調べてもらうため、CTがあるような高度医療施設や、腫瘍の検査治療を得意とされているような病院に行ってみるというのはけして無駄ではないと思います。
検査も含め、サプリメント、化学療法、放射線療法、手術、何がそのネコさんの病状に適していて、コストはいくらくらいかかり、効果とリスクはどの程度あるのか、これらの話を専門の先生から聞いたうえで、どんな検査、治療を選択するのかを考えればよいと思います。
何もわからないまま時間が過ぎ、実は何かしてあげられることがあったのではと後で悔やむよりも、きちんと原因、病状を把握し、その上でやるかやらないかの決断をするほうが良いのではないでしょうか。
評価・お礼

popoharuさん
ご返信ありがとうございます。
2に関しては
一度歯槽膿漏で食べづらくなったことがあり歯を抜いています。
3はもう一度検査を次回の来院でしようと思います。
他の猫たちや犬など、
たくさん面倒をみていただいた病院なので診察に関しては信頼していますが
一度他の病院でも診察していただいて治療方法を検討しようと思います。
回答専門家

- 沖田 将人
- (富山県 / 獣医)
- アレス動物医療センター センター長
地域に密着したワンランク上のホームドクターを
アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。

Re:外耳炎 鼻血 膿
頬や耳、眼の後ろの方から排膿や出血がある場合、頭部の膿瘍や腫瘍等が疑われます。
歯牙疾患からくる歯根部膿瘍であれば麻酔下で歯科処置を行うことで良好な経過をたどります。
腫瘍であれば、何の腫瘍であるのか検査をして、治療を選択します。
治療する為には検査と診断が必要です。まずは頭部レントゲン検査をしてみてはいかがでしょうか。
検査をすることによる動物への負担と費用については、かかりつけの動物病院で担当医とよく相談して下さい。
評価・お礼

popoharuさん
ご回答ありがとうございました。
治療が出来ない位置ということでしたので、
痛みを取り除く治療のみになりましたが
こちらで質問させていただいて頭を整理して治療することが出来ました。
ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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