対象:ペットの医療・健康
外耳炎、鼻血、膿の再発
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何度も再発を繰り返す(あるいは治りにくい)外耳炎、鼻血、膿、瞳孔散大(神経症状)となると考えられるのは次の3点かと思われます。
1.腫瘍がある。
2.歯根膿瘍など歯の問題から起こっている。
3.下地としてネコエイズ、白血病、糖尿病、肝不全、腎不全、ホルモン異常などの免疫力が低下する別の病気が隠れている。
CTなどの検査で1ははっきりすると思いますが、コストをかけずにとなると、2,3の可能性を除去し、消去法でということになります。
2は一般の動物病院でも見ればわかることだと思います(おそらく今の時点で言われてないのでしたら、ないのだと思いますが)。
3も血液検査や全身のレントゲン、エコー検査などからある程度判断できるかと思いますので、主治医の先生と相談して、もう一度他の病気がないかの洗い直しをすると良いのかもしれません。
ここで、2でも3でもないという時点で、やはり1の可能性が高いのでは、という結論になると思います(ちなみに2,3の場合はそれぞれを治療を平行して行わなければ、再発を繰り返すことになります)。
ただ1だとしても今の治療以外に何かできること、たとえば完治できないにしても、少しでも進行を遅らせる方法がないか、あるいは痛みなどの症状を緩和できる方法がないかを調べてもらうため、CTがあるような高度医療施設や、腫瘍の検査治療を得意とされているような病院に行ってみるというのはけして無駄ではないと思います。
検査も含め、サプリメント、化学療法、放射線療法、手術、何がそのネコさんの病状に適していて、コストはいくらくらいかかり、効果とリスクはどの程度あるのか、これらの話を専門の先生から聞いたうえで、どんな検査、治療を選択するのかを考えればよいと思います。
何もわからないまま時間が過ぎ、実は何かしてあげられることがあったのではと後で悔やむよりも、きちんと原因、病状を把握し、その上でやるかやらないかの決断をするほうが良いのではないでしょうか。
評価・お礼

popoharu さん
ご返信ありがとうございます。
2に関しては
一度歯槽膿漏で食べづらくなったことがあり歯を抜いています。
3はもう一度検査を次回の来院でしようと思います。
他の猫たちや犬など、
たくさん面倒をみていただいた病院なので診察に関しては信頼していますが
一度他の病院でも診察していただいて治療方法を検討しようと思います。
回答専門家

- 沖田 将人
- ( 富山県 / 獣医 )
- アレス動物医療センター センター長
地域に密着したワンランク上のホームドクターを
アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。
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この回答の相談
猫(雑種・メス・14歳)についての質問です。
2ヶ月ほど前に、左耳を傾けているなぁと思っていたら
体液?と血液のようなものが耳から出ていたので病院に連れて行きました。… [続きを読む]
popoharuさん (兵庫県/24歳/女性)
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