対象:お金と資産の運用
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はじめまして。
先月結婚をしまして、これからの資産運用(運用資金:700万円ぐらい)について教えていただければと思っています。
夫の貯金がある程度あったので、私の今までの貯金を住宅購入(5年後を目標)と子どものため(まだ子どもはいない)に少しでも増やしたいと思っています。
先日メインバンクに相談しに行ったところ、某保険の個人年金保険でUSドル・ユーロ・豪ドル建定額年金と通貨選択型を勧められました。
以前、投資信託で結構な損失を出しているのであまりリスクはとりたくないのですが、今の超低金利を考えると、何か有効な資産運用方法はないかといろいろと調べています。初心者なので調べてみてもどの商品が自分にあっているのかわかりません。
どうぞよろしくお願いします。
nagomiさん ( 神奈川県 / 女性 / 33歳 )
回答:7件
ライフプランに即して考えましょう
nagomi様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、もし私が同じ立場ならという視点で申し上げますと、住宅購入の頭金にするための資金は、預貯金でキープしておくと思います。
頭金は、住宅購入価格の2~3割が目安になりますので、もし予算が決まっている場合は、その分は、定期預金などに入れておいてもよいでしょう。
例えば、5年後を目標にするなら、5年定期とかです。
あとは、ご両親から住宅購入資金援助が受けられる場合は、それも考慮します。
住宅資金援助に関する税制もある程度、勉強してみてください。
つぎに、教育資金や老後資金のことも考えます。
これらの資金については、状況により、時間を味方につけた運用も出来ると考えられますので、例えば、株式を組み入れた投資信託などで運用してもよいでしょう。
個人的には、長期で運用できる資金であれば、今の時期は特に、国内外の株式型の投資信託が比較的に手堅く資産を殖やせるのではないかと考えています。
ただし、もちろんリスクはありますので、必ず金融や経済の勉強とセットで考えます。
それから、老後資金については、属性により、確定拠出年金で運用していける場合もありますので、一度、制度の内容を調べてみてください。
ちなみに、ライフプランを何も聞かずに、いきなり変額個人年金や通貨選択型を勧めるという話は、ファイナンシャル・プランニングではなく、セールスです。
もちろんセールスも金融機関のお仕事の一形態ですが、ファイナンシャル・プランニングとは違うものと理解してください。
もしファイナンシャル・プランニングの実施を希望される場合は、独立系のFP事務所などを訪ねてみるとよいでしょう。
もちろん、私でよければ、いつでも承ります。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
期間別に目的を分けて運用されることをお勧め致します。
はじめまして、nagomi様。
アイスビィの植森宏昌です。
個人的には外貨建ての保険商品は金利も高く良いとは思いますが、為替リスクもあり今回の様な5年程度の短期運用では適さないかも知れませんね。今回の資金は5年後くらいの住宅購入資金とお子様の為の資金という事ですので、余りリスクを取るような運用は個人的には控えた方が無難と思います。
今回のケースは5年程度の運用となりますので元本確保型商品をできるだけ選ぶことをお勧めいたします。
ただ、お子様の資金に関しては小さい頃(小中学校)には、それ程、まとまった資金は必要ないでしょうから、もう少し長いスパンでの運用を考えてみては如何ですか?それにより選択肢の幅が拡がりますよ。
銀行や証券会社等は、どうしても自社のお勧め商品を販売する傾向にあります。中々、中立な立場でアドバイスを頂けるケースは少ない様に感じます。先ずは信頼できるFPなりを見つけ相談される事をお勧めいたします。
回答専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
お客様との信頼関係を大切に!一生涯の安心と満足をご提供
将来のリスク対策やライフプランの実現に向けて、保険・投資・資産運用に関する知識や解決策をご提供すると共に、お客様に最適な商品をトータルにプランニング。お客様との信頼・信用を大切に、利害や損得を超えた末永いお付き合いをモットーとしております。
植森 宏昌が提供する商品・サービス
ご自身に合った最適な住宅ローンとは?
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
資産運用の件
nagomiさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『今の超低金利を考えると、何か有効な資産運用方法はないかといろいろと調べています。』につきまして、nagomiさんの場合は既に投資信託の経験がありまので、メインバンクさんからご提案されている個人年金保険につきましても、ご提案を受けたときのメインパンクからの説明もあったことでしょうし、ご提案された金融商品のリスクを含め、どのような金融商品であるのかもおおよそ見当がついているものと思われます。
nagomiさんが運用できる期間は、
・住宅購入までの5年間
・お子様の教育資金として、大学入学の17年間
などになると思われます。
まず、住宅を購入するまでの5年間につきましては、あまりにも運用できる期間が短すぎますので、メインバンクさんからご提案されている個人年金保険につきましては、運用する金融商品として馴染まないと思われます。
尚、お子様の教育資金としては、選択肢のひとつに加えることは可能となりますが、為替リスクなども伴いますので、その点も十分に理解したうえで、購入するようにしてください。
私の考えとしては、敢えてこのようなリスクをおかさなくても、多少利回りは良くなくてもネット銀行の定期預金などで、安全性を重視した運用を心がけていただいてもよろしいと考えます。
大切なお金に関することですから、ご主人様ともよく話し合って決定していただくとよろしいと考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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目的別の運用を・・・
はじめまして、nagomiさん。
FP事務所 MoneySmithの吉野裕一です。
外貨建ての諸品は確かに金利も高い所が多く、売り手側にしても高い金利を示して売りやすいのだと思います。
しかし、外貨建ての商品は為替リスクもありますし、通貨の交換の際に交換手数料が取られます。
また5年後くらいの住宅購入目的と今後のお子様の為の資金という事ですよね。
5年後の住宅購入を目的とした場合は、中期的な運用になりますからあまりリスクの無い商品で運用するのが望ましいです。
元本確保の商品や投資信託でも債券型などで普通預金などの低金利商品などよりも利回りの良くなる商品で、ある程度今後の金利上昇などの恩恵を受けることが出来る商品を選ばれると良いでしょうね。
また財形住宅貯蓄も選択肢の中に入るでしょう。
お子様の為の資金とお考えのもは、現在はまだお子様がおられませんし、すぐにでお子様が授かったとしてもお金が必要になる時期は高校入学くらいと大学入学くらいの15年から18年後ですよね。
以前、投資信託で失敗したという事ですが、まず投資の基本を守った運用をされたのでしょうか?
分散投資と長期投資が運用にとっては重要です。
今はインターネット上でも、情報は溢れていますが、それは他の方にあったものや一般的なものであり、個別のケースにあてはまらないケースが多いです。
しっかり相談できる所で、相談をされて資産運用をされた方が良いでしょうね。
銀行や証券会社も相談に乗りますが、公平な立場ではありませんね。
FP事務所などで相談されると良いと思いますよ。
評価・お礼
nagomiさん
早速のご回答ありがとうございました。
外貨建ての手数料について担当者に方に確認したのですが、曖昧な返答しか返ってこなかったのでお伺いして安心しました。
まずは、住宅購入を軸にリスクの少ない資産運用をしたいと思います。
確かに、銀行や証券会社はあたりえですが公平ではないことに、改めて気づきました。
FP事務所に相談したいと思います。
ありがとうございました。
吉野 裕一
高い評価ありがとうございます。
外貨での運用について、何が何でも悪い商品というわけではありませんが、商品についての認識や利用目的などで、どういった商品の方が良いのか選択肢は変わります。
ネット上や雑誌などでは、メリット・デメリットについて書かれていますが、それは一般的な事で、個別のメンタルな面まではカバーして書かれていません。
またコストも掛かってないと錯覚しがちですが、ネットで調べる場合には通信料や雑誌の代金が掛かっています。
それより個別に不安や知りたい事が直接聞ける方が時間の短縮になりますし、将来の安心が得られますね。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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5年後の住宅取得用資金の運用は元本割れのリスクの低い商品をお勧めします
nagomi 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
外貨建ての、年金保険のデメリットは、
外貨で運用している割に直接当該通貨国の国債を購入するのと予定利率の差が少ないか低いこと、為替リスクが避けられないことになります。なお、単一通貨での運用はリスクの高いものになります。
為替リスクを考えた場合、円に比べて利率が高い通貨は、日本よりもインフレ率が高い通貨です。従って、長期的には当該通貨に対して円高になることが予想されます。
外貨大証雛につきましては下記のコラムをご一読ください。
http://www.officemyfp.com/fptayori0804.html
今回の貯蓄をふやす目的は、一義的には5年後の住宅取得です。この目的からは、上記商品は期間も目的も沿わない商品となります。
むしろ元本割れが低い商品での運用をお勧めします。例えば円のMMFや国内債券のインデックスファンドなどです。
宜しければ下記をご一読ください。
元本割れが無い、またはリスクが低い商品での運用
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/c/c-20947/
将来のお子様の用に準備する貯蓄は、当該住宅購入後にご検討されるようお勧めします。5年より長い運用ですが、元本割れの少ない商品の運用から、住宅購入で残があれば、その時に国内外の債券と株式の分散投資がお勧めです。
但し、住宅ローンがある場合には、繰上返済が無リスクで利息分が収益と看做せる有利な投資になります。
補足
本回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、
有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべて相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、
読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本回答は、信頼できると判断した情報に基づき、回答者が作成していますが、
その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありまん。』
評価・お礼
nagomiさん
とても丁寧でわかりやすいご説明、本当にありがとうございます。
特に外貨大証雛のコラムは私にとっても非常に重要な情報でした。
銀行では、しきりに豪、アフリカを勧めていましたが、国際関係の仕事をしている知人の話と乖離があったので、ご紹介してくださったコラムを拝見してすっきりしました。
まずは、住宅購入を目的としてリスクが低い商品で検討したいと思います。
ファイナンシャルプランナー
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外貨での運用は控えたほうが無難です!
nagomiさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
5年後の住宅購入の頭金にとお考えでしたら、外貨での運用はあまりお勧めできません。
外貨で運用する保険、外貨預金、外貨MMF、海外もので運用する投資信託など、すべての外貨建て商品には為替リスクがあります。
少しでも増やしたいお気持ちはわかりますが、リスクとリターンは背中合わせです。
減らさないことのほうが重要かと思います。
ネット銀行の定期預金(長い期間の定期ではなく、1年程度で)、個人向け国債、円MMF、国内債券で運用する投資信託などがいいでしょう。
ちょっとリスクをとっても良いとお考えでしたら、国内リートで運用する投資信託など。
5年後と考えていても、お子さんができたりすると、それよりも早くほしくなるかも知れませんよ。
住宅資金とお子さんのための資金を分けてお考えでしたら、お子さんの分に充てる金額は国内外の株式や債券の分散投資を考えてもいいと思います。
この場合は保険商品ではなく、投資信託などがお勧めです。
投資信託での運用は10年以上の運用期間のある資金で始めましょう。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼
nagomiさん
早速のご回答ありがとうございました。
外貨運用は、やはりハイリスクだということがわかりました。
為替に関しては素人なので、リスクの少ない商品で運用したいと思います。
ネット銀行の定期預金を調べたところ、さまざまな商品があって驚きました。
ありがとうございました。
お返事ありがとうございます。
為替予想は専門家でも難しいところです。
この時期はボーナス獲得を目指すキャンペーンなどを多くの金融機関で行います。
じっくり比較検討してみてください。
しかし、外貨や投資信託とセットだと金利が高いものや、3ヶ月、6か月といった短い期間の定期で高金利というものもありますので、金利の高さだけではなく、しっかりと中身を確認することが大切ですよ。
築地 聡
保険アドバイザー
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投資や資産運用は10年以上使う目的のないお金ですることです。
nagomiさん、はじめまして。
やさしいお金の教室(合)エムズアイの築地と申します。
ところで、nagomiさんは『貯金の三原則』をご存知ですか?
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/folder/299108.html
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<貯金の三原則>・・・貯金は短期・中期・長期と目的別に分けて貯蓄する。
・短期的目的の貯蓄・・・換金性と流動性を重要視。日々の生活資金など。
(1年から5年以内に必要となるお金。普通預金やMMFなど)
・中期的目的の貯蓄・・・安全性を重要視。子供の教育資金やお車などを購入する資金。
(5年から10年以内に必要となるお金。定期預金・公社債投信・保険(教育保険など)など)
・長期的目的の貯蓄・・・利殖性を重要視。インフレ対策や老後資金やなど。
(10年以上使わないお金。株・投資信託・保険(年金保険など)など)
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これ↑が原則です。
投資や運用はあくまでも長期的な視点で余裕資金で行うのが原則です。
つまりnagomiさんがされようとしている5年後の住宅資金には投資や運用は向いていません。
また教育資金に関してもリスクマネーに回すべきではないと思います。
また高い利回りの商品には高いリスクが付きまといます(ハイリスクハイリターン)。
それは外貨についても同じです。高い利回りの通貨は金利が高くて得をするイメージが高いですが、その分リスクも高いんです。
通貨の利回りはその国の信用によっても決まります。つまり金利の高い通貨はそれだけ高い金利を付けないと他国から信用してもらえないことの証でもあります。
またこれまで信用度の高かった米ドルやユーロもサブプライム破綻やギリシャ破綻(事実上既に破綻です。)によって今後はますますその価値が下がり今よりも更に為替リスクが高まると言うのが現状です。
また既に分散投資という言葉も死語になりつつあります。
現実に分散投資をされた方ほど、結果的にはお金を失われています。
リスクとリスクを混ぜ合わせても何のリスク回避にはなりません。
(それがアメリカのサブプライム破綻です。)
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/25391846.html
nagomiさんのご参考になれば幸いです。
補足
その昔は多くの金融機関で貯金の三原則などが銀行の店舗のポスターやHPに載っていました。
ですが、銀行が投資信託を販売するようになってからそれがなくなりました。
それは恐らく10年以上使う目的のないお金を持っている人なんてそうそういないから、貯金の三原則を消し去ったんだと思います。
そして多くの金融機関が10年以上使う目的のないお金まで投資や運用にまわすように言っている様に思います。
お客様から頂く以降確認書などいい加減なものですね・・・。
評価・お礼
nagomiさん
「貯金の三原則」しっかりと胸に刻みます。
基礎の基礎を教えていただきありがとうございます。
分散投資、痛い過去がよみがえります。
とても勉強になりました。
ありがとうございました。
築地 聡
nagomiさん、こちらこそありがとうございます。
貯金の三原則が投資や運用における全ての基本だと思います。
nagomiさんの今後の人生が明るく温かくより良いものになることを期待します。
(現在のポイント:-pt)
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