対象:お金と資産の運用
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築地 聡
保険アドバイザー
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投資や資産運用は10年以上使う目的のないお金ですることです。
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- 4.0
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nagomiさん、はじめまして。
やさしいお金の教室(合)エムズアイの築地と申します。
ところで、nagomiさんは『貯金の三原則』をご存知ですか?
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/folder/299108.html
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<貯金の三原則>・・・貯金は短期・中期・長期と目的別に分けて貯蓄する。
・短期的目的の貯蓄・・・換金性と流動性を重要視。日々の生活資金など。
(1年から5年以内に必要となるお金。普通預金やMMFなど)
・中期的目的の貯蓄・・・安全性を重要視。子供の教育資金やお車などを購入する資金。
(5年から10年以内に必要となるお金。定期預金・公社債投信・保険(教育保険など)など)
・長期的目的の貯蓄・・・利殖性を重要視。インフレ対策や老後資金やなど。
(10年以上使わないお金。株・投資信託・保険(年金保険など)など)
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これ↑が原則です。
投資や運用はあくまでも長期的な視点で余裕資金で行うのが原則です。
つまりnagomiさんがされようとしている5年後の住宅資金には投資や運用は向いていません。
また教育資金に関してもリスクマネーに回すべきではないと思います。
また高い利回りの商品には高いリスクが付きまといます(ハイリスクハイリターン)。
それは外貨についても同じです。高い利回りの通貨は金利が高くて得をするイメージが高いですが、その分リスクも高いんです。
通貨の利回りはその国の信用によっても決まります。つまり金利の高い通貨はそれだけ高い金利を付けないと他国から信用してもらえないことの証でもあります。
またこれまで信用度の高かった米ドルやユーロもサブプライム破綻やギリシャ破綻(事実上既に破綻です。)によって今後はますますその価値が下がり今よりも更に為替リスクが高まると言うのが現状です。
また既に分散投資という言葉も死語になりつつあります。
現実に分散投資をされた方ほど、結果的にはお金を失われています。
リスクとリスクを混ぜ合わせても何のリスク回避にはなりません。
(それがアメリカのサブプライム破綻です。)
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/25391846.html
nagomiさんのご参考になれば幸いです。
補足
その昔は多くの金融機関で貯金の三原則などが銀行の店舗のポスターやHPに載っていました。
ですが、銀行が投資信託を販売するようになってからそれがなくなりました。
それは恐らく10年以上使う目的のないお金を持っている人なんてそうそういないから、貯金の三原則を消し去ったんだと思います。
そして多くの金融機関が10年以上使う目的のないお金まで投資や運用にまわすように言っている様に思います。
お客様から頂く以降確認書などいい加減なものですね・・・。
評価・お礼
nagomi さん
「貯金の三原則」しっかりと胸に刻みます。
基礎の基礎を教えていただきありがとうございます。
分散投資、痛い過去がよみがえります。
とても勉強になりました。
ありがとうございました。
築地 聡
nagomiさん、こちらこそありがとうございます。
貯金の三原則が投資や運用における全ての基本だと思います。
nagomiさんの今後の人生が明るく温かくより良いものになることを期待します。
(現在のポイント:-pt)
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