昨日からの続き、ずらす方法について。
今日は伝達ということについて考えてみます。
これは昨日の提示と似たようなお話です。
ブログやSNSなどを使って、社長個人の趣味など商売とは
直接関係のない話を書く人が増えました。
中小零細企業において社長個人のキャラクターというものは
非常に重要なブランドツール(差別化のための道具)です。
これを活用しなければ「選ばれる企業」になることはまず不可能です。
・社長さんがどんなことを考えて商品を作っているのか
・現在社長さんが興味を持っていることは何なのか
こういった要素が相手に伝わることで、その商品は単なるものではなく
「あの社長さんが売っている商品」になる可能性があります。
また自社の商品がどんなものなのか伝達するのにも実に様々な
方法が存在します。
・敢えてデメリットを強調する
・値段の高さを強調する
こういった一見不合理とも思える伝達をすることで、むしろ相手の
興味をひき購買につなげているようなケースです。
ここまでずらすことについて考えてきました。
このずらすという作業を少し別の表現で考えてみます。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂きありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
044-829-2137
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