おはようございます、今日はCMソングの日です。
広告としての芸事のあり方というのは、ここから再定義が進むべき世界だと考えています。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
観光産業について、その成り立ちの土台となる部分を簡単に確認していきます。
観光を成立させる要素として、簡単に二分割してみようと思います。
まず「なにかしらの自然条件が観光の要素となっている」というパターンです。
日本で言えば、北海道のような大自然や、各地に存在する温泉などが該当するかと思います。
この場合、簡単にいえば「その自然現象が、他と比較して珍しく、人の目を引く」から観光として成立しています。
そりゃまぁ、家の裏手にあるようなものを観に行くために、わざわざ遠くへ出かける人はいないでしょう。
ただ、この論法での観光は、年々成立が難しくなっています。
簡単に言えば「この情報化社会にあって、珍しいと思えるような風景」というのは、年々減少しています。
交通網が整理されたことで、温泉地に行くのも以前より簡単になりました。
また風景の珍しさだけでいえば、いまや最先端は「宇宙観光」です。
地球外からみる地球が競合となる中で、それでもなお自分のところの風景を観に来てもらうのが、どれだけ難しいか。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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