おはようございます、今日はラジオ本放送の日です。
先日能登に行きましたが、インフラとしてのメディアが持つ機能は、非情に重要だと感じました。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
廃業を軸に、現在の経済状況について考えています。
自社の強みを理解し、売上を獲得する力を有する企業とそうでない企業。
そうでない企業の中には、いわゆる「系列企業」として下請け業務に専念しているケースがあります。
系列の中に収まり経営をすることは、経済が安定しているときには有効です。
基本的に発注元からの依頼をこなしていれば売上があがりますし、営業活動をしたり新たな創意工夫も特に必要ありません。
しかし、その一方で発注元の経営状況が芳しくなければ、一気に状況は苦しくなります。
現在、日本の大手企業は、その多くが以前ほど好業績を維持できてはいません。
それが故、系列のカタチで経営をしてきた下請け企業の多くが、ほんとうに厳しい状況に追い込まれています。
そしてもうひとつ、売上をあげる力がない企業で進む傾向があります。
それが人手不足です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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