おはようございます、今日はゴルフ場記念日です。
人生で一度だけ、打ちっぱなしというやつに行ったことがあります。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
経営トップの存在と、企業や組織の規模感について話をしています。
ひとつの例え話として。
とある企業の業績が好調で、事業を拡張することにしました。
別の場所にも拠点を用意し、人を雇い、二拠点で事業を行うことにしたのです。
それから数年後、どちらの拠点も勢いをなくし、結局両方とも廃業することになってしまいました。
・・・というなんだかなぁ・・・という例ですが、これ、実は珍しくもなんともありません。
実際にこの手のお話は、業種問わず、あらゆるお仕事で起こっているお話です。
その人は、たしかに自分の目が届く範囲で仕事をする能力は、非常に優れていました。
しかし、人を雇い、人に仕事を任せ、目の届かないところまで事業を展開するのは、向いていなかったのです。
結果、自分の手元で大切にしていた仕事までおろそかになり、結局ぜんぶがダメになってしまった。
これなどは、トップの個性と事業規模のミスマッチが生んだ、最たる悲劇といえます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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