おはようございます、今日は市町村制公布記念日です。
身近な行政単位として、馴染みがあるのはこのレベルではないでしょうか。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
株式投資をはじめるに当たり、必要な会計的知識について触れています。
会計学において「資産とはなにか?」という定義が揺れ続けていることに触れました。
その最たる傾向として、資産の無形化が挙げられます。
いまから50年ほど前の経済であれば、資産の中心にあるのは、有形物でした。
土地や建物、機械装置、自動車や航空機などの運送機械等々。
こういう形あるものの評価は、比較的容易です。
評価に迷うようなときでも、最悪はその処分価格という手がかりになりそうなものがあります。
しかし、現代の経済において、資産=価値あるものは、無形のものが激増しています。
ソフトウェア、オンライン上のコンテンツ、ノウハウ、ブランド価値等々。
これら「形のないもの」の評価は、有形物と比較して、格段に難しくなります。
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このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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