おはようございます、今日は世界動物の日です。
最近、昆虫が我が家のプチブームです。
所得税の基礎についてお話をしています。
小規模企業共済等掛金控除について、収入側のメリットについても確認しました。
・・・と、ここでこれまた世知辛い現実をひとつ。
これらの制度について、収入面のメリットは確かに高いのですが、大前提があります。
それは
・10年単位で資金を拘束されることに耐えられること
イメージとしては「公的な私的年金」を構築するのがこれらの制度です。
その制度上、長期間に渡り資金が拘束されます。
そうやって「自分の老後に備えること」を努力しているなら、税金上も優遇してあげるよ、という趣旨ですね。
つまり、日常的な生活の資金繰りで困っているような人だと、本制度の良さは活かしきれない、ということです。
・生活費を相当程度コントロールできる人
・細かいことを考えなくても毎月の生活が回る高額所得者
このどちらかでないと、これらの制度を有効活用するのは難しいのです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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