おはようございます、今日は藤ノ木古墳記念日です。
先日京都に行きましたが、発掘作業をしていたなぁ・・・
所得税の基礎についてお話をしています。
医療費控除について、対象になるものとならないものについて簡単に触れました。
健康診断は医療費控除の対象にはならない、と説明しました。
そして「診断の結果、疾病がみつかったら対象になる」ということにも触れました。
疾病がみつかった時点で医療行為の範囲内に含まれるので、対象と認められるのです。
・・・という話を踏まえ、以前、とある研修会ではこんなことを言っている先生がいました。
「定期的にいくつかの医者にかかっていれば、合法的に医療費控除の対象ですよ」
頭、胸、胃腸、呼吸器等々、年に一回くらい定期的に医者にかかれば良い、というような発想法ですね。
実際に医者の診察を受けているのだから、たしかに立派な医療行為であり、医療費控除の対象です。
それで体全体、順繰りにかかっていけば、結果的には健康診断みたいなもんでしょ、という考え方のようです。
「そういうのが面倒だから、一度で全部済ませられる健康診断があるんでしょ」
というツッコミは容易に想像ができますが。
もし手間暇を惜しまないのであれば、こういう考え方も採用しうる、という一つの雑学として。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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