「鍼」を含むコラム・事例
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嫌なことでも我慢するべきか?(3)
「嫌なことでも我慢するべきか?」という「感情」の判断ではなく、 「自分を生かせるだろうか?」という「賜物」で判断してみてはいかがでしょうか? そうできれば、 「自分を生かせるなら、困難があっても頑張ろう。でも、生かせないなら、我慢してまで無理する必要はない。」とキッパリ判断できるはずです。 もし今、「嫌なことでも我慢するべきか?」 「自分を殺してまで、無理して耐えな...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
嫌なことでも我慢するべきか?(2)
私たちは、多くのことを「感情」で判断しています。 好きだから「やる」、嫌いだから「やらない」。 でも、感情だけで判断すると、おかしなことになります。 音楽でも、スポーツでも、上達する過程で、一度は「嫌い」になると聞きます。 もし、感情だけで「やる」「やらない」を判断しては、 辛抱や我慢は無意味となり、その先に進むことができません。 「感情」ではなく、自分に与えら...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
嫌なことでも我慢するべきか?(1)
私は、ずーっと悩んできました。 「嫌なことでも我慢するべきか?」 「自分を殺してまで、嫌なことを無理してやり続ける必要があるのか?」 夜も寝付けず、考えに考え、祈り、起き出して、紙に書き出し、それを整理してみました。 そうして、今やっと、何かが少しだけ、わかりはじめてきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 人間には、判断基準となるものが、...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
全力でやって、わかること
全力でやったあと、 全力を尽くしたあと、わかることがある。 何でもできると、勝ち誇った自分を知り、 何でもわかると、思い上がった自分を知る。 全力でやっても、全力を尽くしても、越えられない壁がある。 その壁に、嫌というほど叩きつけられ、つぶされる。 そして、自分の無力さを、自分の小ささを、嫌というほど知らされる。 そうやって、はじめて、生かされているこ...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
なぜ、生きるのか?(2)
年間3万人、自殺をするということは、 年間30万人、自殺未遂をする人がいる。 年間300万人、強度の自殺願望者がおり、 年間3000万人、死んだほうがましだと思う人がいる。 空虚な幸せは、いとも簡単に崩れ去り、 土台なき希望は、ことごとく失われる。 まことの幸せを示しても、人は信じず、 土台ある希望を示しても、人は疑った。 人は、何を求めて生きたら...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
なぜ、生きるのか?(1)
「なぜ、生きるのか? なぜ、生きなければならないのか?」 豊かな日本 制度的には、餓死することも、治療拒否で死ぬこともない。 しかし、年間3万人以上も、自殺をする人がいる。 「なぜ、生きるのか? なぜ、生きなければならないのか?」 高度な日本 多くの人が大学を出て、テクノロジーは最先端を突き進む。 しかし、「なぜ、生きるのか?」に答えられる人は少ない。...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
間違いだらけの診断基準
「性別差」や「年齢差」を無視した日本の医療の実態と検査値基準を調査して、著者の東海大学医学部教授・大櫛陽一先生は権威の決めた基準に妄執する日本の検査基準に大胆な批判と提案をしている。 高齢者が若い人の基準で診断されると多くの検査項目で「異常」となり、多くの不要な薬が処方される。今までの日本は男女の性別差を考慮しないで診断してきた。女性は小さな男としての診断基準であったため、適切な診断がさ...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
メタボリックシンドローム(4)
メタボリックシンドロームの定期健診が義務付けられるということは、我が国の高度経済成長、飽食の時代のつけが回ってきたということでもあるが、生活習慣病の予防と国民医療費削減という見地からは苦肉の策という感じである。 しかし、メタボリックシンドロームと診断されてからの具体的な処置が問題である。さまざまな分野から経済効果を狙ったビジネスツールが乱舞するに違いない。いや、すでに氾濫している。判断を...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
メタボリックシンドローム(3)
国は平成20年春から、メタボリックシンドロームの減少化と生活習慣病に起因する医療費の削減を目的として、医療保険者運営者が40歳以上の保険者を対象に内臓脂肪蓄積(メタボリックシンドローム)に着目した特定保険指導を義務付けることにした。(平成18年度医療制度改革関連法より) 早い話が、来春から40歳以上、75歳以下には毎年、メタボリックシンドロームの定期健診が義務付けられ、そこでメタボリック...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
メタボリックシンドローム(2)
厚生労働省が平成16年に実施した調査によると、メタボリックシンドロームが疑わしき者とその予備軍の割合は、男性で30歳代の20%、40歳代で40%以上、女性では30歳代で3%、40歳代で10%となり、男女とも40歳代で高かったそうです。 さらに、40〜74歳でみると、男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドローム、もしくはその予備軍にあたります。 この割合を数にする...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
メタボリックシンドローム(1)
メタボリックシンドロームとは、肥満が深刻化している欧米で定められた基準に沿って、お腹周りの肥満数値で診断してきたものであるが、2005年の内科学会で日本人に合った独自の基準が発表された。 生活習慣病とよばれている疾患には、「高血圧」「心臓病」「肥満症」「糖尿病」「高脂血症」などがあるが、これらの疾患は個々の原因で発症するというよりも、内臓に脂肪が蓄積した肥満が原因であると考えられている。...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
健康はライフスタイルで決まる(2)
ロマンダリン大学医学部のラモン・マードック博士は「悪い遺伝子が銃に弾を込め、悪いライフスタイルが引き金を引く。」と語っている。 人々が飛行機で移動するとき、飛び立つ直前の飛行機に少しでも異常が確認されたら、その処置が完了するまで延々と飛行場の待合室で待たされる。仮に3時間待たされたとする。そこに居合わせた人々は一様に人生の3時間を犠牲にする。 しかし、不備な飛行機で事故に遭った...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
健康はライフスタイルで決まる(1)
ある人が「自分の両親は二人とも癌で死んだから、自分も癌で死ぬ。」と軽々しく話していた。この人は確実に癌で死ぬと思った。人の人生は口で告白した通りになるからだ。 いつも否定的な言葉を口にしている人の人生はその通りに展開し、いつも肯定的な言葉を口にしている人の人生は、悪い運命を変えてしまうほどアップグレードな人生を味わうことになる。 たとえ、変えることのできない悪い遺伝子を両親から...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
日本の膨大な国民医療費
我が国の国民医療費は1965年に2兆円足らずだったものが、1975年は5兆円を超え、1990年には15兆円を超え、1995年では25兆円を超えた。2004年は32兆円を超えた。 40年間に15倍異常に膨れ上がってしまった。 1兆円を1万円札で積み上げると、9000メートルになる。富士山の高さの3倍である。それを32本並べた金額を医療費に使っているということだ。世代ごとでは、65歳以上...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
ラブ ソナタ (1)
今週の火曜日、埼玉スーパーアリーナに20000万人以上の人たちが集まった。 韓国の一つのプロテスタント教会が何の見返りを要求するわけでもなく、ただ日本と韓国が和解するために、これまでの対日感情を完全に払拭して、一方的に謝罪してきた。この教会の牧師が神様から示された日本に対する片思いの「愛」だという。 この牧師は5万人の信徒を擁する韓国オンヌリ教会のハ・ヨンジョ牧師だ。 これまでの...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
第1回日韓リーダーシップ・フォーラム(3)
第1回日韓リーダーシップ・フォーラムの目的は、日韓が心からお互いに和解して、本当の意味での友好国となり、世界の歴史に多大な影響を与えてきた「バイブル」を土台にして、政治・経済・文化などの交流の場を持ち、中国を含めて、将来は加盟国とともに、アジア共通の利益と発展のために協力し合うAU(AsianUnion アジア連合)「アジア版EU」の実現の可能性を探って、その第一歩を踏み出すためのものである。 ...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
第1回日韓リーダーシップ・フォーラム(2)
第1回日韓リーダーシップ・フォーラムは、実行委員長である衆議院議員の土肥隆一氏の挨拶に始まり、今大会の会長である聖路加国際病院 名誉院長の日野原重明先生が、「すべての人たちが神から与えられた命を、世の中ため、人のために惜しみなく与えて、社会に役立てようではないか。」と訴えられた。 とても96歳を迎えた人とは思えない迫力ある内容のスピーチであった。 続いて、韓流スターたちの挨拶と...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
第1回日韓リーダーシップ・フォーラム(1)
昨晩、第1回日韓リーダーシップ・フォーラムが都内のホテルで開催された。 韓国から約450人、日本からも約350人の政界、官界、財界、金融界、言論界、教育界、医学界、法曹界、スポーツ界、芸能界など、様々な分野で活躍しているリーダーたちが参加した。 特に韓国からはこの日のために、政界から大勢の政治家、財界からサムスン・LGなど財閥企業のトップが参加した。医療、教育界からは大勢の大学の総長...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
自律神経と内分泌について
自律神経には交感神経と副交感神経の働きがあり、お互いに凸凹の働きを上手にコントロールしながら、それぞれの役割を見事にこなして体を調節している。そして、お互いのバランスが崩れたとき、体がどのような警戒警報を発信するかについては先のコラムで紹介した。 我々の体は、この神経性支配である自律神経系と液性支配の内分泌系、いわゆるホルモン系によって支配され調節されていることを認識する必要がある。自律...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
副交感神経が原因でなる病気
副交感神経はリラックスした体調に関係している神経系であるが、これが優位になるというのは、食欲が旺盛なために、いつも食べ過ぎる傾向にあり、しかも運動もせずに、のんびりした生活を好む。一般的に虚弱体質である。 ふくよかな体をしているが、筋肉が弱いために、腰痛や膝痛を起こしやすい。副交感神経優位の人達はその支配下にある血液中のリンパ球の比率が高くなり、日頃から疲れやすく、アトピー性皮膚炎や喘息...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
交感神経緊張が原因となる病気
このタイプの病気になる人たちは、毎日のように残業の連続で忙しく、常に気が張っている人たちで、人間関係でもストレスが多い。何かにつけ怒りっぽい。 このような人たちは交感神経が緊張状態にあり、脈拍数が多くなり、血圧も高く、血糖値まで高くなる。気を付けなければならない病気は、高血圧症、糖尿病、狭心症、心筋梗塞、不整脈、脳卒中などであるが、さらに顆粒球が増加すると組織が破壊される病気になる。 ...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
自律神経と白血球の関係
私たちの体のすべての細胞が、自律神経系の支配下にあることはすでに知られているところであるが、白血球も例外ではなかったことが分かってきた。 血液中にはマクロファージが約3%、顆粒球が約0%、リンパ球が約37%の割合で存在している。この割合は個人差があるものの、これまで単に体質の違いと理解されていた。しかし最近になって、これらの違いがそれぞれの生活スタイルに深く関わっていることが分かり、よっ...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
『病気にならない生き方』新谷弘実著(1)
この本は去年からベストセラーになっているので、読まれた方も多いと思うが、とても重要な情報が盛り込まれているので紹介したい。著者はアメリカの医科大学で外科教授として活躍しており、年に3〜4回は帰国して各地で講演、関係病院で診察している。 新谷先生は世界で初めて、胃腸内視鏡によるポリープ切除に成功し、これまでに9万件以上の内視鏡ポリープ切除手術を成功させている。内外の著名人から絶大な信頼を集...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
顔面麻痺の鍼灸治療(2)
鍼灸治療では、患者さんの男女別、年齢別体質を捉えてツボの選択をする。 顔面麻痺を発病する人は風邪を引いているか、風邪気味の人がほとんどであるから、呼吸器の働きをよくするツボを取り、肩と背中のこわばりを楽にする鍼灸治療を継続して行うとほぼ2週間ほどで回復する。 また顔面麻痺になると味覚異常を伴うことが多い。味覚の神経は鼓索神経といって顔面神経を通っているから、顔面麻痺になると味覚...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
顔面麻痺の鍼灸治療(1)
雨に濡れて体が冷えたり、扇風機の風邪を片側一方から受けながら、うたた寝してしまったとき、また車の窓を開けて、冷たい風を片側に受けながら運転した後、翌朝に目が覚めた途端、顔の半分が麻痺しているのに気付く。 片方の瞼が下がらず、目が開いたままになり、涙が流れ落ち、麻痺した頬の筋肉は垂れ下がり、口元の締りが悪くなる。 顔面麻痺を発病する人にも特徴的な体質というものがある。男性は概して...(続きを読む)
- 滝山 博行
- (鍼灸師)
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