高齢者が若い人の基準で診断されると多くの検査項目で「異常」となり、多くの不要な薬が処方される。今までの日本は男女の性別差を考慮しないで診断してきた。女性は小さな男としての診断基準であったため、適切な診断がされていなかったのだ。
その結果、「無駄な投薬」「危険な投薬」が行われているとしたら、まさに人ごとでは済まされないと言える。
本書で説く「新しい基準範囲」は、エビデンス(科学的研究論文の統計学的結論)に裏付けられたものである。
皆さんも医者まかせの「患者バカ」にならないよう、自分の体は自分で守ることを再認識すべきであろう。多くの方が必携必読の書である。
■著者・大櫛陽一(医学博士、東海大学医学部教授)
■定価、 1,480円(+税) 発行・太田出版
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鍼 覚王院 シャローム治療室
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