血液中にはマクロファージが約3%、顆粒球が約0%、リンパ球が約37%の割合で存在している。この割合は個人差があるものの、これまで単に体質の違いと理解されていた。しかし最近になって、これらの違いがそれぞれの生活スタイルに深く関わっていることが分かり、よって自律神経の変調が白血球の割合に大きく影響していることも分かってきた。
顆粒球は交感神経の支配下にあり、リンパ球は副交感神経の支配下にある。それぞれが刺激されるとその数も増加して、働きが活発になるという。
自律神経系と白血球の割合が連動することにより、顆粒球の割合が高くなったり、リンパ球の割合が高くなったりする。すなわち、生活スタイルの違いにより、自律神経系が影響されるわけであるが、白血球の割合も影響されて変化し、タイプ別の病気が自ずと見えてくる。
これは予防医学にとっても、大きな成果であることに違いない。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
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