中耳炎の鍼灸治療

シャローム治療室 2007-07-11 14:44

風邪を引いていたり、慢性副鼻腔炎などを患っている人が鼻汁を強くかんだ拍子に、鼻汁に混入している連鎖状球菌や葡萄状球菌などの細菌が中耳に入ることがある。高熱を発し、耳は激痛を伴い、鼓膜を穿孔して膿が出てくる。所謂、急性化膿性中耳炎である。

このような急性の症状でも、鍼灸治療は驚くほどの効果を発揮する。特定のツボを刺激することにより、脳がすばやく矯正指令を出すものと思われる。

中耳炎や外耳炎、耳下腺炎など、手足の特定なツボ、特に足の一箇所のツボ刺激で著効するから、体に備わっているメカニズムは実に不思議である。

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