小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - お勧めの取り組み のコラム一覧
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組織の中で「感情的」が必要になること
他人から「感情的だ」と言われたとしたら、それはあまり良い意味でないことがほとんどでしょう。 特に仕事の場面での「感情的」というのは、論理的、冷静、落ち着きの正反対の意味で使われ、感情を抑えて振る舞うのが良いこと、当然のこととされます。何があっても「感情的」にならないように心掛けている人が多いでしょうし、私も基本的な意識は同じです。 ただ、仕事の中からすべての感情を排除することはでき...(続きを読む)
「センスがいい」だけで終わらせない
「センスがいい」とは、基本的に誉め言葉で使われます。 センスには、いろいろなスポーツでの「競技センス」、音楽や美術などでの「芸術センス」から、一般的な仕事の中で言われる「経営センス」「営業センス」「技術センス」といったものもあります。 「競技センス」などは、そもそもの体の作りや体力が違ったり、「芸術センス」ではその人固有の感性の違いであったり、他人では真似できない要素がたくさんある...(続きを読む)
あらためて「人を叱るときの4つの心得」について
これはすでにいろいろなところで取り上げられていて、多くの人に共感されているものなので、ご存知の人も多いかもしれません。私も最近たまたま思い出すことがあったところです。 この「人を叱るときの4つの心得」は、ラグビー日本代表として活躍し、2016年に53歳の若さで亡くなった平尾誠二さんを偲ぶ会において、親友でノーベル賞受賞者の山中伸弥博士がおこなったスピーチの中で紹介されたものです。 ...(続きを読む)
「転職が失敗」と言う人に共通して思うこと
多くの企業で人手不足が顕著になり、求人数は高い水準が続いています。日本の人材流動性はまだまだ低いと言われますが、転職を考える人は増えていますし、実際に転職する人も多いと感じます。 会社側では、採用難で人が採れないだけでなく、せっかく入社までこぎつけてもすぐ辞めてしまう早期退職の問題などもあり、人材確保の悩みは大きいものの、良い解決策は見出せずにいます。 その一方、転職した人がみんなハッピ...(続きを読む)
「話しかけやすい人」の方が得をするという話
明治大学の齋藤孝教授の著書(「不機嫌は罪である」)の中に、「男性は40歳過ぎたら、普通にしていても不機嫌に見えると思った方がいい」とありました。 わかっていたことですが、あらためて言われると、完全に当てはまる世代の自分としては、やっぱりちょっと気落ちします。私の感覚で言い換えると、「気をつけていないと、年を取るほど不機嫌さが増していく」ということです。 あるイメージコンサルタントの...(続きを読む)
「理想の仕事」という調査結果を見て思ったこと
NHKでは「日本人の意識」調査といって、同じ質問、同じ方法で5年ごとに実施して、日本人の生活や社会についての意見の動きをとらえようという目的の世論調査があります。1973年の石油ショック直前が第1回で、最新は2018年に行われた10回目になるそうです。 この中に、「理想の仕事」という設問があります。12個の選択肢の中で1番目と2番目にそう思う項目を選ぶものですが、その1番目と2番目に選...(続きを読む)
「自分が面白い」と思える仕事
少し前のことですが、成功者となった自分がもっとも尊敬、影響をうけた人物を語るというテレビ番組があり、そこで「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の作者である漫画家の秋本治さんが、2016年に逝去された同じ漫画家の望月三起也との話を紹介していました。 望月さんの作品に、戦場カメラマンを描いたものがあり、その中では戦場カメラマンが普通は使わないというカメラのブランドが描かれているそうです。初めて...(続きを読む)
「短所の克服」よりも「長所への注目」が大事という話
以前あった、ある講演会で印象に残っているお話です。 サッカーの元日本代表監督の岡田武史さんと、女子日本代表のキャプテンだった澤穂希さんの対談形式の講演でした。 多くのお話の中で、私が一番興味深く聞いたのは、岡田さんが組織作りについてお話されていた部分です。 ご自身が監督として選手を見るにあたって、好ましいタイプと思ってみているのは、欠点が少なくすべてが80点平均の選手より、50...(続きを読む)
「失敗の共有」による疑似体験で人材育成につなげる
あるウェブ記事で、関西にある人気洋菓子店の人材育成に関する取り組みが紹介されていました。 こちらの社長は、約70人いる社員全員と毎日日報でやり取りをします。罫線だけが引かれた自由書式に書かれた内容すべてに目を通し、翌朝社員へのメッセージを赤字で書き添えて返すそうです。 また、「少しずつ書く量が減っていたり、同じような記述が続くようになったりしたら要注意」だそうで、社員の心の内を見るように...(続きを読む)
「職務経歴書」を書くと自分のキャリアが見直せる
もしも転職活動をするとなると、誰でも必ず「職務経歴書」を書くと思います。それまでの自分の仕事の経験として、どんなことをしてきたかを相手に伝えるための資料であり、転職においては一番決め手になる大事な書類です。 この書き方を指南するような手引きは、ずいぶんいろいろなところで目にします。やはり、書いたことがないと、何をどこまで、どんな書き方をしたらよいのかがわからないということがあるのでしょう。 ...(続きを読む)
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