小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - お勧めの取り組み のコラム一覧
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もしも部下が本当に「自律的、自発的」だったとしたら
部下を持つ立場の多くの管理職の方々は、「自律的に判断して、自発的に動ける部下」を求め、そういう人材はなかなかいないと嘆いたりします。 そんな部下がいれば、確かに優秀な人材には違いないでしょうが、もしもこの「自律的、自発的」を、多くの部下たちが本当に実践したとしたら、上司としては実は結構困った感じになることが多いのではないかと思います。 「自律的、自発的」ということは、裏を返せ...(続きを読む)
「納得」は理屈だけでないということ
リーダーやマネージャーという立場になると、必ずしも部下の意にそぐわないことでも、納得させて実行しなければならない場面に必ず遭遇すると思います。 中には「部下の納得なんて不要だ!」という方もいますが、それはちょっと除外して、その他多くのリーダー、マネージャーという方々は、そのことについて一生懸命論理的に説明し、理屈のつじつまが合っていることを基本にして、部下からの納得を得ようとすることが...(続きを読む)
「お荷物社員」に見る“協働”と“依存”と“責任”の関係
バブル期前後に入社した50代の社員が、「お荷物社員」と化していることが書かれた記事を読みました。 私自身はもう会社員ではないですし、“お荷物になることイコール仕事が無くなること”なので、あまり当てはまりませんが、自分の同世代にこういう状況の人たちがいるのは、何とも寂しい気がします。 コンサルティングの仕事を通じていろいろな会社に関わる中で、「高年齢であまり仕事をしない社員」は、残念...(続きを読む)
上からも働きかければ「提案」だってもっと出てくる
「うちの部下は自分から提案してこない」 「会議で積極的に発言する部下がほとんどいない」 こんな話を経営者や管理者の方々からたくさんうかがいます。確かにそう言いたくなる気持ちはよくわかります。 「俺たちの頃はもっといろいろ上司に言っていた!」などとおっしゃいます。実際にどうだったのかは判断のしようがありませんが、そう感じるところは確かにあるのでしょう。 ただ、私が思うのは、...(続きを読む)
任せているつもりで実は任せていない人
何でも自分でやらないと気が済まない人っていますよね。 中小企業の社長さんなどには、こういうタイプの人が多いかもしれません。人材育成のためには任せていかなければダメと思いながらも、まだ任せられない、任せるのが苦手、自分でやった方が早いなどといって、ついつい自分でやってしまいます。 こういう人は、“本当は相手にきちんと任せていかなければならない”という意識があるからまだ良いのです...(続きを読む)
「中小企業だから人は選べない」という思い込み
採用活動をしている中で、「大手に入社できるなら普通そっちを選ぶでしょ」「中小企業だから大手みたいに人は選べないよ」などとおっしゃる中小企業経営者、役員や社員、取り巻く関係者の方々は、意外にたくさんいらっしゃいます。 人の採用に苦労しているからこそ、そう思うのでしょうし、確かにそういう部分が無いとは言いません。ただ私は、そこに“思い込み”や“決めつけ”という要素も多分にあると思っています...(続きを読む)
「評価制度見直し」の理由を見ていて思うこと
「人事評価制度を見直したい」というご相談を受けることが、最近多いように感じます。課題を抱えているという企業がそれだけたくさんあるということですが、評価制度を見直すという事情は各社各様です。 そんな状況ではありますが、発生している課題が明らかに評価制度に起因していて、その修正が解決策として最優先になるというケースは実は少なく、「活気がない」「マネジメントが弱い」「退職者が多い」「人材が育...(続きを読む)
「リーダーシップ論」はその人の教義のようなもの?
ある程度の社会人経験がある方であれば、リーダーシップに関する本の何冊かを読み、研修のいくつかを受講した経験は、たぶんお持ちだろうと思います。 私もリーダーシップをテーマにした研修など行うこともあり、いろいろな書籍を調べるなど、常に情報収集をします。そんな中で、先日もあらためて思ったのは、「リーダーシップ論は多彩過ぎて、正解があるのかないのか良くわからない」ということです。 「...(続きを読む)
上司への報告、社員への報告
報告することの大切さは多くの場面でいわれ、それゆえに報・連・相などをテーマにした各種研修が実施されていたり、多くの報告書類や会議があったりします。確かに報告しなければならないことはたくさんあります。勤怠、出張、営業状況、作業状況、顧客動向、予算実績、部門業績など多岐に渡り、報告のタイミングも日報、週報、月報、四半期、半期、年間、その他日常業務の中でも折りに触れて行われます。 組織規模の...(続きを読む)
上司への接し方から見える組織風土
多くの会社とお付き合いする中で、会社毎の雰囲気の違いというのはいろいろな部分で感じます。私が良く感じる違いの一つに、「経営者や上司に対する社員の対応」があります。どんな違いかというと、“フラットで差がないイーブンな関係か”、または“何かと上司を持ち上げて特別扱いするような関係か”というところです。 前者は社員の年齢や社歴が若い会社に多く、後者は中堅規模以上で年齢構成が比較的高い、社歴が...(続きを読む)
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