小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - お勧めの取り組み のコラム一覧
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「市場価値」でなく、あえて「社内価値」に注目してみる
「会社の看板」に頼らなくても、どこへ行っても仕事ができ、成果を出せる実力を身につけて、自分の「市場価値」を上げることが必要だと言われます。終身雇用や年功序列が崩れた昨今の状況では、さらに強調されているように思います。 実際に危機感を持ち、自分の将来を見つめて資格を取る、ビジネススクールに通う、副業を考えるなど、具体的な取り組みをする人も増えていると感じます。 私自身は独立事業者なの...(続きを読む)
本当の意味で望ましいビジネスパートナーとは
経営者やプロジェクトリーダーという方々、また今はそういう立場でなくても、仮にそうなったと想定した時、皆さんはどんな相手をビジネスパートナーに選ぶでしょうか。 社会規範に関する感度、順法精神、道徳心といった「人としての善悪」や「モラル」にかかわることは一般的なものであるという前提で、ビジネスパートナーを選ぶ条件を私なりに考えてみました。 思いついたのは以下のようなものです。 ・同じ...(続きを読む)
「意見がない」のか、「意見があっても言えない」のか
ある会社での、部長とリーダーのやり取りからです。 部長はリーダーに、「もっと積極的にいろいろな提案をして、自分から動いてほしい」と言っています。全般的に自分から率先して動き出したり、周囲を巻き込んだりしていくような行動が、少し不足しているようです。 これに対するリーダーの反応は、「はい・・・」「そうですね・・・」と今一つ前向きな感じではありません。性格的にはちょっとおとなしそ...(続きを読む)
意識していなければ見間違う他人同士の人間関係
私の家にカメが3匹います。オスが1匹にメスが2匹で、亡くなった父が飼っていたものが、うちにまわってきました。 水を換えたりエサをやったり、世話をするのは多少面倒ではあるものの、わりと丈夫な生き物で、何かものすごく手がかかるという訳でもありません。 さすがに芸はしませんが、多少の可愛げはありますし、重なり合って仲が良さそうに甲羅干しなどしているので、ほほえましい感じでみていました。 ...(続きを読む)
「環境先行型」と「事前準備型」で、それぞれ考えなければならない接し方
サッカー日本代表の本田圭佑選手は、以前から「自分は環境先行型で、自分よりレベルの高いところでやることで、いろんなものを吸収することができる」ということを話しています。 「良い環境に身を置けば、それに応じて自分もレベルアップできる」ということだと思います。 私もどちらかといえば同じようなタイプで、例えば「言葉を覚えたければ、とりあえずその国に行ってしまえばどうにかなる」とか、「やらざ...(続きを読む)
「暴力に頼らない指導のその後」で思った“教え方を教えること”の必要性
ある新聞のスポーツ欄に「暴力に頼らない指導 道半ば」という記事がありました。 それによると、中高生の部活動における体罰が把握された件数を東京都が調査した結果では、その数は年々減少しており、「暴力はダメ」という教員間の認識共有は進んでいるが、「叩かなくなった代わりに、口がきつい顧問が目につく」という話があるなど、これまで常道だった強圧的な指導で従わせる方法が否定され、その後「どうすれば・...(続きを読む)
過去からの先入観が「人事戦略を制約している」と思ったこと
このところ、人が採れない、人手不足とおっしゃる企業が増えてきています。 そのことに起因した人件費の高騰、人が集まらないことによる機会損失、さらに店舗閉鎖などといったことから、人手不足倒産というような話も耳にすることが出てきました。 そんな中でも、企業から出てくる求人要件を見ていると、まだまだ過去からの先入観から離れられていないと感じることがあります。これは業種や職種にかかわらず、人...(続きを読む)
人は「注目されるとやる気が出る」という話
あるテレビ番組で、「人に注目されるとやる気が上がる」という話をしていました。 「ホーソン効果」と呼ばれるもので、アメリカのシカゴ郊外にウェスタン・エレクトリック社という企業のホーソン工場というところがあり、そこの労働者を対象に実験を行ったということに由来しています。人間の動機づけに関する古典的研究として、比較的有名なものです。 その実験結果とは、賃金、休憩時間、作業場の照明な...(続きを読む)
リーダーに必要な「論理」と「感情」の使い分け
もう10数年も前の話になりますが、ある大先輩の経営者から、「普通の人がやりたがらない仕事、苦労することが見えている難しい仕事を、自分の部下にやらせるとしたら、お前ならどうするか?」と聞かれたことがあります。 当時の私は、「一緒に汗を流すと約束する」「精一杯の支援策を伝える」「具体的なやり方を事前に考える」など、「相手が納得するまで説明するしかない」というようなことを答えたと思いますが、...(続きを読む)
自分の「客観的な現在位置」を知ることの大切さ
ある法事でうかがったお寺のご住職がお話になっていたことです。 ご住職は将棋が好きで、よく将棋を指すのだそうです。ただ、本当に弱くてなかなか勝てないそうです。 ある日も将棋を指していて、相変わらずのように負けてしまいました。対局後のお相手に、「やっぱり私なんかではかないません。お強いですね」と声をかけたところ、その人から返ってきた言葉は、「いや、私が強いのではなくあなたが弱すぎるんで...(続きを読む)
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