対象:家計・ライフプラン
回答数: 2件
回答数: 1件
回答数: 1件
私は高校生です。経済に関する探究授業の一環で、専門家の方のご協力を必要としています。よろしくお願いいたします。
質問1
家計貯蓄率は国民を豊かさを表す指標になりますか?
質問2
1999年から2000年に日本の家計貯蓄率は大きく下がっていますが、どのような要因が考えられますか?
質問3
家計貯蓄率を高めるために、一個人が出来ることは具体的に何かありますか?
質問4
今後日本の家計貯蓄率はどのように推移していくと考えていらっしゃいますか?よろしければ理由も添えていただけると幸いです。
補足
2020/11/02 16:33よろしければご回答よろしくお願いいたします。お手数であれば、一部の回答のみでもお待ちしております。
K.田所さん ( 東京都 / 男性 / 17歳 )
回答:1件
お若いのに深い質問ですね
K.田所様
ご質問ご利用ありがとうございます。
早速ですが。
家計貯蓄率とは「貯蓄純増額を可処分所得で割った比率」ということで、よろしいでしょうか?
☆貯蓄純増額=預金と保険の増額分。
☆可処分所得=収入ー所得税・住民税ー社会保険料。
質問1について
昭和から平成にかけての家計貯蓄率の推移を見ると「国民の豊かさ」を示す指標と言えるかもしれません。しかし、「将来、何が起こるか分からないので、なるべく節約して、お金を貯めておく」というスタンスの家計貯蓄では、とても「豊かさ」とは言えませんね。
私は「昭和の家計貯蓄」は「国民の豊かさ」を示す指標だとは思いますが、平成以後は「国民の豊かさ」を示す指標だとは思えません。
質問2について
1997年には、大手の金融機関の破たんが相次いだのと、消費税増税がなされました。
そして、1999年から2000年にかけては、後に「ITバブル崩壊」と言われる株価暴落がありました。背景と考えられるのは、以上だと思われます。
質問3について
「収入を増やす」ことと、「支出を減らす」ことです。
しかし、今のようなマイナス金利の下で、物価が上がり続ける状況では、家計貯蓄率を高めることは、果たして、いかがなものでしょうか?
質問4について
家計貯蓄率は緩やかに伸びていくとは思いますが、同時に「家計貯蓄ゼロ」の世帯も大きく増え続けていくことでしょうね。
いかがでしょうか?
参考になれば幸いです。
大泉稔
回答専門家
- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
突然の相続で…困っていらっしゃいませんか?
突然の相続で…「株式や投資信託を相続して」困っていらっしゃる方。多額の生命保険金を受け取って戸惑っていらっしゃる方。お気軽に、ご相談ください。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A