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対象:住宅設計・構造

北向きの土地で悩んでいます

住宅・不動産 住宅設計・構造 2014/06/24 01:22

駅から徒歩15分の閑静な住宅地、建ぺい率50%、容積率100%

北東側4.5m市道、間口約12.4m、57坪の整形地

両隣は家、南側は緑地で約1mの高くなっており、2m近い木が数本立っています。緑地は市が所有していて緑の保全に努めている為、家が建つ可能性は低いです。

最初は南側に家が建つ可能性が低いため北向きでも明るいと思いましたが、高低差と木が邪魔になるのではと気になり始めましたがどうでしょうか?

fhumyonさん ( 埼玉県 / 女性 / 30歳 )

回答:9件

石川 淳

石川 淳
建築家

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北側の採光は熱負荷もなく有利

2014/06/24 07:54 詳細リンク

こんにちは

土地でお迷いの事拝見しました。
南に緑地があって、木も数本あるとの事ですので、想像ですが、とても良いのではないでしょうか。
しかも、市の保全緑地であれば先々も借景が望めます。

昨今の夏の暑さを考えた時、南に大きく窓を取る今までの住宅の作り方では熱負荷が大きすぎて、夏の冷房が大変負担となってしまいます。そのため、北側の安定した光を採光に取り込み、南は借景窓を取って、緑を眺めながら暮らせる住宅がお勧めの作り方と思います。

ハウスメーカー的な何LDKタイプの住宅ではそのような計画は出来ないので、注文住宅の工務店や建築家の考えた間取りの家を作られたら、大変良い住宅のできる土地と思います。

参考に写真を添付しますが、画像1は隣接の緑道を借景した住宅。画像2は北向きにインナーバルコニーを作って採光している住宅です。

当事務所のHPに沢山の施工例も載せていますので、ご参考にご覧になってみて頂いても役立つと思います。

では、良い家づくりを!

石川淳
石川淳建築設計事務所
http://www.jun-ar.info

建築設計事務所
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中舎 重之

中舎 重之
建築家

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北側道路の敷地について

2014/06/24 09:02 詳細リンク

悩む理由が分かりません。南側が市所有の緑地ならば悩まずに歓迎して下さい。
南側が1mの高台との事ですが問題にもならない話です。南側に2階建て隣家が建てば、
隣地1m+隣家6m=7mになり、それも敷地境界線より1mしか離れていない状況を想像して見て下さい。隣家の北側は基本的に壁の多い状態ですから高い塀が眼の前に出来る事をイメージして下さい。そのイメージが出来たなら、現状は眼の前には緑地が広々としており、悩むことなく、ラッキーと思えるでしょう。
次に、お客様の家の話をします。北側と西側を境界線より1m離し、東側に3mの駐車スペースを取るとします。敷地の50%の27坪を1階の床面積としますと、南側は3mしか残りません。そこで提案です。1階は玄関・廊下・階段・トイレ・洗面・浴室・個室・寝室等のプライベートなスペースとします。2階にはLDKのパブリックなスペースを広々と取る事をお勧めします。それにより、南側の緑地を見下ろす明るく晴れ晴れとした良い家になると思います。これは、古来より借景と称した、高度な設計技法です。
以上です。 2014.6.24 中舎重之

隣家
駐車
敷地
道路
境界
中山 秀樹

中山 秀樹
建築家

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デメリットよりメリットのほうが多いような気がします・・・

2014/06/24 09:28 詳細リンク

おはようございます。
文章でお伺いする限りでは、デメリットよりメリットのほうがあるように感じます。
仰る通り市の保全緑地であれば、そこに建物が建つ可能性はかなり低いですから、借景として計画してもいいですよね。

また整形地57坪は比較的広いですね。(羨ましいです)仮に40坪の建物を入れても敷地に余裕がありますから計画次第で採光や通風は何とかできると思います。

北側は日光が入らないとお思いの方が多いですが、実は入ります。日光には直射日光と天空光があり、天空光とは空気中の浮遊物に反射した明かりで直射日光より弱いですが一日を通して安定した明かりをもたらします。

まずは、専門家へのご相談から始めてみてはいかがでしょうか。
土地の条件としては決して悪くないと思いますからいい解決策が見出せると思いますよ。


家づくり楽しんでください。

空気
通風
相談
採光
葛原 千春

葛原 千春
建築家

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環境条件を上手に活かした設計・デザインが可能です!

2014/06/24 09:46 詳細リンク

東京都で設計事務所をしております、クロノグラム アーキテクトスタジオの葛原(くずはら)と申します。
ご質問文を拝見致しました。
南側隣地が1m上がってはいるものの、保全緑地があるのは最高だと思います。このメリットを最大限活かせる設計は?と考えますと・・・

家族が集まり活動するLDKのある階を2階にすることをオススメします。
・日中の採光通風性が良い
・ビューが良い
・天井高さが取れる
・高窓を設けて空を眺めることが出来る(夏の日差し対策の庇と、日照調整用のブラインドを考慮)
・バルコニーを設ければさらに開放的で借景が取れ、洗濯物も良く乾きます
・LDK吹き抜けに面したロフトを造れば更に高いところからの眺めも取れ、容積率対象外で収納等のスペースが確保出来ます
・1階は玄関や個室があり比較的壁の量が多く、壁の少ないLDKの階が上に載っている方が構造的にも素直です
上記の内容はデメリットも含め、私のブログでも詳しく記事にしております。参考にご覧くださいませ。
http://chronolog.blog83.fc2.com/blog-category-2.html

お土地の坪数も間口の広さを加味すると非常に良いお土地だと思います!

まずは、親身になって相談に乗ってくれる建築家に相談してみてください。建築家の設計+信頼のおける工務店さん工事でも、ハウスメーカーさんと同等かそれ以下の金額で、しかもfhumyonさんのライフスタイルにジャストフィットな家づくりが可能になると思います。

楽しく住みやすい家になると良いですね。ご健闘をお祈りいたします。

クロノグラム アーキテクトスタジオ
葛原千春
http://chronogram.fantasia.to/

日差し
開放的
通風
LDK
家づくり
酒井 哲

酒井 哲
建築家

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市の管理する緑地帯について

2014/06/24 09:55 詳細リンク

南側に市の管理する緑地が南側にあるのは、
他の建築家からのアドバイスの通り、敷地としては好条件です。

弊所は日野市に事務所があります。
fhumyonさんの敷地と同じように、南側に市の管理する丘陵地があります。
ちょうど丘陵の裾野に事務所の建物がある位置関係なので
窓からは丘陵地の緑が楽しめると思い4月に事務所を借りました。
4月(画像1)はいい感じだった緑地も、6月も近づくと樹々が覆い茂り、
今(画像2)ではクズが絡まったジャンクグルのような状態です。
市の管理地ではありますが、まったく管理されていないのが現状で
今度暇を見つけて、自分で下草を苅ろうと思いますが、
なかなか実現できていません。

緑地のデメリットは
・公園ではないので、樹木の管理が頻繁に行われない
・近景の借景は樹木の生長によって環境が左右される
・樹々が茂ると蚊や虫が大量発生する

このようなことが考えられますが、
南側に建物が建つことと比較すれば、文句無しにいい環境と言えます。
借景や良好な環境を維持するためには、
下草を苅る等、手を入れる必要があるので
緑地の管理体制を一度市に相談してみてはいかがでしょうか。

梅雨があけたら、ジャングルに入りたいと思います。


TownFactory一級建築士事務所 / 酒井哲
http://townfactory.jp

伊藤 一郎

伊藤 一郎
建築家

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いい土地ですね。

2014/06/24 10:08 詳細リンク

東京で設計事務所をしております、伊藤と申します。
ご質問拝見しました。

土地に関してお悩みのようですが、北道路で南は緑地という条件はかなり良い土地だと感じます。

57坪の整形地で間口12.4mということは、奥行15m程という事でしょうから、南側にある程度の庭が取れるでしょう。その庭と緑地とが一体に感じられるような庭のデザインをして、緑地まで自分の家の庭であるかのように楽しんでください。

南側の緑地が1m上がっているとのことですが、一般的には建物の1階の床も50cmほど上げて造りますから2mほどの木ならちょうど1階から楽しめますし、2階の床は地面から3m強の高さになるので、将来木が育っていくことを考えて2階から眺める計画としても十分楽しめるでしょう。

緑地の樹木の密集度や、落葉樹か常緑樹かにもよりますが、いずれにしても南側の緑を生かした計画にすれば、とても豊かなお住まいができると思います。

北側は暗いイメージを持たれがちなのですが、道路がある分北側隣地とは距離が取れていますから明るい空間になり、そちらに開けた北向きの窓からは陽が当たった明るい面を見ることになるので、前面道路や北側隣家からの視線さえ上手くコントロールすればとても居心地のよい家がつくれると思います。

周辺環境を生かすかどうかは設計次第ですので、ぜひ土地の良さを生かしたお住まいができることをお祈りいたします。

緑地
視線
北側隣地
環境
安井 健人

安井 健人
建築家

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北側傾斜の土地もプラン次第

2014/06/24 11:57 詳細リンク

プラン次第で良くも悪くもなります。できれば、建築設計事務所へ依頼される事をお勧め致します。このような条件で腕を振るうことに喜びを感じる人種です。

建築設計事務所
建築設計
依頼
条件
日比生 寛史

日比生 寛史
建築家

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是非、敷地の個性を活かして下さい

2014/06/24 15:35 詳細リンク

はじめまして、日比生寛史建築計画研究所の日比生と申します。

敷地形状や周辺環境、南側の市保有の緑地など・・・総合的に判断して非常に恵まれた敷地だと思います。
せっかくの恵まれた条件ですので、敷地がもつ個性と考えて特徴を積極的に活かして、その敷地、その環境でしか実現出来ない住宅を検討して下さい。

一般的には住宅を建てるに際して南側信仰の人が多いのですが、近年の夏の暑さ対策を考えると、北側の採光は年間通して安定した明るさが期待出来ます。
きっと、ワクワクするような住宅が出来ると思います。

以上、よろしくお願い致します。

日比生寛史/日比生寛史建築計画研究所
hiroshi hibio architects
東京都渋谷区渋谷1-3-18
ヴィラ・モデルナA303 〒150-0002
tel/fax:03-3407-8034
mobile:090-4700-5515
hiro-hha@herb.ocn.ne.jp
http://hha.bz/

敷地
暑さ対策
上村 美智夫

上村 美智夫
建築家

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隣の敷地の方がこちらより数メートル高い場合の対処について

2014/06/24 17:21 詳細リンク

はじめまして、PAO建築設計の上村です。

敷地は整形地ということですし、広さについても十分だと思われます。南側の約1m高くなっている緑地も2m近い木が数本とのことで、木もまばらな状態のようですので、住宅を建てる際は、南側を3m程空け、庭等にすれば、冬でも1階には日が入ると思われます。
その他の点でも、住宅を建てる上で大きな問題となりそうな事は文面からは無いと思います。

この敷地の特徴でもある、南側緑地を上手に生かしてほしいと思いました。

ケース1:1階南側にLDK案
北東の道路側よりは、緑地を望む南側の方が静かで、外部から覗かれる等の心配が少なく、緑豊かで落ち着ける空間とすることができそうです。
ただ、南側が約1m高くなっているという、その土手(斜面)の部分が、LDKから常に見えることになります。この土手の部分をあまり見せたくない場合は、土手が見えなくなる程度の高さの生け垣等を設け、その上部から緑地の木々を望めるようにすれば、隣地の緑地部分を借景として生かせて効果的でしょう。
だたし、今後、木々の本数が増え、そして高く成長すれば日影となる可能性も考えられます。また、緑地の中を人が多く利用するかどうかも、覗かれる等のプライバシーの面での注意が必要でしょう。

ケース2:2階南側にLDK+ウッドデッキのルーフバルコニー案
2階南側にLDKを設ける場合は、緑地方向からの人の視線はさほど注意する必要はなくなります。また、見下ろすような視線で緑地全体を広く望む事ができるでしょう。さらに、木々が増え、高く成長しても、1階ほどには日影となるリスクも少なくなり、木々の成長を見るのが楽しみになるかも知れません。
2階リビングと連続して、ウッドデッキのルーフバルコニーを設けることで、季節の良い時期には、気軽にアウトドア気分が楽しめます。木々も高さが5~6m程に成長すれば、心地よい木陰を作ってくれるかも知れません。
2階にLDK等を設けるメリットのひとつに、屋根の形状等を生かした、吹き抜けた高い天井とすることが可能となり、より一層解放感を感じることができます。


以下は似た様なケースで、参考例として紹介しておきます。
西側の隣地の方が3m程高い住宅の例で、このケースでも西側には今後住宅は建ちそうになく、覗かれる等の心配がありませんでした。

・フォーム 屋上をウッドデッキのルーフバルコニーとしました(プロファイル/PAO建築設計)
http://profile.ne.jp/pf/k-michio/g/l-6330/

・リフォーム 2階ウッドデッキのルーフバルコニー(プロファイル/PAO建築設計)
http://profile.ne.jp/pf/k-michio/g/l-6349/

・リフォーム 内部より見た2階ウッドデッキへの出入口ドア(プロファイル/PAO建築設計)
http://profile.ne.jp/pf/k-michio/g/l-6358/

・リフォーム ルーフバルコニーより見たウッドデッキへの出入口戸(プロファイル/PAO建築設計)
http://profile.ne.jp/pf/k-michio/g/l-6357/

・リフォーム/平塚の家(PAO建築設計ホームページ)
http://www2.gol.com/users/paoarchi/jilei-reform/hra-reform/hra_re1.html


画像の説明-1
断面スケッチ 2階のLDKとウッドデッキのルーフバルコニー連続させることで、気軽にアウトドア気分を満喫できます。

画像の説明-2
2階ウッドデッキのルーフバルコニーの様子


以上、少しでも参考になれば幸いです。

高い
敷地
ルーフバルコニー
ウッドデッキ

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