対象:矯正・審美歯科
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こんにちは。30才女性です。
出っ歯と口元前突が気になり矯正を希望しています。人並みに口元が引っ込めばいいなと考えてました。
そのためには抜歯も覚悟の上でしたが、口元を引っ込めるには上を4番と6番、下を4番の左右合わせて6本抜歯が必要と言われました。
上下4本に抵抗はありませんが、6番は抵抗があります。食事をする時は一番使う歯なので。それが嫌なら上2本のみ抜歯でもいいけど、ほとんど変わらないとのこと。噛み合わせが深い為、その場合は下を抜歯するとバランスが悪くなるとのことでした。個人的には上下4本である程度引っ込まないかと思ったのですが…。
矯正さえすればと思ってたので非常にショックでした。なんとか6番を抜かずにある程度普通になる方法はないでしょうか?
補足
2012/06/07 12:12親知らずは全て埋没してある状態です。
歯並びはキレイとは言えませんが、ガタガタではありません。
mottanさん
(
大阪府 / 女性 / 30歳 )
回答:4件
6本の抜歯と矯正治療について。
歯列矯正を行う場合で抜歯ケースでは、上下4本の抜歯が多くの場合に行われます。
上の大臼歯抜歯を行う場合には奥歯の位置関係が大きく前方へずれているときにとられる選択肢となります。しかし、近年ではインプラント矯正により奥歯を後方へ下げて、大臼歯抜歯を行わない方法もとられるようになっています。またその他の方法で後方へ大臼歯を移動することもあります。お口の中を拝見していないので、詳しくは難しいお話ではありますが、現在は様々な方法で大臼歯抜歯をさけるようにできる選択肢もありますので、もう一度ご相談されてみるといいでしょう。
参考にされてみてください。
ティースアート矯正歯科
www.teethart.com
www.teethart-ortho.com
回答専門家

- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。

堀内 晃
歯科医師
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Re:出っ歯矯正で提案された6本抜歯に抵抗があります
はじめまして長崎の堀内と申します。さてお問い合わせの件ですが、上を4番と6番、下を4番の抜歯する必要がある言われたということですね。
私も矯正医ですが、こういった抜歯をしての矯正治療はよく行う方法です。ただし、上の8番(親知らず)がキチンと使えるという前提のもとになります。要するに、上の前歯を後ろに下げるときに隙間が足りないから6番を抜歯して7番を6番の代わりにする、8番を7番の代わりにするということです。
もし、6番を抜歯しない方法をとられた場合は、その代わりに8番を抜歯して6番と7番をインプラントなどの強力な固定源をつかって後ろにゆっくり下げた後に前歯を後ろに下げるということになり、かなりの時間と根気を要する治療になってしまいます。このあたりは説明をしないとよくわからなかったりしますね。
親知らずは埋まったままということのようですが、できればCTなどで根っこの形がしっかりしていること、必ず使えることなどを確認してもらって治療されるのがよろしいかと思われます。
ご参考になりましたでしょうか。
評価・お礼

mottanさん
2012/06/07 13:41はじめまして。
ご回答ありがとうございます!
担当の先生からも、6番を抜歯する場合の親知らずの役目を聞きました。
ただし、親知らずが降りて来るかはやってみないと解らず、賭けになるとのことでしたので、そこまでのリスクは負えないなーと思いました。
親知らずを抜歯する方法もあるのですね。
時間はかかってもそちらのほうがしっくりきます。
もう一度相談してみます。

堀内 晃
2012/06/07 19:49評価していただいてありがとうございます。
たしかに親知らずが降りてくるかわからない部分がありますよね。ただし、賭けというのもちょっとですよね。私がよくやる方法として治療に入る前にレントゲンやCTを撮影して親知らずの位置を確認しておきます。そして上下4番だけ抜歯して治療に入ります。ある程度でこぼこをとってさあ前歯を後ろに、、、となるちょっと前の時点で親知らずの状態を確認して出てきているあるいは動いてきているようなら6番目を抜歯して治療を継続していくということです。これならどうでしょうか。67を下げてから前歯を下げる方法はやっぱりかなり大変です。また、親知らずが動いてきていることが確認された場合でも親知らずの根っこが劣形根(ちょっと根っこが短いとか不出来)のときは、この方法は使えなかったりします。それは、事前のCTで確認できますけどね。ご参考にされてください。

赤柴 豊英
歯科医師
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機能面が向上するならば選択肢としてあり得ます
こんにちは。長岡のあかしば矯正歯科クリニック、赤柴と申します。
私を含めて矯正歯科の先生、(歯を抜く)歯科医師の先生ともに、できれば非抜歯で治療をしたいと考えていると思います。まずはすべてを非抜歯でできないかどうか?
それができた場合、得られた新しい歯列や咬合が、より健康になっているか? 口が閉じやすいかなどを、治療前と比較します。
そのようにして抜歯・非抜歯を診断していきます。
その中でも小臼歯抜歯は叢生(乱ぐい)や前突を治すのに、良く行われる方法ですが、やはり第1大臼歯となると、抜く診断も(患者さんや抜いて頂く先生への説明も)しっかりしたものがあると思います。
叢生がある場合は叢生を取り除いてから。ほとんど無い場合でも前歯を奥に下げられる量は、単純に考えると小臼歯の幅以上は下げにくいです。インプラントを用いて大臼歯が手前に来ないようにして治療を行っても、前歯を下げられる量は小臼歯抜歯の量がほとんどです。もし、上下の顎骨のずれがとても大きかったり、上下前歯のずれが1cm以上あるようでしたら、小臼歯以外に奥の方でスペースを作って、歯列全体を奥に移動させなければ調和が取れないこともあります。
6番を抜くことはかなり前歯を下げられますが、7番、8番に比べると、元々できが良い歯ですから、お気持ちも分かります。他の方法で上の4番のみ抜歯も提案されておられるので、その先生はいろいろ考えられていらっしゃるのだと思います。他に7番を抜いて6番も奥の方へ移動させていく考えもあると思います。一番大事なことはmottanさまご自身が納得されてから、治療に入ることだと思います。
(現在のポイント:-pt)
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