受け口の女子高生です。

受け口の歯並びとかみ合わせを歯列矯正で治療していくことは可能です。受け口のかみ合わせには、下顎が出ている状態。上顎の成長や大きさが小さい。前記の両方。に大きく分けられ、それによって治療方法が異なってきます。
１、前歯にヒビが入っていることにつきましては、レントゲンを撮らせていただき確認の上、矯治療が可能かどうかを判断していくことになります。表面のヒビだけであれば問題はないでしょう。
２、裏側からの見えない矯正治療は基本的にどのようなかみ合わせでも治療は可能です。
３、抜歯をしての矯正か非抜歯での矯正かにより期間は若干かわってきますが、おおよそ2年半から3年位を目安にしていただくといいでしょう。
４、見た目もかみ合わせも受け口は改善していきます。

上記のいずれも顎の骨を外科的に切除をする手術を前提としない場合で、回答をさせていただいております。個々のかみ合わせの状態によって診断はかわってきます。それによって治療方法も変わってくることもご了承ください。
詳しくはお口の中を拝見してカウンセリングにてお話をお聞きになっていただくといいでしょう。
矯正治療の方法や期間など参考にされてください。
www.teethart-ortho.com
www.teethart.com
ティースアート 矯正歯科

回答）
一般的に、矯正だけで反対咬合を治すためには最小限、右側第一小臼歯（糸切り歯の後ろの歯）の抜歯が必要と思われます。
期間は全体矯正では歯を動かす期間が歯を抜く場合は2年です。また、保定期間は歯を動かした期間と同じだけかかります。
ただし、前歯だけの比較的軽症の受け口では、前歯だけの部分矯正で矯正可能なケースもあります。歯を動かす期間は部分矯正の場合は１年程です。
ただし、矯正治療では、受け口は治りますが、下顎の頤部(オトガイ部)の突出感に大きな改善は期待出来ません。この場合は、下顎を後退させる外科手術が必要になりますが、
オトガイ部分が特に出ているのであれば、一般的には頤部切除手術（Reduction chinplasty）を用いて顎先のみ切除する方法が適応されると思います。
いずれにしても、厚生労働大臣が定める施設基準に適合した育成（更正）医療指定の歯科医療機関でなければ、上記の健康保険治療が出来ませんので、治療方法や治療費用については、歯科大学病院などの育成（更正）医療指定の歯科医療機関に問い合わせて頂きたいと思います。
ご存知の様に、以下の疾病に付随する歯列不正、不正咬合の矯正歯科治療は、育成(更生)医療の適用となり、健康保険での矯正治療を行う事ができます。
たとえば、いわゆる顎変形症、唇顎口蓋裂、などです。また、手術を必要とする強度の反対交合(プロレスのアントニオ猪木さん)や上顎前突等も矯正治療が健康保険適用となりますが、頤部切除手術単独の手術の保険適応は難しいかもしれません。
いずれにしても、しっかりとした検査・診断をした上で、ご本人の希望にそった治療方針
を決定すべきだと思います。

> 1前歯にヒビがある状態で、矯正はできるのでしょうか？

ヒビが原因と思われる痛みがなく、ヒビが歯表面のエナメル質に限局したものであれば、
通常は問題はなく、矯正は可能です。


> 2わたしの歯並びの場合、裏側から目立たない矯正をすることは可能でしょうか？

外側からの矯正が可能なケースの全てが、裏側（舌側）の矯正が可能です。


> 3何年くらいかかるのでしょうか？

期間は全体矯正では歯を動かす期間が歯を抜く場合は2年です。また、部分矯正の場合は１年程です。


> 4見た目の受け口は、治るのでしょうか？

矯正治療（全体矯正または、部分矯正）、および必要なケースでは外科療法を受ければ必ず治ります。

はじめまして、長崎の堀内と申します。さてお問い合わせの件ですが、１～４まで列挙されていますね。順番どおりにお答えしますね。


1前歯にヒビがある状態で、矯正はできるのでしょうか？

＞ひびが入っていても折れていなければ、大丈夫ですよ。


2わたしの歯並びの場合、裏側から目立たない矯正をすることは可能でしょうか？

＞裏側からの矯正は場合により可能です。
場合というのは、
下顎がでている感じがそんなに気にならないということでしたら矯正だけで治療が可能ということですので裏側からの矯正でも可能です。ただし、顎自体のバランス（横顔）が気になるようでしたら外科的に顎を後ろに引っ込める必要がありますので裏側からは難しいと主wれます。
3何年くらいかかるのでしょうか？

＞期間は、2年から３年というところでしょう。

4見た目の受け口は、治るのでしょうか？

＞この質問は、２番の内容から考えて見てください。


顎自体が気になるようでしたら大学病院で外科矯正ということになりそうです。その場合は、保険が適応になります。
顎はそんなに気にならないあるいは外科的な治療は望まないということでしたら保険は適応されません。この場合は、一般の矯正専門医での治療になるでしょう。
いずれにしても、一度矯正専門医をお尋ねになり詳しいことを聞かれて見てはいかがでしょうか。