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賃貸は持ち家よりハイリスクなんですか?

マネー 住宅資金・住宅ローン 2010/09/18 08:27

昨日、TBSのがっちりアカデミーというテレビ番組で、持ち家と賃貸どちらが良いか?という話題が放送されていました。

放送の中で賃貸は持家よりハイリスクだ、と説明している持ち家派の人が居ました。

理由は、持家には団信というものがつくから夫が亡くなると返済がなくなるが、賃貸にはそれが無い、という説明でした。
団信というのははじめて聞いたのでへ~と思ったのですが、賃貸に住んでいる人は生命保険に入れば良いだけなのに、と思いました。

このFPさんの説明は合っているのでしょうか? 私も持ち家派ですが、この説明は間違っているように思ったのですが、テレビに出ている人が言うなら何か私の知らない理由があるのかも?と心配になってしまいました(団信も知らなかった位ですので・・・)。団信というのはそんなにお得なのでしょうか。

持ち家と賃貸の比較はテレビでも色々議論されていて、一概には言えないんだなあという事は良く分かりましたので、リスクという部分に重点を置いて説明して頂ければと思います。

どなたか教えて頂けると助かります。よろしくお願いします。

mny_20さん ( 東京都 / 女性 / 30歳 )

回答:7件

辻畑 憲男 専門家

辻畑 憲男
ファイナンシャルプランナー

1 good

賃貸か、持ち家かについて

2010/09/18 10:19 詳細リンク

おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

mny_20さんの言っていることが正解です。団信は死亡保険です。もちろん保険料も取られます。お得でも何でもありません。
金銭面から賃貸がいいのか、持ち家がいいのかについてですが、答えは「わからない」が正解です。経済情勢とその方のお金の運用の仕方によって大きく変わってきます。
よって、金銭面で考えるのではなく、どちらがより豊かで楽しく生活を送れるのかを考えましょう。一生に一度の人生です。無理して購入し、住宅ローンで苦しまないようにしましょう。

最後に雑誌やテレビになどに惑わされないようにしましょう。
雑誌については、不動産会社、建築会社の広告が載っているものは、広告主のことを考え購入したほうが得だとよく書いています。新聞においても新聞社が思っているストーリーと違う答えになると却下したりします。
テレビなどもより面白く(みんなに見てもらうための話題づくりをしないとならないので)するために事実と違ったりすることがよくあります。


株式会社FPソリューション:http://www.fp-s.jp/
ファイナンシャルプランナー(CFP)
辻畑 憲男

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ファイナンシャルプランナー
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保険
住宅ローン

回答専門家

辻畑 憲男
辻畑 憲男
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野口 豊一 専門家

野口 豊一
不動産コンサルタント、FP

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賃貸はハイリスクとは限りません、寧ろ今後はーー

2010/09/18 10:57 詳細リンク

mny_20様 不動産中心のFP 野口です。

9月17日のTBSのTVは多くの人が見ていたと思います。

先ず「団信」という言葉もやや専門的かもしれません。団信とは、「団体生命信用保険」の略称です。一般に住宅ローンを組む場合に、この団信が組み込まれます。必須条件としている銀行が多いのです。この保険料は、ローン金利に含まれています。又は明示している銀行もあります。ローンを組んだ人(債務者)が万一ローン返済中に死亡した場合に残額のローン元金を保険で完済するという仕組みです。従って残された遺族が支払うことが免れ、その住宅はローンなしで相続すると言うものです。

確かに、ローン以外に別途生命保険に入る手も有るでしょうが、現状ではローン金利に含んだほうが、保険料が半額程度と安くなるようです。保険数理(アクチュアリーという)より算出された保険料だそうです。

この点をハイリスクと称しているのでしょう。もし主人(賃借人)が死亡した場合は賃貸であれば、遺族は賃料を支払っていかなくてはならない。ローン金利を払う代わりに相応分を別の保険に入っていればよいのですが。

日本には、多くの空家が発生しており(14%)、今後この数値はもっと多くなるでしょう。人口減少と住宅の過剰は歴然です。高度成長時代は、「持ち家推奨」でMyhomesがサラリーマンの夢でしたが、今後は政策も「中古住宅の維持活用」に振り向かれるでしょう。賃料もこの2年間大幅にダウンしております。保証金、敷金、更新料もゼロの物件も珍しくありません。

私は、今後はライフステージに合った「賃貸」を推奨いたします。

補足

持ち家のその他のリスク。
住宅の劣化による修理、設備更新費用の発生。40年間で平均一戸建で約500万、マンションで専有部分で300万と言われます。家族の人数に会った広さが変更しにくい。
賃貸のその他のリスク。
改装等が自由に出来ない。地域とのコムニュケーションが取りにくい。持ち主が変わったり賃料交渉等が発生する。

中古
生命保険
住宅ローン
ローン返済

回答専門家

野口 豊一
野口 豊一
(神奈川県 / 不動産コンサルタント、FP)
代表取締役
044-855-8797
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不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント

独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

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一般的にお金を借りることはハイリスクです

2010/09/18 17:48 詳細リンク

mny_20様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

ご質問の件、番組を見ていないので、前後関係などが分かりませんが、リスクという部分に重点を置いて説明しますと、一般的にお金を借りることはハイリスクです。

例えば、お金を借りて事業を起こすというような場合、その人は、高いリスクをとって、高いリターンを目指すことになります。

これは、レバレッジ(てこ)を使って、資本の何倍もの取引ができるためです。

一方で、お金を借りて失敗したときは、より大きなダメージを受けます。

住宅ローンを組んで家を買うのも似たようなところがあり、一生涯同じ家に住み続ける前提で考えれば、賃貸よりも有利と計算する人は多いです。

しかしその一方で、物件の価格変動リスクや災害リスク、金利変動リスクなどは、自ら負うことになります。

もちろん、収入が予想外に減少して、返済不能に陥るリスクもあります。

これらは、賃貸なら回避しやすいリスクです。

ただ、災害リスクは、損害保険に入ることである程度までカバーでき、金利変動リスクも、上乗せ金利を払って固定金利にすることで回避できます。

団信もリスクヘッジの手法のひとつですよね。

このようにリスクが高くても、金融上の手法により、ある程度までコントロールできる場合があります。

番組の内容は、お金を借りて家を買う場合でも、適切に対処すれば、必ずしも賃貸よりハイリスクではないことの説明だったのではないかと勝手に推測しています。

以上、ご参考になれば、幸いです。

ファイナンシャルプランナー
コントロール
リスクヘッジ
金融
住宅ローン

回答専門家

森本 直人
森本 直人
(東京都 / ファイナンシャルプランナー)
森本FP事務所 代表
050-3786-4308
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オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い

お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

渡辺 行雄

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー

1 good

賃貸と持ち家について

2010/09/18 11:06 詳細リンク

mny_20さんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『このFPさんの説明はあっているのでしょうか?』につきまして、残念ながらその番組を見ていないのでFPの方がどのような内容のお話しをされたのかは定かではありませんが、賃貸と持ち家を比較してどちらが有利になるのかにつきましては、一概には言えません。

まず、団体信用生命保険につきましては、一般の生命保険の保障対象が死亡全般を対象とするのに対して、団体信用生命保険の場合は保障の対象が住宅ローン債権のみが対象となりますので、その分だけ支払い保険料も割安となります。

また、住宅にかかる費用という面から比較をした場合、住宅ローンを組んで住宅を購入した場合、将来収入が減ってしまった場合でも、毎月定められた返済額を完済するまで返し続けなければならないことになります。

これに対して賃貸の場合ならば、将来収入が激減するようなことになっても、収入に見合った賃貸に越すことにより、収入減をカバーすることができますので、一生涯にかかる住居費用だけからみた場合には、持ち家よりも賃貸の方が有利になるものと思われます。

ただし、住宅ローンは完済できた後からは固定資産税などだけで済みますが、賃貸の場合は一生涯支払い続けることになりますので、退職を迎える前までにしっかりと貯蓄できる方でないと、老後資金にも支障をきたすことになってしまいます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

費用
購入
老後
生涯
宮下 弘章

宮下 弘章
不動産コンサルタント

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団体信用生命保険について

2010/09/18 10:22 詳細リンク

こんにちは。
横浜で不動産コンサルタントをしております宮下弘章と申します。

ご質問を拝見させていただきました。

がっちりアカデミー、面白いですよね。
私も見たかったです!

団体信用生命保険とは、
住宅ローンを組んで家を購入する方だけが加入できる保険です。

例えば、家賃は家を借りている以上必ず家賃請求がきます。
たとえ収入が無くなったとしても、大家さんからの請求は止まりません。
そして払えなくなれば、出て行くしかないんです。
しかし、そもそも家賃を払えない人が行く先は、かなり限られることは
ご想像ができると思います。

これに対し、団体信用生命保険(「団信」と略します。)は、
もし、ローンを組んでいる人(例えばご主人様)がお亡くなりになったり、
あるいは、高度障害に陥ってしまったりした場合に、
その時点で残っているローン残高に対し、団信が適用されます。
つまり、団信適用でローンはゼロになるのです。
もちろん、残された家族はそのまま住み続けられます。
当然それ以降のローン支払いは無用となるわけです。

お得というよりは、どちらかと言えば残された家族のために
安心してローンを組める・・・のような感じでしょうか。
確実に資産を残せる事にもなりますね。

テレビの出演者が言っているのは、この事になります。

そしてこの団信、
今では「3大疾病特約付」というものもあり、
つまり、保険適用要件が死亡や高度障害のみならず、
脳卒中や心臓病、ガンと診断された時点で団信適用になるものもあります。
ただし、3大疾病特約は加入する保険会社によって要件が
細かく異なりますので、注意が必要になりますが。


こちらは私のブログですが、
団信のことを買いていますので、多少ご参考になると思います。
保険料のこと等にも触れています。

http://yaplog.jp/miya-semina/archive/31


では、簡単ではございますが
ご参考になれば幸いです。

宮下弘章

購入
生命保険
ガン
住宅ローン
診断


ファイナンシャルプランナー

- good

ある意味ではそう言えるかもしれませんが・・・

2010/09/18 12:54 詳細リンク

mny_20さん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。

一般的にはお考えのように持家のほうがリスクは高いですよ。
住宅ローンの返済が滞るような場合は、差し押さえられてしまいますから。
賃貸だと収入が減れば、安いところに住みかえも可能ですね。

しかし、世帯主に万が一の場合に限り、賃貸のほうがリスクが高いと言えるかもしれません。
持家であれば団信でローンがなくなり、そのまま住み続けることができますが
賃貸の場合はその後の家賃はそのまま払わないといけませんから。

もちろん家賃分の保険に加入しておけばいいのですが、そこまで意識して入っている人は少ないものです。

番組を見ていないので、はっきり言えませんが
『世帯主が死亡した場合を考えると、賃貸のほうがリスクが高い』という意味だったのでしょう。

テレビでは時間が限られていて発言の一部だけをカットして放映したり
一部のみを特に誇張して放映したりします。
テレビは視聴率を意識した娯楽番組だとおもって
そういう見方もあるんだ、といった参考意見としてみるようにしましょう。

そもそも、番組のシナリオを考えるディレクターなどは専門家ではありませんし、
番組の中では専門家も思ったことを自由にして発言しているわけではなく、
ある程度の台本ができ上がっているものです。

よって世帯主の万が一の場合だけを考えると、賃貸のほうがリスクが高いとも言えますが
確率的には万が一にならない場合が多いわけですから、家を購入する場合は住宅ローンの額や金利をよく考えて、収入減にも耐えられるような組み方をしたいですね。



株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/

住宅
家賃
賃貸
住宅ローン
西垣戸  重成

西垣戸  重成
不動産コンサルタント

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人生の楽しみ方による

2010/09/18 16:51 詳細リンク

mny_20 様

はじめまして、住まいのコンシェルジュの西垣戸 重成と申します。

「購入か賃貸か」というより、「住宅ローンか家賃か」という表現の方が適当なのでしょうか。

両者共に、ハイリスクな表現は夫々に沢山可能です。

そこで軸になる部分は、その方の人生の楽しみ方(考え方)だと考えています。その楽しみ方により、両者共にリスクになる可能性があるということです。

例えば、あえて極端な表現をしますが、色んな場所に住むことが人生の楽しみ方だと考えている方が、自己資金1000万円を投入し、数年後、購入時よりも1000万円安く売却した場合、数年間で自己資金1000万円が無くなってしまったことになります。

賃貸のままなら手元に1000万円残ったままでした。
これは、購入による大きなリスクだといえますが、もしもこの方が、そうなることを想定の上で購入していたとすれば、予定通りにことが運んだだけのことです。

いずれにしても、「何となく不安」をできる限り明らかにしておくことが大切だと思います。リスクを見極めておけば、リスクではなくなることもあるということです。

mny_20様のご期待に沿う回答ではないかもしれませんが、ご参考のひとつとなれば幸いです。

購入
不安
人生
家賃
賃貸

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