対象:住宅資金・住宅ローン
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賃貸はハイリスクとは限りません、寧ろ今後はーー
mny_20様 不動産中心のFP 野口です。
9月17日のTBSのTVは多くの人が見ていたと思います。
先ず「団信」という言葉もやや専門的かもしれません。団信とは、「団体生命信用保険」の略称です。一般に住宅ローンを組む場合に、この団信が組み込まれます。必須条件としている銀行が多いのです。この保険料は、ローン金利に含まれています。又は明示している銀行もあります。ローンを組んだ人(債務者)が万一ローン返済中に死亡した場合に残額のローン元金を保険で完済するという仕組みです。従って残された遺族が支払うことが免れ、その住宅はローンなしで相続すると言うものです。
確かに、ローン以外に別途生命保険に入る手も有るでしょうが、現状ではローン金利に含んだほうが、保険料が半額程度と安くなるようです。保険数理(アクチュアリーという)より算出された保険料だそうです。
この点をハイリスクと称しているのでしょう。もし主人(賃借人)が死亡した場合は賃貸であれば、遺族は賃料を支払っていかなくてはならない。ローン金利を払う代わりに相応分を別の保険に入っていればよいのですが。
日本には、多くの空家が発生しており(14%)、今後この数値はもっと多くなるでしょう。人口減少と住宅の過剰は歴然です。高度成長時代は、「持ち家推奨」でMyhomesがサラリーマンの夢でしたが、今後は政策も「中古住宅の維持活用」に振り向かれるでしょう。賃料もこの2年間大幅にダウンしております。保証金、敷金、更新料もゼロの物件も珍しくありません。
私は、今後はライフステージに合った「賃貸」を推奨いたします。
補足
持ち家のその他のリスク。
住宅の劣化による修理、設備更新費用の発生。40年間で平均一戸建で約500万、マンションで専有部分で300万と言われます。家族の人数に会った広さが変更しにくい。
賃貸のその他のリスク。
改装等が自由に出来ない。地域とのコムニュケーションが取りにくい。持ち主が変わったり賃料交渉等が発生する。
回答専門家
- 野口 豊一
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
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この回答の相談
昨日、TBSのがっちりアカデミーというテレビ番組で、持ち家と賃貸どちらが良いか?という話題が放送されていました。
放送の中で賃貸は持家よりハイリスクだ、と説明している持ち家派の人… [続きを読む]
mny_20さん (東京都/30歳/女性)
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