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中長期的には「節税効果」というのはなくなる

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おはようございます、今日はランドセルの日です。
我が家の子どもたちについては、ランドセルもあと少しだなぁ・・・と。


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
節税対策用の投資不動産というのは「ボロいものを高値づかみさせられる」かも?
という点について確認してきました。


そして次に指摘する点も見逃してはいけません。


・中長期的に考えれば、節税効果はなくなる


投資用不動産を購入して、経費を計上できるのは建物の部分に関する支払いのみです。
つまり、何年で経費になろうとも、経費になる金額はMAXで建物の金額までです。


仮に建物の代金が1,000万円、5年で経費にできるとすれば、1年で200万円が経費になります。
5年目まではそれが継続するとして、6年目以降は経費計上がなくなります。
つまり、その時点で「経費計上による節税効果」はなくなるということです。


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