おはようございます、今日は電卓の日です。
40年くらい前のやつを愛用しています。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
不動産投資と節税の関係について、マイナスリスクに触れています。
節税効果が高い物件=高値づかみをさせられているかも?という点に触れました。
もうひとつ、節税効果をうたう物件の特徴として「費用計上が早い」という点があります。
詳細は会計処理を学ぶ必要があるのですが、不動産のような高額な買い物は、経費計上について
長い年数をかけて、少しずつ実施していくことが求められます。
その法定年数にはルールがあるのですが、概ね
・造りが簡単で、長い年数が経過している中古物件だと、経費計上が早い
このように言えます。
これ、言い換えると「造りが安っぽくって、ボロい不動産」となりかねません。
これまた昨日も触れた
・良いものを安く購入する
という基本原則からすると、そこに反している可能性があるのです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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