「建築」の専門家コラム 一覧(213ページ目) - 専門家プロファイル

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舘 智彦
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土面 歩史
土面 歩史
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「建築」を含むコラム・事例

10,658件が該当しました

10,658件中 10601~10650件目

住まい手にとって真に「気持ちのいい家」

家づくりにおける建築家の役割は、住まい手の夢を形にすることだと思います。それは住まい手自身が考えてもなかなかたどり着けるものではない。多くの人たちは、本来、自分がどんな暮らし方をしたかったのか、家にどんな夢を抱いていたのかわからなくなってしまっているからです。それを、ときにドライブをしたり、食事をしたりしながら時間をかけて探り出し、その人にとっての本当の「よい生活」とは何か、どんな家ならそれが実現...(続きを読む

手塚 貴晴
手塚 貴晴
(建築家)
2005/12/01 00:01

建築家ブームの裏にあるもの

日本人は、本来、生活の質に非常に敏感な国民でした。それが戦後、生活の質の維持よりも、できるだけ早く多くの人に家を提供する必要性から、バラックの延長のような住宅がつくられてきました。天井が低く、狭い個室がいくつもある、そんな住宅が当たり前のように建てられてきたのです。 ところが何十年かして海外に行く人が増え、「なんか僕らっておかしな家に住んでるんじゃないか」と気付き始めたところから、住宅建...(続きを読む

手塚 貴晴
手塚 貴晴
(建築家)
2005/12/01 00:01

集合住宅と建設コスト-2

“ウ〜む。これじゃあ。私の想定した利回りよりわるいなあ。” 計画案をはじめてみたときとは、うらはらに Tさんの顔が曇ります。 Tさんは、自身で作成されたという事業収支の計算を取り出し、分析。 “建設コスト の 部分が高いですよ。” Tさんが、御自身の考える事業収支から 逆算された 建設コストは、 仕様のグレードをいくらおとしても、とても追い付かないとみえました...(続きを読む

岩間 隆司
岩間 隆司
(建築家)
2005/11/28 19:30

文化の問題 その2

などと書きつつ、 今回のは、ある意味では良かったのかもしれないとも思う。 なぜなら、今のところ死者は出ていない。 阪神の震災ではどうだったろう? あの地域に強度偽造の建築物が無かったとは言い切れない。 比較的新しいマンションも12階建てだったのが11階建てになっちゃったりしていたが、 しかし、あの凄まじい惨劇のニュース映像のおかげで、 「すべて地震のせい」という、無意識の了解ができてしまった。 今...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/26 01:45

ホテル イルパラッツオ

博多にある、イタリア人建築家アルドロッシ氏設計のホテルに宿泊してきました。やはり日本人の感性とは違う空間構成力を感じました。あまり大きなホテルではありませんが、博多の町のなかでの存在感は大きく感じました。 写真:ライトアップされたホテルのファサード(続きを読む

鶴崎 智也
鶴崎 智也
(建築家)
2005/11/23 20:30

私の設計手法

私の設計手法は、 青の色鉛筆だけを使ったラフスケッチから始まります。 (プレゼンの時はこれに少し色を加えます) 空間をあれこれイメージしながら、 とにかく沢山スケッチします。 実はこの手法、 狭小住宅で有名な杉浦伝宗さんがやっていたものです。私が杉浦さんの所員だったころ、理由などわからないまま、見様見まねで青色鉛筆を使ってスケッチしていたことを思い出します。 ...(続きを読む

大塚 泰子
大塚 泰子
(建築家)
2005/11/22 19:30

Y-House and Studio

RC外断熱に木の板を張った事例です。工事記録web 準防火地域でも不燃処理を施していない無垢の木が使えます。 何故かと言うと 鉄筋コンクリートの壁が耐火となっているので、一定の条件のもと木が張れます。脚注*1 準防火地域の木造の建物では使えない外装材も鉄筋コンクリート造では使える場合がある。ということです。 内部はコンクリ−トの壁や天井・床に最低限の仕上げの打放し...(続きを読む

中村 雅子
中村 雅子
(建築家)
2005/11/22 00:00

N邸

都市に住まう 密集した住宅地でプライバシーを守りつつ明るい室内とする為、建物の外にルーバーをデザインしました。 このルーバーは冬至の太陽の入射角度で決められました。逆に夏は直射日光を遮る役割も持っています。 道路から室内の視線は遮っていますが、防犯上、目隠し とならないよう設計しています。 このルーバーは法的には塀となるので、延べ床面積(容積率)にも建築...(続きを読む

中村 雅子
中村 雅子
(建築家)
2005/11/22 00:00

もう大体みなさんと同じ

■2005.11.20(sun) 例の構造設計屋について、 建築に身を置く者として、なんか書かないといけないのかなぁ・・・ 正直、気が重いな。 あーだこーだと憶測でものを言い合い、 わざと大げさな表現で人々の不安をあおり、 犯人を吊るし上げて、正義のふりをしたがる もはやエンターテイメントと化している報道に、つき合うのはなぁ・・・。 私の意見は、もう大体みなさんと同じです。はい。 どうせズルズルと...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 05:47

外階段の家

建蔽率40%、5人家族、旗竿敷地、低予算、広い個室、明るいLDK、プライバシーの高い空間等々…。  これらの厳しい与件をシンプルに突き詰めていくと、この特殊な解答に至った。廊下や階段等、非居室的要素は極力内部でなく、外部に配し、エキスパンドメタルを利用する事で建蔽率に含まれていない。結果、建築を構成する要素は居室に集約され、限られた容積に、最大限の居室と、広がりのある中庭を両立している。 ...(続きを読む

佐藤 宏尚
佐藤 宏尚
(建築家)
2005/11/21 05:47

柔らかな光に包まれたエントランス空間

玄関の扉を開けると、白く柔らかな光に包まれたエントランス空間が広がり、人をやさしく招き入れてくれます。 玄関ホールの床は白い大理石(タソスホワイト)張り、壁と天井・造り付け家具は白い塗装と、白一色で仕上げられています。浮いた感じに造られた靴収納の下には間接照明が組み込まれており、空間を柔らかく照らし出しています。面積的には決して広くない玄関ですが、空間が柔らかい光に溶け、不思議な奥行感を...(続きを読む

村上 春奈
村上 春奈
(建築家)
2005/11/21 05:47

住まいについて

我々建築家の使命は、住まいのなかに豊かな精神性を生み出してゆくということに他なりません。 なにげない、些細(ささい)なことの積み重ねである日常生活には、持続力が必要です。心地良さや感動を味わう居住空間には、あたりまえの時間を楽しんでゆけるだけの「ゆとり」が求められると言えるでしょう。 また、住まいには、かならず敷地があり、またその周辺が存在します。したがって、人や自然、あらゆる...(続きを読む

黒崎 敏
黒崎 敏
(建築家)
2005/11/21 05:46

ルーバーの家

敷地は千葉県房総半島の南端、館山に位置する。IT系企業に勤める若いクライアント御夫婦 のための週末住宅である。丘陵地に位置し、眼下には美しい海を望むことができる。反対側には緑豊 かな山が控え、自然に恵まれた温暖な場所である。 設計にあたっては、クライアントのコンピュータに囲まれた現代的な都市生活を補完する建築とし て、自然とどのような関係を築くか、それをテーマとした。 配置は、海から山への軸線...(続きを読む

佐藤 宏尚
佐藤 宏尚
(建築家)
2005/11/21 05:45

白く柔らかに包まれる空間

東京都心に建つ築30年以上の高層マンションの1室を真っ白な空間にリフォーム。 クライアントは30代のご夫婦と男の子の3人家族。環境のいい立地に建つこのマンションを新たに購入し、これからの家族の基盤となる住まいを自分たちのスタイルに合わせてリフォームしてほしいとのご依頼を受けました。 クライアントの第一の要望は「白で統一してほしい」ということでした。また客室乗務員をしていた奥様か...(続きを読む

村上 春奈
村上 春奈
(建築家)
2005/11/21 05:45

身の丈の家

狭小住宅とは、「限られた敷地の中で、いかに豊かな空間を作り上げるか」という基本的命題に加え、「身の丈(たけ)の家」であるべきだと考えます。 敷地の小ささを「個性」と捉え、大きな空間では実現できない、独創性の高い小さな空間を目指すのが良いでしょう。 「狭小」という敷地に存在するある種の欠落感こそが、個性を表現するための優れた余白であり、結果として、住まい手のライフスタイルが反映された住...(続きを読む

黒崎 敏
黒崎 敏
(建築家)
2005/11/21 05:45

リフォームか新築(建替え)かを判断する基準(3)

つぎに、建物を取り巻く環境についてのチェックポイントです。建物、敷地、道路、隣地の関係から色々な制約が考えられます。 ・建物と敷地の離れは施工性に関係します。 ・法規的には計画道路内の建築ですと構造に制約が発生することがあります。 ・大規模なリフォーム(構造に関わる)の場合は現行法規に合わせた申請が必要な場合があります。 ・敷地と道路の関係がある一定以上では...(続きを読む

仲吉 厚志
仲吉 厚志
(建築家)
2005/11/21 05:44

淡い桜色の光につつまれる空間

桜林に隣接する中古マンションの1室を完全リフォーム。 桜の季節になると、淡い桜色の優しい光に包まれるリビングルームから、デッキ越しにつながる桜の樹冠が桜色の絨毯のように広がります。 東京郊外の公団マンションが建ち並ぶ住宅地に建つ、築20年ほどの中古マンションです。購入されたのは、30代のご夫婦と1歳の女の子の3人家族。東面の窓から臨む桜林の存在が住戸購入を決める最大のポイントだったよ...(続きを読む

村上 春奈
村上 春奈
(建築家)
2005/11/21 05:44

土地探しという名のデザイン

不動産と建築の役割が曖昧になりつつある中、果たしてこれからの建築家には、どのようなことが求められるのでしょう。 土地取得者の期待に応えるために、設計・監理の腕を磨くことは勿論ですが、土地や融資、税金や資産運用など、不動産や建築全般にわたる専門知識を備え、計画を推進していくリーダー、すなわちプロデューサーとしての能力が必要になると思います。 私の事務所でも土地からの相談を積極的に...(続きを読む

黒崎 敏
黒崎 敏
(建築家)
2005/11/21 05:43

お願いしたわけでもない広告

■2005.11.16(wed) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 株式会社○○  ご担当△△様  はじめまして。 建築設計事務所サバイバルデザインの代表 須永と申します。 先ほど、事務所のfaxに古材の案内が届きました。  正直なところ、 突然のfaxによる宣伝、失礼な会社だな、と感じました。  FAXは使用する紙もインクも受け手がその費用を負担するものです...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 05:42

超・軟弱地盤

2005/10/28 地盤試験のために現場に立会いました。 近隣データーを見る限り 地盤も悪くなさそうでしたので、 今回はスウェーデン式サウディング試験 (地盤の硬さを簡易的に測定する調査方法)です。 試験は5 箇所行いました。 まず1 箇所目、試験杭を地中に入れていきます。 ずぶずぶーっと軽々と入っていく。 え〜、軟弱地盤?もう一箇所いってみよう… ...(続きを読む

大塚 泰子
大塚 泰子
(建築家)
2005/11/21 05:42

リフォームした場合と新築のメリット、デメリット

上記の状況を踏まえ、簡単ですが、リフォームした場合と新築の場合とでメリットとデメリットをまとめてみました。 リフォームを行った場合 メリット ・基礎や構造体を再利用するため、新築にくらべてコストが安価になる場合が多い。 ・住みながらリフォームが出来た場合、引越しや仮住まいの諸費用がかからない。 ・これまで住み慣れた家のよさを残しながら、問題がある箇所を改造できる。 ・...(続きを読む

仲吉 厚志
仲吉 厚志
(建築家)
2005/11/21 05:42

自然とともに成長していく家

沖縄の離島に建つ鉄筋コンクリート造平家建ての住宅です。 青く透明な海、白い砂浜、心地よい海風、満点の星空… 強力な台風、海風による塩害、シロアリ、肌をつきさすような強烈な日光… ある時は自然の素晴らしさを室内に取り入れ、またある時は自然の厳しさに負けない骨太な骨格を持つ。自然の持つ力強いエネルギーといかに共存するかが、この住宅の大きなテーマでもありました。 年月を...(続きを読む

村上 春奈
村上 春奈
(建築家)
2005/11/21 05:42

土地デザインコンサルティング

最近は、土地取得に際し、建築家が先行して土地の相談を受けるケースが増えてきてきました。我々はこれを「土地デザインコンサルティング」と呼んでいます。 これまでは、曖昧な不動産情報のままでも、土地の売買は成立してきましたが、最近は、できるだけ詳細の情報を確認した上で、取得したいと考える人が増えてきています。 そのためには建築家から、建物に関する細かいアドバイスをもらわなくてはなりません。...(続きを読む

黒崎 敏
黒崎 敏
(建築家)
2005/11/21 05:41

vol.2ローコスト外断熱に''井戸堀り''?

シリーズを読む 建築で言うローコストとは初期建設コストを抑えると同時に維持管理の手間や費用を抑えかつランニングコスト(=主に光熱費)を抑える事をさします。 そこで井戸掘りです。脚注*1*1 何故、井戸かと申しますと、昨今の東京の夏はもう亜熱帯地方。防暑計画ならぬ冷却計画です。屋根と屋上から流します。1年中16度の地下水で建物を冷やそう。ってわけです。 勿論、...(続きを読む

中村 雅子
中村 雅子
(建築家)
2005/11/21 05:41

閉ざしつつ空へ開く

都心の昔ながらの住宅地の路地の奥に建つ、編集者のための住宅です。 建物は敷地面積30坪の旗竿状の敷地に建つ鉄骨造3階建て。周囲は、幅員4m未満の道路がくねくねと続き、古い木造家屋や商店、オフィスビルなどさまざまな建物が所狭しと建ち並ぶ雑多な環境です。窓を開けるとすぐにお隣さんとコンニチハしてしまうような敷地環境であることから、「プラシバシーを確保しながら、いかに明るく広がりのある空間とす...(続きを読む

村上 春奈
村上 春奈
(建築家)
2005/11/21 05:40

建築シミュレーション

新築計画となれば、土地だけではなく、当然、建築の専門知識が必要になります。 一般の不動産情報だけで、希望の建築が予算内で建設できるかどうかを見極めるのは、簡単なことではありません。 最終的な目的は、土地を取得することではなく、あくまで、そこに理想の建築を建て、実際に生活を始めることですから、全体計画をふまえた上で、土地選びを行わなくては、取得をする意味がありません。 例えば...(続きを読む

黒崎 敏
黒崎 敏
(建築家)
2005/11/21 05:40

04-地鎮祭

そもそも、たたられます。 “われわれ、打合せのときは いつも雨ですねえ…” とYさん御夫妻。 この 大雨での地鎮祭は、極め付け となってしまいました。 地鎮祭 とは、もちろん着工前の儀式なのですが、建物を建てるまえに、その土地にゆかりの 神さま にお許しをいただく、ということですね。 日本は、多神教の国ですね。 あらゆるもの、現象に、神さまが宿り、感謝するという発想...(続きを読む

岩間 隆司
岩間 隆司
(建築家)
2005/11/21 05:39

季節の移り変わりを楽しめる家

もみじの家は、東京郊外の25年程前に造成された住宅地に建つ60代のご夫婦のための住宅です。将来的に娘家族との2世帯同居を視野に入れた計画となっています。 建物は鉄筋コンクリート造2階建て。外部にゆるやかに閉ざしつつ、中庭と大きな吹き抜けをもつリビングルームを中心に、各部屋をコの字型に配置したプランとなっています。断面方向はスキップフロアによる立体迷路のような構成になっており、さまざまな角...(続きを読む

村上 春奈
村上 春奈
(建築家)
2005/11/21 05:39

建築設計の仕事をとおして

−ごあいさつ− 私たちは東京・青山で建築設計事務所を開設しています。 付近には銀杏並木や神宮外苑、東宮御所、青山霊園があり、自然に恵まれた環境のなか、大きな木を眺めたり鳥のさえずりを聞きながら、日々仕事をしています。 私たちは夫婦で建築設計の仕事に携わっています。それぞれ建築家のアトリエ事務所、ハウスメーカーなどで住宅、商業施設、教会、学校、公共施設等の設計監理に携わった...(続きを読む

村上 春奈
村上 春奈
(建築家)
2005/11/21 05:37

SOHO という生活-3

まちの不動産や・X氏:え! こんな部屋でいいんですか?            私は、おすすめできませんねえ。            配線なんかむき出しですよ。            自分であつらえるしかない… 部屋を探しにきたT君:そう、それがいいんですよ! SOCIUS SOHOの入居募集は、リネア建築企画さんお願いしておりましたが、どうらや、その情報は こ...(続きを読む

岩間 隆司
岩間 隆司
(建築家)
2005/11/21 05:31

引戸〜ひとつ屋根の下

引戸はまさに動く壁!消える壁? 日本建築を代表するエレメントです。上手に使いたいものです。 どこかでも書きましたが、住宅を設計するとき、「ひとつ屋根の下」的な・・・・そういう感覚を大切にしています。仕切られた部屋の集合体でなく、大きなひとつの空間の中にいるような家・・・・よい住まいとは、そういうものではないかと思っています。 だから空間を分断してしまうドアでなく、やわらかく分けて...(続きを読む

鈴木 宏幸
鈴木 宏幸
(建築家)
2005/11/21 05:30

妙な車

■2005.11.05(sat) 深夜、建築道場からの帰りに妙な車を発見。 スーパーマーケットの裏口に現れたトラック、 運転手がおりてきて、裏口の片隅出ていた青いポリバケツをサバッと荷台にあけた。 これ全部、さばいた魚のクズ。 こうして夜中に100軒ほど廻って回収するのだという。 ちなみにこの写真の状態で60軒分だとか。 100軒分も集めちゃったら、ほんとにスリ切り一杯くらいになりそうだ。 世の中...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 05:22

柱の傷

先日、自宅の建替えの相談にみえていた御家族のお宅をおとずれて、ちょっと懐かしいものをみつけました。 木の柱に、ペンや鉛筆で無造作に横線が引かれ日付けが書いてあります。大学生になるひとり息子の成長の過程、そう、童謡のなかにでてくる、まさに“柱の傷”です。 この“柱の傷”は、たんなる目印ではありません。 この住いが、家族と共に過ごしてきた時間と記憶の蓄積をあらわしています。 ...(続きを読む

岩間 隆司
岩間 隆司
(建築家)
2005/11/21 05:19

都心の庭に渓谷は?

建築確認の用にて出向いた世田谷区役所玉川支所からの帰り、久しぶりに近くの等々力渓谷に足をむけてみました。 じつに、学生のとき以来でしょうか。 等々力渓谷とは、全くの自然のままとはいかないまでも、緑とせせらぎが残る東京のオアシスのひとつ。なんと、環状八号線を陸橋で高架させてまで、保存された小さな渓谷です。 御盆休みもとれず、ここのところ事務所に詰めっきりの私には、一服の清涼のひとと...(続きを読む

岩間 隆司
岩間 隆司
(建築家)
2005/11/21 05:16

SOHO という生活-2

都市型集合住宅にあります3つのテナントスペースのひとつ (B1-1階・メゾネット)の住人のデザイナーのカップルは、私の インターネットのホームページから、入居を熱望してきた方々です。 当初このスペースは、私の事務所として使うことを考えていたため 浴室も湯沸設備もなかったところを、自費で設置してでも入居した いという彼女達の情熱に、私は大きな感動をおぼえました。 現在このスペ...(続きを読む

岩間 隆司
岩間 隆司
(建築家)
2005/11/21 05:14

現場監督奮戦記-2

鉄筋コンクリート造の分譲マンションが、私の現場でした。 躯体が建上がると、内部の仕上工事が入るまで、常駐の職人さん達はねぐらとして使えます。そんな職人さん達が、昼間あまりにコキつかわれている私を見かねてか、その夜の酒盛に、よく招待してくれました。 私も飲みますが、彼等もあおるように飲みました。 現場ではタイル下地をおこす仕事をする左官屋のひとりが、彼の若い頃の仕事の自慢をはじめま...(続きを読む

岩間 隆司
岩間 隆司
(建築家)
2005/11/21 05:07

現場監督奮戦記-1

私のような、建設現場の現場監督出身の建築家、とは意外に少ないのではないでしょうか。 私が建設現場にいたのは、かれこれ15年程まえになります。 大学の建築科を卒業してから2年ほど、いわゆる大手の建設会社で、現場監督として働きました。 巷ではどことなく好景気のソワソワとした雰囲気が、当時は“バブル”といった言葉はないまでも、それにむかった予兆のような時節であったのでしょう、建設現場の...(続きを読む

岩間 隆司
岩間 隆司
(建築家)
2005/11/21 05:06

マイ・ブーム その後

前記のコラム『マイ・ブーム』は、東京建築士会の機関誌で『建築東京』というという、ま、ちょっとおカタい雑誌に掲載されたものです。 執筆依頼をしてきた、知人の建築士会の担当者曰く “たまには くだけたのもいいんですよ”と。 どうらや、私のキャラ見抜いてのようでした。 掲載1998年ですから、もう7年前になりましょう。 時代の変化はスピーディーです。 この文章もBGMにはS...(続きを読む

岩間 隆司
岩間 隆司
(建築家)
2005/11/21 05:04

音楽の仲間

■2005.10.25(tue) ウチのバルコニーに友人がベンチを提供してくれたので、 音楽の仲間のミーティングをここでやろうということになった。 webデザイナー、ムービーカメラマン、映画の照明さん、建築家、 個人事業者は時間が自由になる。 が、遊んだ分は仕事にならない。 ということで・・・逆算して、今日は朝4時からお仕事なんだな。 みんなといろんな話しをしている中で、興味深い話しを聞いた。 ち...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 05:04

マイ・ブーム

『マイ・ブーム』という言葉をご存じでしょうか? 市場で、個々の消費志向のマニア化が無視できなくなったことを表した、ひとつのキーワードでしょう。  こんな造語と同様に、いま日本人の“個”としての在り方を意識させる現象がいくつか思い当ります。 たとえば、多くの日本人の人生設計のよりどころであった終身雇用制度が崩壊したことは、組織や集団の中で浮遊させていればこと足りた、個々の人生観や職業意識...(続きを読む

岩間 隆司
岩間 隆司
(建築家)
2005/11/21 05:02

「地震が来るともたない」 その2

関東中の住宅が、まったく同じ構造の、まったく同じ建物だったとしても、 一つの大地震での壊れかたには個体差が出るだろう。 「こちらは全壊、3軒向こうは無傷」なんてことがあっても全然不思議じゃない。 偶然にも地震の波が集まっちゃう場所だったり、震動の周期にピタッと合ってしまったり、 山ごと地滑りしちゃったり。 想定も対策もしようのないことに合ってしまうこともある。 そんなんでも一応基準になるのは、建て...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 04:39

教えてあげたい その2

僕の場合もそう。 建築の専門家として、教えてあげたいことはいっぱいある。 特に身内や知り合い、自分が大切にしたい相手であれば尚のこと。 ・大地震で崩れない建物に住め。 ・家具はちゃんと固定しておくこと。特に寝室。 ・家は早く建てろ。賃貸住まいは、家賃をドブに捨てているようなもの。 ・どんなに小さくても土地を買うこと。分譲マンションは古くなれば価値がゼロ(以下)になる。 ・建築の業者ってのはピンキリ...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 04:35

教えてあげたい

■2005.10.11(tue) 昔からよくある話で、保険屋さんは身内や知り合いから勧誘する。 同窓会で10年ぶりにあった友人が保険屋さんになってて、 片っ端から勧誘してたなんてのも古典噺の域だ。 よくパートで保険勧誘員のおばさんの募集がある。 あれは結構給料もいいらしいのだが、 要は、「お客様にウチの保険を勧めるにあたって、あなたもまずウチの保険に入りなさい。 そして勧誘も身内や友人から始めれば...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 04:34

演ってる時のがキモチー

■2005.10.09(sun) 音楽って、聴いてるより演ってる時の方がキモチー。 ヘタッピでも、ずっとずっと気持ちいい。 こういうものって、他にあるかな? 絵は・・・描く行為は地味だなぁ。 料理は・・・食べてる時の方が喜びだな。 映画、写真、彫刻、建築、文学、・・・なかなかないなぁ。 目に見える、形に残る実態はないけれど、 ある一瞬にエネルギーとコミュニケーションが凝縮する、 そういうもの。 あ...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 04:30

森に浮かぶ家

■ 森・・・環境を自分でつくる 武蔵野の緑豊かな遊歩道と、平均的な住宅街に挟まれた建蔽率40%の敷地。敷地の半分以上の空き地をどう残すか、建物の配置計画がカギとなった。 建物を緑道いっぱいに寄せて住宅街との間に空地をとり、そこに4本の木を植えることで、この敷地は住宅街から切り離され木々に囲まれた『森』になった。 ■ 浮かぶ・・・距離感を調整する 階段をあがり2階の床ハッチを閉...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 04:14

朝の家

■concept 周囲を隣家で囲まれた住宅密集地での建て替え。 クライアントからの要望は、「陽の当たる明るい家で、西日の当たらない家を」 唯一の抜けである南東の方角ヘ向けて、ナナメ45度に居室を張り出し、日射しを確保する。 この家は、日の出とともに目を覚ます ※詳しくはこちら ■data 設計:survival design 須永豪 所在地:東京都...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 04:12

HAKA to SOLA

■concept 死者のために用意された、特別な場所がある。 数百年前からそこにある、揺るがぬ力を秘めた巨木、今までもそしてこれからも、永遠にこの場所にあるであろう、都市のど真ん中に取り残された巨大な空地。 陽の光とともに寝起きし、大地を吹き抜ける風を感じる。 本来、当たり前だったはずの住環境を見つけることは、もはや都市においては有り得なくなった。 宅地は切り売りされ、細...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 04:10

S-House

■concept この計画において求められたのは、極限までの経済性であった。 合理的な平面計画が、それを解く鍵となった。 日本古来の引き戸の仕切は、大味になりがちなワンルーム空間に、劇的な場の転換と空間の広がりをもたらす。 内壁を張らずに、構造材料を剥き出しのまま仕上げてしまう工法は、結露を引き起こす心配が無く建物の寿命を延ばす。 必然的に、断熱は壁の外側で処理される。 工...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 04:09

O-House

■concept 定年退職した夫婦のための住宅。 60年間そこに建ち続けている農家を改修し、現代のライフスタイルに合った住宅にする。 敷地には北側に高さ50mにも及ぶ崖がそびえており、危険を背負った土地ではあるが、そこがO家の本家で代々住み続けていることもあり、同じ場所に建てることが望ましいとされた。 1Fを頑丈な鉄筋コンクリートでつくり、既存の家屋をその上に載せ、万が一の崖崩れの...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 04:04

風の高床式 Cube

・風がよく通り抜けること ・安心して窓を開け放てること ・ローコストであること クライアントからの主な要望であるこの3点を同時に解決する手段としての提案。 ■ 高床式 『風通し』と『安心感』、どうしても相反してしまうこの2つを、同時に満たせるもの、それが高床式でした。 1階の床を、人の背丈ほどの高さまで持ち上げてしまえば、防犯や人目を気にせず、窓を開け放つことができま...(続きを読む

須永 豪
須永 豪
(建築家)
2005/11/21 04:02

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