ひとこと添える

　ますます厳しさを増す経済環境にあっては、利用客の維持や拡大なくしてはもはや生き残れません。

　客数を増やすには、一見客にも気に入って頂き、何度も利用する常連客になっていただき、更には家族や知人友人を連れてきていただくことです。

 では、どうしたら常連客を増やすことができるのでしょうか？

★会話を弾ませ、発展させるポイント

①ひと言添えることで、挨拶が会話に変わる 

　　例えば、｢いらっしゃいませ｣に、｢おはようございます。いいお天気ですね｣と付け加えることで会話に変わります。

 　スカーフに目が止まったら、｢素敵なスカーフ、良くお似合いです｣など、一言添えます。

②挨拶に添えるひと言は、返しやすいものにする

 　例えば｢こんにちは、雨が上がるといいですね！｣と返しやすいひと言を添える。

③ひと言添えることができたら、更に気づかいの言葉を加える

 　例えば｢おはようございます、いいお天気になりましたね。先日教えていただいたお店行ってみました。大変参考になりました｣など、感謝の気持ちを伝える。

　挨拶は｢人間関係を築く要｣と言われますが、自然にできているでしょうか。また、会話はお客様とホテル、レストラン結ぶ架け橋です。

 お客様との架け橋を渡るためには、きちんとした挨拶に、自分の言葉でひと言添えることが欠かせません。

　できれば、お客様の名前を覚えて、名前でお呼びしたいものです。

　スタッフの感じも良く、地元客にも愛されるホテルやレストランになれば、予約だけでなく普段使いの利用も増えるなどの効果も大きくなります。　ぜひ、取り組んでみて下さい。

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