おはようございます、首都圏でもたまにこういう駅がありますよね。
昨日からの続き、公的年金の投資商品としての魅力について。
税務面での間接的な利回りについては既に触れました。
しかし、やはり最大の問題は商品そのものの利回りが今後は
それほど期待できないのかなぁ…という懸念です。
資金の出し手に比べて受け手が増え続けている以上、
仕組みとして無理があるのでは?ということです。
本コラムで年金制度の是非を論じるつもりはありません。
この点については、各人が自分の判断で動くべきです。
また、もう一つ挙げられるデメリットとして資金の拘束性が
非常に高いという点を挙げておきます。
個人年金などだと、例えば保険会社から契約者貸付金と
いった制度を使って間接的に現金化することも出来ます。
しかし、公的年金は基本的に満期がくるまで手元に現金を
引っ張ってくる手段がありません。
というデメリットとメリットのバランスを考える必要があります。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
044-829-2137
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