おはようございます、ぼ〜としているだけでも楽しい場所です。
昨日からの続き、農業の現場における常識と非常識について。
(参考図書はこちらです)
具体的な要素は本の中でも色々と言われていますが、ごくごく
簡単にまとめてみると次のようになります。
・生産の都合がプロダクトイン思考しか存在しない
・価格決定権などの基本的なポイントが農家にない
・流通経路の開拓などがほとんど行われていない
・規模の小さなプレイヤーしかいなく、経営体制が弱すぎる
ざっと挙げるだけでもこれだけの要素が存在します。
用語について少しだけ補足をします。
「プロダクトイン」とは「作り手の理屈でモノを売る」という意味合いです。
「これは良いものだ」と決めるのは生産者であるという発想法です。
これに対抗するのはマーケットインという考え方です。
こちらは「これは良いものだ」と決めるのは消費者や購入者だという
考え方を指します。
通常、マーケティング的にはこちらの方が好ましいとされています。
(考えてみれば非常に当たり前のことですし)
このような現場においてこの会社がどのような対抗策を取ってきたのか。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
044-829-2137
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