自分で住むなら価値は低くて良い、というのはとても危ない - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
税理士
044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

自分で住むなら価値は低くて良い、というのはとても危ない

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 会計・経理
  3. 会計・経理全般
経営 経営実践

おはようございます、今日はBリーグの開幕日です。
バスケットもここ最近で、着実に注目度が上がってきているようです。


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
不動産の価値について、自分自身が住むのであれば、価値は低くても問題ないのか?という点について。


確かに、そこに住み続けている限りにおいて、不動産の価値が高くなることは、デメリットが生じます。
不動産価格が上がれば、固定資産税が上がりますから、それだけ維持コストが高くなります。
であれば、不動産の価値なんて、下がってくれる方が嬉しい、という話になりそうです。


ただ、平常状態であればそれで良いのかもしれませんが、状況というのは大きく変化します。
「急な病気で仕事ができなくなり、不動産を手放さざるを得なくなった」
「仕事の都合で遠方へ移動することになり、賃貸に出すとか、売却するなどを考えなければならない」
こういうとき、価値が下落している不動産を所持していることは、ほんとうに大きなマイナス要因となります。


価値が低い物件を買いたい、という人は当然ながら少なくなります。
高いお金を出して借りたい、という人も当たり前ですがいません。
想定している金額よりも低い価格で売却したり、賃貸に出さざるを得ない。


それでもなお、個人の都合により、早く処分を決めなければならない。
そうなると、なお一層価格は買い叩かれることになります。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(税理士)
高橋昌也税理士・FP事務所 税理士

「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します

節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。

044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「経営」のコラム

このコラムに類似したコラム

あらためて、不動産所持について考えてみる 高橋 昌也 - 税理士(2024/09/17 08:00)

物件保有に関するコストの上昇 高橋 昌也 - 税理士(2024/01/28 08:00)

お金を産まない土地にも税金はかかる 高橋 昌也 - 税理士(2023/02/16 08:00)

都市への一極集中化は今後も進む 高橋 昌也 - 税理士(2024/09/19 08:00)