おはようございます、今日は函館夜景の日です。
一度だけ行ったことがありますが、そのときはどこも見て回る余裕はなかったなぁ・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
金融投資について、ドルコスト平均法やインデックス投資の方法を振り返りました。
中長期的に時期を分け、投資対象を分散する方法を採用すれば、市場平均程度に利益が出せる。
個人が金融投資をするときに推奨されるこの方法論については、かなり広まってきたように思います。
その上で、やはりより難しいのは、買い時ではなく売り時です。
どのようなタイミングで金融資産を売却し、現預金に戻すのか?
この点について、明確な回答を提示してくれるメディアや書籍等は存在しません。
昨日も触れた通り、ここ最近あったような株価下落の状況と、自分が換金をしたいタイミングが一致してしまった場合。
どれだけ買い時を分散してここまでのリスクを減じていたとしても、このタイミングでの売却は大きな痛手です。
そして、今回のような大暴落や大幅な市場調整がいつ起こるのかは、誰にもわかりません。
現に、今年はじめころに発刊された経済誌の株価予測で、こんなことを想定していた記事は皆無です。
ですので、この売り時に関するスタンスだけは、自分で決めるしかありません。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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