おはようございます、今日はサムライの日です。
最近の刀剣ブームをみていると、隔世の感があるなぁ・・・とあらためて。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
積立保険による運用と比較して、iDeCoとNISAについて取り上げました。
もちろん、積立保険による運用について、メリットがないわけではありません。
積立保険の場合、契約時点で「この時期まで契約を維持していれば、これだけの運用成果が得られる」
ということが確約されます。
その意味で、iDeCoやNISAと違って、運用の結果に右往左往する必要がないのは確かです。
ただし、その約束された成果を得るためには、相当程度の時間を経る必要があります。
この混沌としたご時世にあって、10年とか20年先まで同じ契約を続けるのが、合理的なのかなぁ?と。
時間というものは、投資手法を検討する上で、とても大切な要因です。
また昨今の状況からいえば、物価の動向についてもよくよく検討する必要があります。
積立保険の運用によって得られる利益が、果たして10年後、20年後に、どの程度の価値があるのか・・・?
そういう諸々を考えても、やはり積立保険による運用は、あまり積極的になれないんだよなぁ・・・と。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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