おはようございます、今日は零細・中小企業デーです。
小さなお仕事がたくさん育つような社会の構築に、税理士として関わりたいものです。
複式簿記についてお話をしています。
きちんと金融機関と話をしたいと思ったら、複式簿記の帳面は必要不可欠です。
税務署などの課税庁:複式簿記で税金を安くしてあげるよ
金融機関:正しい帳面をつくっていれば、それだけきちんと審査できるよ
少なくとも、この二大利害関係者にアピールできるだけでも、複式簿記を採用しない手はないと思っています。
よほど事業規模が小さい場合(年間で数十万円程度の売上とか)は別にせよ・・・
基本的に、それを生業としてやられているような方は
・青色申告 + 複式簿記の採用
これを採用した時点で、はじめてスタートラインに立てた、といっても過言ではありません。
これ、逆にしてみれば簡単で・・・複式簿記を採用しないということは
・高い税金を払っても文句はいいません
・金融機関に相手にしてもらえなくても構いません
と宣言しているに等しいのです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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