納谷 学(建築家)- コラム「地盤が最初」 - 専門家プロファイル

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家は住む人のもの。芸術でも、敷居の高いものでもありません

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ナヤ マナブ
( 神奈川県 / 建築家 )
納谷建築設計事務所 主宰
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地盤が最初

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湯ノ山の住宅 2008-08-10 18:00
「湯ノ山の住宅」の敷地南側に面する前面道路は、坂になっていて西から東におおよそ1m下がっています。

我々は、この敷地のレベル差を建物内部の計画に取り入れました。
年配のご夫婦が多く使うリビングやダイニングキッチン、寝室などのスペースは、バリアフリーにしています。

一方、一段(1m)高くなったスペースは、息子さんの部屋として使い分けています。
写真は、ちょうどその建物の段差を撮っています。

根切り工事が終了した時点で、敷地の地盤が構造的に耐えられるか検証中です。
当然、建物の設計途中で地盤調査をしましたが、本当に調査と同様の支持層が出ているのかの確認です。
検証の結果は、もちろん大丈夫でした。

ここのコラムでも何度も書かせてもらいましたが、どんなに格好いい計画でも、どんなにきれいに仕上がっても、一つ一つの工程の中で、きちんと検査して設計通りに建物が成立するのか監理しないと意味がありません。

地盤が最初の確認項目です。

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