対象:住宅・不動産トラブル
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よろしくお願いします
物件として3900万円の戸建を購入し、契約(土地の所有権も当方に移行済み
)、銀行の借入審査も終わっている状態です
本日銀行側と本契約をしに行くと不動産のセールスとの月々払いと銀行側が提示してきた月々の支払い
額に14000円も差額がありました
原因は不動産のセールスが3900万のローン元本で計算する所を約500万少ないローン元本で計算していたことです
この事が発覚し、当方はローンの本申込はまだしておりません
不動産のセールスは当初から当方と月々払いをメインで話をしていたことを認めており、一方的に計算ミスをしたと100%の過失を認めています
5月に引越しが控えており、諸々の住所変更も済ませ、家財も段ボールに詰め込んでしまってる為引くに引けない状態です
不動産のセールスが提示した月々の支払いで既に契約をしていますので差額の約500万は不動産の過失として値引き請求出来るものでしょうか?
補足
2018/04/17 08:43補足です
当方素人の為言葉足らずで申し訳ありません
1不動産との本契約済み(土地建物当方所有権)
2手付金100万お支払い済み
3持ち物としては不動産の親会社(契約のタイミング最中に分社化しており仲介手数料は0円での契約になってます)
4当方は1400円プラスになる前の金額だからこそ購入をしています(不動産も認めている)
5印鑑証明、住民票なども住所変更済みなので契約不履行にすることは考えていません
よろしくお願いします
澪パパさん ( 愛知県 / 男性 / 27歳 )
回答:2件
珍しいお話しで聞いた事がありません。
澪パパさんこんにちは。大阪で設計事務所をしています福味と申します。
こんな間違いもあるのですね。40年間住宅設計に携わっていますが、初めて聞く話しです。恐らく、前例も無いのではと思います。
まず、本契約していない段階で所有権が移転しているのに驚きました。普通は所有権移転と本決済を同時に行います。土地の所有権とカッコ書きされているのですから建物の所有権はまだ移転されていないと言う事なのでしょうか。
それでも、建物だけの担保力で土地取引を先に済ませてしまう事も聞いた事がありません。
前例を知りませんので、今後どの様な事が考えられるかと云う事なのですが、全て民事のお話しですので、話し合いが基本になります。
1.このまま、事もなく話しを進める
2.値引き交渉をして取引を済ませる
3.契約を破棄し白紙に戻す
の三択かと思います。
1.は月々の支払いが14000円増えますのでとても承諾できないでしょう。先方も過失を認めていますので14000円を一方的に負担する事も無いかと思います。
2.値引きとなると契約先の不動産屋さんの持ち物なのか、タダの仲介先なのかで結果が変わって来ます。不動産屋さんの所有であれば、500万円の値引きになるのか、金品以外の方法で弁済を図るのか別として、それなりの値引きは可能かと思いますが、仲介であれば売主が拒否してしまえば、取引は成立しなくなります。その時は土地は澪パパさんの物。建物は他人の物となり、司法の場で解決を図らなければならない少々面倒な事になるでしょう。
3.ですが、契約条項の中に、白紙解約についての条項があるのではと思います。それに則って処理しますが、それが有利なのか不利なのか条項を熟読しなければ何も言えません。
これらは全て話し合いが基本となります。相手が納得の行く誠意を見せてくれるのであれば、穏便に済ませる事が肝要ですが、どうしても納得いかないとなれば、弁護士等の代理人を立てて交渉に当たるべきかと考えます。
補足
補足回答が遅れ申し訳ございません。
土地建物とも所有権を持っておられるのでしたら、値引き交渉されるのが妥当かと思います。
これは交渉事ですので、立場的に不利な人が歩み寄る結果となります。今回の場合所有権が移転してしまっている以上、不動産屋さんは非常に不利な立場にあると云えます。
500万円分値引き交渉されても宜しいですが、不動産屋さんとも今後の付き合いを続けたいのであれば、納得のいく範囲で妥協も必要かと思います。先方が100%の過失を認めている状態ですので、相手の出方を待つと云うのが基本かと思います。
「交渉が長引けば長引くほど、当方の仮住まい費用が余分に発生し、それにより派生する経費を全てご負担願う事になる」と釘を刺しておけばお座成りにされる事は無いかと思います。
回答専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
福味 健治が提供する商品・サービス
住宅性能表示制度や長期優良住宅やエコポイントにも対応する、環境とお財布に優しい住まいの提案
ローン金額間違えによる値引きについて
澪パパ様
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、不動産業者の過失として500万の値引きの可否
については、相手の仕入れ状況や売り上げなどの経営状態、また経営方針による
ところが大きいかと思います。
計算ミスという過失を認めており、その支払額であれば購入をしなかった意向も
知っていると認めているとのことなので、業者側からの解決案の提示も早い段階
であるかと思います。
また、ミスを認めるということは、言った言わないでもめる姿勢でなく、
相場にあった責任を取る姿勢があるとも受け取れます。
その計算ミスに対する責任の取り方として、500万円分の値引きというのは
法律などで強制できることではないと思います。
業者側の仕入れや諸経費もろもろを考えた際、売価3900万のうち500万となると、
相場や市況にもよりますが利益が出ない又はマイナスになる状況が想定できます。
そうなりますと、ミスを認めたうえで契約を解除する方向の提案、新たな住居の
敷金礼金、引っ越し代などの損害賠償として数十万程度を提示してくることも
考えられます。
しかしながら、交渉はしてみなければ希望の条件は得られませんので、
話はしてみるに越したことはありません。
ただし、本来なら飲まなくても良い大幅値引きを持ち掛けているということは
年頭に置いて話の順序や交渉内容は組み立てなければならないと思います。
地域での評判や噂の良し悪し、地場での人間関係が大切なエリアであったり、
かなり良心的な絵経営を心掛けていたり、500万の値引きでもマイナスがない
企画であれば、お願いする振る舞いや心象などにもよるでしょうが、その話が
通る可能性もあります。
今回は解約となっても、良い空気感で貸しのある関係を保てれば、優先的に良い
物件の紹介を受けたり、値引き等でも他にはない特別な優遇をされるかもしれません。
またゼロから探し出すより、そういった不動産会社を抱える優位な状況で次を探すのも
澪パパ様にとっては利益かと思います。
澪パパ様の立場からすれば、納得できないお気持ちも十分理解できますが、
現実としてそこまでの強制が困難である以上、その中で最も利益のある結果に
役立つアドバイスとして頂ければ幸いです。
以上、ご参考になりましたでしょうか。
アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也
回答専門家
- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
(現在のポイント:-pt)
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