対象:住宅・不動産トラブル
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珍しいお話しで聞いた事がありません。
澪パパさんこんにちは。大阪で設計事務所をしています福味と申します。
こんな間違いもあるのですね。40年間住宅設計に携わっていますが、初めて聞く話しです。恐らく、前例も無いのではと思います。
まず、本契約していない段階で所有権が移転しているのに驚きました。普通は所有権移転と本決済を同時に行います。土地の所有権とカッコ書きされているのですから建物の所有権はまだ移転されていないと言う事なのでしょうか。
それでも、建物だけの担保力で土地取引を先に済ませてしまう事も聞いた事がありません。
前例を知りませんので、今後どの様な事が考えられるかと云う事なのですが、全て民事のお話しですので、話し合いが基本になります。
1.このまま、事もなく話しを進める
2.値引き交渉をして取引を済ませる
3.契約を破棄し白紙に戻す
の三択かと思います。
1.は月々の支払いが14000円増えますのでとても承諾できないでしょう。先方も過失を認めていますので14000円を一方的に負担する事も無いかと思います。
2.値引きとなると契約先の不動産屋さんの持ち物なのか、タダの仲介先なのかで結果が変わって来ます。不動産屋さんの所有であれば、500万円の値引きになるのか、金品以外の方法で弁済を図るのか別として、それなりの値引きは可能かと思いますが、仲介であれば売主が拒否してしまえば、取引は成立しなくなります。その時は土地は澪パパさんの物。建物は他人の物となり、司法の場で解決を図らなければならない少々面倒な事になるでしょう。
3.ですが、契約条項の中に、白紙解約についての条項があるのではと思います。それに則って処理しますが、それが有利なのか不利なのか条項を熟読しなければ何も言えません。
これらは全て話し合いが基本となります。相手が納得の行く誠意を見せてくれるのであれば、穏便に済ませる事が肝要ですが、どうしても納得いかないとなれば、弁護士等の代理人を立てて交渉に当たるべきかと考えます。
補足
補足回答が遅れ申し訳ございません。
土地建物とも所有権を持っておられるのでしたら、値引き交渉されるのが妥当かと思います。
これは交渉事ですので、立場的に不利な人が歩み寄る結果となります。今回の場合所有権が移転してしまっている以上、不動産屋さんは非常に不利な立場にあると云えます。
500万円分値引き交渉されても宜しいですが、不動産屋さんとも今後の付き合いを続けたいのであれば、納得のいく範囲で妥協も必要かと思います。先方が100%の過失を認めている状態ですので、相手の出方を待つと云うのが基本かと思います。
「交渉が長引けば長引くほど、当方の仮住まい費用が余分に発生し、それにより派生する経費を全てご負担願う事になる」と釘を刺しておけばお座成りにされる事は無いかと思います。
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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この回答の相談
よろしくお願いします
物件として3900万円の戸建を購入し、契約(土地の所有権も当方に移行済み
)、銀行の借入審査も終わっている状態です
本日銀行側と本契約をしに行くと不動産のセールスとの… [続きを読む]
澪パパさん (愛知県/27歳/男性)
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