対象:住宅・不動産トラブル
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2階建て一軒家の新築途中(完成間近)です。
西側に15m程の駐車場を挟んで南北に長いマンションが建っています。
マンション・駐車場の土地が高く、当方の2階フロア高さ近くになるため、防犯上、2階西側の窓を面格子付きにしました。
北側の窓もブロック塀が高いため面格子付きにしました。
そこで相談です。
ある日、2階西側の面格子のある窓のところに立っていると、
時々、“ブォーン”と言ったような振動を感じる異音(振動と音が共にだんだん強くなってだんだん弱くなって消える)がしました。
振動音、共振音と言うのでしょうか。その時は何度も規則性が無く不定期に生じました。
風が強くなった時に生じているように思われました。
1階にいても2階にいるとき程ではありませんが振動音がわかりました。
工事中の大工さんにも見てもらいましたところ、面格子ではないかと言われました。
窓を開けて面格子を触ると振動が感じられました。
風による共振音のように思われます。(カルマン渦による共振?)
他の面格子はチェックしていませんが、風が相手ですので タイミングが合わないと「これです」と言えないのが辛い所です。
その後、時々建築中の家に行きますが、あの時の共振音には遭遇できていません。
窓メーカーの営業担当者には建築会社を通じて、この現象を人工的に再現した上で対策をするよう要求しています。
窓メーカーには見るのは良いが、触ってはいけない(ねじを増し締めしてはいけない)と言っておきましたので、
今後、作業者伴い現状を点検させて欲しいと言われています(ねじの緩みや施工の点検)。
「ねじが緩んでいたから締めました。これで大丈夫」と言われても、「そうですか」とは言えません。
現象を人工的に再現できなければ効果の確認方法がわかりません。
建築業者にはこの問題が解決するまで残金の支払いはストップすると言っています。
このままで引き渡されても住むことができないくらいの ビックリする振動音 でした。
引渡しを受けて住み始めてから分かるよりは良かったのですが・・・困りました。
窓メーカーはこの現象を人工的に再現できるでしょうか?
窓メーカーは対策してくれるでしょうか?
それとも、建物の構造的欠陥でしょうか?
同様の映像や音が入手できないでしょうか?
今後、私はどのように対応すれば良いのでしょうか?
補足
2015/04/13 18:24木造2階建ての2階の窓です。
4/11(土)に面格子の振動音が再び確認できました。天気が良く穏やかな日で、強風でもなく心地よい程度の風でした。
窓メーカーの営業担当者は共振・共鳴することは知識として知っているがどのような音・振動があるのか知らないようです。社内にもそのような映像・音が無いと言っていますが本当でしょうか?
インターネットでも色々と探しましたが映像・音を見つけることができませんでした。
第三者に説明するにも "これ” と言えるものが無く、その振動音の程度が理解してもらえず困っています。格子の共振・共鳴に類する映像・音のデータがあれば教えてください。
また、窓メーカーは共振が発生した場合の対処方法などを用意していないものでしょうか。
ななはちさん ( 奈良県 / 男性 / 55歳 )
回答:2件
振動の発生原因の特定が必要かと思われます。
はじめまして。東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
補足によると一番怪しそうな風が原因でもなさそうで、やや謎めいた話になってきたように思えます。音の問題だけに答えにくいところですが、とにかく振動の発生原因を見定めなくては先に進めなさそうです。面格子以外のどこか発生源から固体伝播か空気伝播で伝わってきた振動に、面格子が共振しているのかもしれません。自家発電機など新居工事の作業、近所の別工事、隣接駐車場、車や電車の走行、隣家のエアコン室外機や掃除機など、注意を広げて異音発生中に周辺の変化を観察されることをお薦めします。日を置かずすぐに再度感じられたとすれば、頻繁に起こる事象かもしれません。
よく分からぬまま取付けだけ締め直して終わり、ではななはち様のご不安ももっともです。原因さえ分かれば対処法も前向きに検討できるようになりましょう。もし試してみて面格子を外せば解決するのなら、プライバシー対策や防犯対策はガラスの半透明化や防犯ガラス化など別手段もありえます。振動源が日常的なもので面格子をやめても解決しない、などとならないことを願っています。
もしすでに振動源をさまざまチェックされた上でのご相談でしたら申し訳ございません。少しでも状況の整理につながればと思いコメントさせていただきました。多少なりともご参考になれば幸いです。
評価・お礼
ななはちさん
2015/04/14 23:46大沼様 コメントありがとうございます。
全て言われる通りです。
私も色々探ってみました。
建築現場は田舎町の住宅が集まったところで、回りに振動の発生源は見つかりませんでした。
人通りも、車の通りも少なく静かな所です。
隣接する駐車場の車の出入りとの関係はありませんでした。
隣が留守(車が無い)の時も振動音がありましたから隣家のエアコン室外機・掃除機も該当しません。
週に一度、工事関係者が来ていて鍵が開いている土曜日に建物の中を見に入るだけですが、
無風の日には振動音はありませんでした。
4/11(土)は強風ではなく、普通に風が吹いている程度の春日和でした。
少し風の音が強くなってきたなと思うと、ほんの数秒間「ブォーン」と振動音が発生します。
振動の波が一つ一つやってくる感じで、振動音は連続して発生しません。
テレビコマーシャルもしている某有名メーカーの窓ですし、某有名建築業者ですので、
窓(格子)自体、建物自体に特段の不具合があるとも考えにくいです。
風により共振しているとしか考えられない状況です。
第三者に「これです」と見せられないのが非常にもどかしいです。
インターネットで情報を探しましたが、良い情報を見つけることができませんでした。
ただ、2階の窓の面格子が共振音を発するのは珍しいことのようですね。
以下は私なりの答えです。
ただ、すぐに結果を見たいのですが実験方法がわかりません。
原因が風だとすれば、今となっては格子の固有振動数を変える改造(対策)しかないと思っています。
上下に縦格子を支える横方向の桟がありますが、上下の間に横桟を1本乃至2本追加すれば、状況はかなり変化すると思っています。
しかし、これでは現状のような普通の風では共振が無くなっても、台風などの強風時はどうなのか判断できません。
菱形状の格子にすれば更に風に対する強度はありそうですが・・・効果の程がわかりません。
いずれも結果を見なければ正しい対策であったかどうか効果の確認・判断ができません。
あまりに長引き、入居が遅れるようであれば、最悪、格子を外すことも対策の一つと考えないといけませんね。
回答専門家
- 大沼 徹
- (東京都 / 建築家)
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。
天候に左右される不具合
はじめまして
天候に左右される住宅の不具合は、施工業者さんに説明しづらくてストレスが溜まりますね。
立地状況から察するに、通常の風よりも強くなるビル風の通り道が運悪く2階西側の面格子付近にあるのかもしれませんね。
既製品の縦面格子では強風時、確かに風切り音がするケースもありますが、ななはちさんの2階西側の面格子は本体自体も強風で振動している推測は当たっているように思えます。
窓の大きさ(面格子の大きさ)が分かりませんが画像のような「縦面格子」の上下の長さが長いほど棒状のアルミ部分は振動でぶれるわけですから、他の画像のようなクロス状のもので私なら今後の対策として試してみたくなります。
1本1本の桟がクロス状になると「面」で支えることになるので、1本のビビリ音は解消されると思うのですが・・
風切り音はどうしてもすると思いますが、共振による低周波が家の中に伝わると、襲われるような恐怖心を抱くのは当然ですので、早めに対処してもらえるといいですね。
先の先生が仰るように、2階の直接侵入しづらい場所でしたら、防犯ガラスやシャッターで対応することも最悪はお考えになられてはいかがでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
やすらぎ介護福祉設計 斉藤
評価・お礼
ななはちさん
2015/04/21 00:19斉藤様 回答ありがとうございます。参考になりました。
先日、窓メーカー営業担当者、建築現場担当者と三者で対策を相談しました。
窓メーカーから作業者が製品に不具合が無いか、ねじの緩みが無いか確認しに来てくれましたが異常はありませんでした。
建築業者の施工不備もなさそうです。
従って、商品にも施工にも異常はないため、風の影響により面格子が共振していると判断しました。
縦面格子の上下の長さが1.1mあります。面格子としては長い部類かもしれません。
ギターの弦を弾くように縦格子を指で弾くと共振時とよく似た音・振動を再現できました。
建築現場担当者には以前、共振音を確認(遭遇)してもらっています。
窓メーカー営業担当者は共振音がどのようなものか聞いたことが無く感覚的には分からないようです。
窓メーカーとしては「自然環境による問題で商品の不具合ではないので対応しない」(切り捨てる)との見解だそうです。
と言っても、窓メーカーの営業担当者は、このまま放置する訳にいかないので現場判断で対策を講じると言ってくれました。
(引渡し前で、建築業者を巻き込んで話をできたのが良かったと思います。)
対策案は、縦格子の上下中間部に横桟を追加するというものです。
私も固有振動数を変える改造が有効だと考えていましたので同意しました。
追加の横桟は1本では心配なので、見栄えは無視して上下を3等分するように2本追加することにしました(費用負担なし)。
1年住んでみないと効果の程は分かりませんが、この対策でも問題が残るようであれば、
縦面格子をクロス状の格子にするか防犯ガラスやシャッターを考えたいと思います。
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
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