新築建て売り一軒家を購入しましたが、すぐに売りたい。

こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

現状の売買相手にお金を支払わずに第3者に売却することはできません。
まずは不動産会社と売買契約をしているのであれば、その売買を実行するのか、または手付金を放棄してキャンセルするかの選択になります。
売買を実行するのであれば、売却相手にお金を支払わなければなりません。
そのお金がないのであれば、住宅ローンの契約をし支払いをしないとなりません。
そのあとに売るかどうかになってくるでしょう。
すぐに売れるかどうかについては、相手があるのでなんともいえません。

現状がきれいな状態であれば未入居のまま売却のほうがいいでしょう。

はじめまして。
不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。


質問内容を分けて回答させていただきます。


＞未入居のママ売りに出せるのか？

売りに出すことは可能です。
ただし、platypus様の所有物（土地・建物の登記上の名義がplatypus様になっている。）となってからになります。

＞または、そうしたほうが高く売れるのか。

入居後に売却or未入居で売却するというご質問であれば、当然未入居で売却された方が高い金額で売却価格を設定できます。

＞問題はないのか。

問題はないです。

ただし、考慮しなくてはならないのは、
新築未入居住宅として売却するのであれば、
新築住宅に付けられる１０年間の瑕疵担保責任保険を売却後も次に住まわれる方に引き継ぐことが可能かどうか？
また、住宅メーカーのアフターサービスなどが引き継ぎができるのか？
あと、platypus様が売主となることによって、売却物件に対しての瑕疵担保責任を負うことになります。
（※瑕疵担保責任とは『売主が物件の瑕疵に責任を持つ事』です。前述の瑕疵担保責任保険とは異なります。）
もちろん、個人の方が売主の場合、この瑕疵担保責任は免責とすることも可能です。
ただし、売主が宅建業者であれば２年間（２年間を下回ることはできない。）の瑕疵担保責任を負わせることができることから、売却時には不利に働くことになるかと思います。
など

＞ローンの契約はまだしていないのですが、これはどうするべきか。

土地・建物の引渡し時に売買代金の支払いになると思いますが、その際、代わりとなる資金をご用意できるのであれば、ローン契約は不要です。



以上、ご参考になりましたでしょうか。


アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也

ｐｌａｔｙｐｕｓさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャルプランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『未入居のまま売りに出せるか？』
につきまして、

残代金の支払いは行われてはいませんが、
不動産会社との間で、無事に売買契約は成立していますので、
ｐｌａｔｙｐｕｓさんが第三者に購入した住宅を売却することは可能となります。

ただし、売却するとなると、
不動産を売却するために仲介業者への手数料がかかってしまうことになりますし、
住宅ローンを組んだ後からの売却となると、
諸費用もかかってしまい、
もし、売却できたとしても、
手間も費用の面からもかなり割高となってしまいます。

もしかしたら、手付金を放棄したうえで、
契約そのものを解除した方がよろしいかも知れませんので、
合わせてご検討ください。


『そうした方が高く売れるのか』
につきまして、

もちろん、売却することは可能ですが、
すでに書いているとおり、
手間も費用もかかります。


『住宅ローンの契約はまだしていないのですが、これはどうするべきか』
につきまして、

住宅ローンを利用しない場合には、
購入した物件の残代金を自分で用立てたうえで、
不動産会社に支払い必要がありますが、
これば実際には難しいと思われます。

尚、住宅ローンを利用する場合には、
住民票を購入した新居に移したしたうえで、
実際に新居で生活する必要がありますので、

そのような点を考慮した場合、
資金的によほど余裕がない限り、
未入居のまま売却することは難しいと考えます。

以上、難しい判断になってしまうと思われますが、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/

実際に契約をされた新築一戸建ての物件所在エリアや個別条件等が分かりませんので、一般的な内容で回答致します。

まず、「未入居のまま売りに出せるのか、また、そうしたほうがが高く売れるのか」というご質問に関しては、残代金の支払いを行い、ご質問者様に所有権移転・保存された後であれば、当然売却は可能で、何の問題もありません。

「未入居のほうが高く売れるのか」という点に関しては、実際に引っ越しをされて住みながら売却活動を行なわれるよりは、未入居のまま売却するほうが高く売れる可能性は高くなりますが、中古一戸建てであることには変わりありませんので、そこまで大きな差にはならないと思われます。

購入をされる際には、物件の売買代金の他に仲介手数料、住宅ローンの保証料等の費用、火災保険料、登記費用…等の多額の費用が発生します。

既に支払済の仲介手数料が３００万円ということは、契約時に仲介手数料の全額を支払われたとすると売買金額は１億円近くになろうかと思います。

これだけの価格帯になると、購入出来る方も限定されますし、他の専門家の方も記載されている通り、宅建業者が売主となって販売している新築物件と比較すると保証・アフターサービス面で大きな差が出ますので、その部分で余程他に比較対象になるような物件がない…という希少性の高い立地条件等の物件でないと、中古物件として販売したときに価格をある程度下げなければ売却できない、という状況にもなりかねません。

宅建業者さんが売主の新築一戸建てであれば、「相手方が履行に着手するまで」は手付金を放棄することにより買主側から契約解除ができるはずです。
現時点で契約解除をしたほうが、損失額が低く抑えられた…という可能性も十分にあると思います。

住宅ローンに関しては、契約解除を行なわず、一旦引き渡しを受けるということであれば、今後融資の保運申し込み→金銭消費貸借契約と進めて行く必要があります。

不動産の購入の場合、実際に契約に至る場合は皆さん比較的トントン拍子で話しが進むものです。

購入された物件や、その売主の業者さんも分かりませんので、これ以上踏み入った話はできませんが、一旦は気に入って契約された物件かと思いますので、様々な情報を収集し、ご家族間でよくご相談されたうえで、今後の進め方のご判断をされることをお進め致します。

本回答が多少なりともお力になれば幸いです。


株式会社リード
中石 輝
「仲介手数料定額制」リード ホームパージ http://www.lead-yokohama.co.jp
一律540,000円の仲介手数料「不動産売却エージェント」ホームページ http://www.fudousanbaikyaku.jp
中古マンション購入の新しいカタチ「中古マンション・リノベーション.com」ホームページ http://chukomansion-renovation.com
ブログ「不動産仲介手数料定額制」普及への挑戦 http://ameblo.jp/lead-yokohama/