対象:マナー
回答:2件
口を縦横しっかり開けるポイントを指導しましょう
こんにちは、スノウ2250さん。今年の春に新入社員が職場に入ってきますね。
新入社員は、元気で明るいフレッシュな印象が良いですね。でも、中には恥ずかしがったり、緊張からか声が小さい方もいるかもしれません。
元気よく挨拶できるためには、口を縦横しっかり開けて発声するよう指導すると良いでしょう。
挨拶は自分自身のやる気を表しますので、気持ちがあっても声が小さいと相手に消極的に見られます。また、口が開いていないと、ハキハキとした声を出すことができません。
「あ・え・い・お・う」の母音を使って、口の開け方のトレーニングをしましょう。
1)あ・・・指が縦に3本入るくらいの口を開けて言います
2)え・・・えくぼをつくるように口を横に引き言います
3)い・・・しっかりと口を横に引きながら言います
4)お・・・頬を凹ませながら口を縦に開くように意識して言います
5)う・・・口をすぼめるように、言います
声を出す時には、腹式呼吸(お腹をへこませた時に声を出します)、「あ・え・い・お・う」をリズムよく、3回ずつ繰り返し行ってみましょう。
それぞれの母音の後に「っ」を入れるようにし、「あっ、えっ、いっ、おっ、うっ」と区切るように意識すると、挨拶が「おはよーございまーす」と間伸びするのも避けられます。
朝、朝礼などで大きな声で挨拶をすると、その日の仕事も元気に明るく行うことができます。
短い時間で声だしトレーニングをすることができますので、新入社員はもちろんですが、職場の皆さん全員で取り組んでみてはいかがでしょうか。
回答専門家
- 竹上 順子
- (研修講師)
- 代表取締役
We’ll move into action For you・・・
変化する時代の中にあっても、 不変である“心の豊かさの実感” と“成長できる喜び”を、仕事を通じて実現していきます。先人の教えを現代の求めに応じて変化させ、社名の考え方、双方向(Interactive)繁栄(Prosperity)を実現します。
松岡 利恵子
研修講師
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好感音と呼ばれる音階を意識して
スノー2250様、はじめまして。新入社員の指導を任されるのはスノー2250様の人徳ですね。
それに応えようと、こうして準備をする姿勢は本当に素晴らしいと思います。
さて新入社員の方は確かに声が小さい方が多いですよね。
大きくわけると二つの理由があると思います。
場に慣れず緊張しているというマインド面。はきはきと元気な声を出すことに慣れていない技術面です。
私も声の専門家として新入社員研修では発声を徹底して指導します。
・まず最初に大声を出します。普段出していないと声は急には出ないからです。
「あーあーあー」とお腹の底から声を出しを「10メートル先の壁に声をぶつけるようなイメージで」と伝えます。途中息継ぎをしても構いません。20秒から始め、30秒・50秒・1分と行います。声を出すのは意外とテンションが上がってくるので「次は息継ぎなしで何秒いけるかグループ対抗」など盛り上がりますよ。このトレーニングで口角もやわらかくなります。
・次に口の形を母音あ・い・う・え・お、の正しい形に開きます。簡単にイメージでお伝えすると、
「あ」は大きな丸。
「い」は横長。あっかんベーのように口角を真横にしたイメージ。
「う」は小さな丸で。口をすぼめて梅干を食べたようなイメージです。
「え」は口角を耳たぶに向かって上げるイメージ。笑顔に似ています。
「お」は縦長の丸です。
・そして次がポイント。挨拶の声の高さを意識するのです。ドレミの音階で「ソ」の音は好感音と言われ人が好意を持つ音です。「ソ」の音であいさつとトレーニングすると、格段と雰囲気がアップします。
・最後の仕上げは「笑顔」です。実は「え」の音が笑顔に近いのですが、「おはようございます」「ありがとうございます」など基本の挨拶には母音「え」が入っていません。つまりニコッと笑わなければ気持ちのいい笑顔の挨拶にならないということです。
段階を踏んで練習すれば必ず素敵な挨拶ができるようになりますよ。
またマインド面から盛り上げることも大事です。人は環境に大きく左右されます。好きな人や尊敬する先輩、上司がハキハキと元気な挨拶をしていると自然と伝染します。心理学で言うミラー効果ですね。
きっと指導を任されるスノー2250様は素敵な挨拶をされると思いますので、是非その姿を新入社員に間近で見せて影響を与えてくださいね。
頑張ってください。
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