対象:英会話
半導体材料メーカーの技術開発をしています。
ここ数年で会社のグローバル化が進み、英語力が必須になってきました。
英語力は全くと言っていいほどありません。(英検3級程度)
自分なりに考えて英語の勉強をしていますが、良い勉強方法がなかなか見つからず困っています。
自分のレベルでは一からのスタートだと思いますが、どのような方法がベストなのか
アドバイスしていただければと思います。
教材でもどのような物を活用したら良いかもアドバイスお願いします。
今、自分ではNHKラジオ英会話基礎英語2の音読とディクテーションをしています。
アドバイスよろしくお願いします。
kurisukeさん ( 埼玉県 / 男性 / 39歳 )
回答:3件
3つの具体的な勉強方法
Very good question.
現在、または将来、どの分野で英語が必要ですか。
1.英語で材料に関する資料を読み、リサーチし、プレゼンする。
2.メールで取引先と英語でやりとりする。
3.直接取引先と交渉する。
などなど。
もちろん全部の分野の能力を伸ばすのが一番ですが、現在の英検3級程度を考慮すると、分野別に、徐々に、脳を英語に適応させていくのがいいと思います。
それなら、ご自身も楽しめて勉強出来ると思います。
1.の場合
英語の初歩的論理、Deductive reasoningを英語で勉強することをお勧めします。
例えば:
All humans are mortal.
I am a human.
Therefor, I am mortal.
大体2つ[約束事]があり、それに従い結論を出します。
何もないところに結論は存在しませんからね。
英語の基はまずこの思考経路で成り立っています。
資料を読むのも、リサーチをして結論を出すのも、プレゼンも、全部この論理を使うと英語を理解するのが簡単になります。
ウェブ検索で、Detuctive Reasoning と入れると、どっさり例文のあるサイトが並んで出て来ますので片っぱしから読んで挑戦してみて下さい。
英語もそれほど難しくないと思います。
2.の場合
正式な英語のエッセイ形式で自分の意見を書く勉強をして下さい。
主題のあと、明確が理由が2~3。 そしてその理由には具体的な実例を必ず挙げること。
こんな順序で簡潔明瞭な英語が書けるようになると、e-mailでのコミュニケーションがずいぶん効果的になると思います。
これもご自分のペースで勉強をする場合は、まずやはり Deductive Reasoningから入ると(主題ー理由ー実例)の経路が理解出来るようになると思います。
そのあと、またご質問下さい。
エッセイについてアドバイス致します。
3.の場合は、1,2向けの勉強をした後、自己主張が英語で出来る訓練が必要になりますね。
自分で何かの簡単な意見をやさしいレベルの英語で作ってみて:
The government should stop making a huge dam.
その理由を考えて:
その理由を自分で攻撃してみる練習です。
その攻撃をまた簡単な英語でやっつけることが出来たら、上出来!
世界中で英語を使う人たちと、うまく自己主張し合いながら、Positive-Sum (どっちも儲ける!)の交渉が出来るようになると思います。
Good luck with your adventure.
補足
Deductive Reasoning で生徒が面白がった例です。
All red items are blue.
All pink items are red.
Therefore .........
Therefore のあとは?
訂正: 上の答えの実例ですが、左手の中指がサボったようで、Therefore の e が抜けてます。 正しくは Therefore です。 Sorry!
回答専門家

- 大澤 眞知子
- (クリティカルシンキング/バイリンガル教育)
- Super World Club 代表
Be Bilingual
カナダ在住。カナダからオンライン講座カナダクラブ提供。留学生へのアカデミックサポート(エッセイ指導)留学希望生へのアカデミック準備 (Reading, writing, エッセイ基本)Critical Thinking指導、最新の理論に基づくBilingual Education特別提供中。
大澤 眞知子が提供する商品・サービス

YRC-Casey
英語講師
-
自分から英語を使うのがポイント
英語を身につけるには自分から英語を使うのは一番いい方法と思います。一人でいくら教科書を読んでCDを聴いてもやはり自分から話すと感覚が全く違いますので、実際にコミュニケーションすればするほど上達が速くなります。
そのために英語ネイティブ教師のレッスンを受けることに限ります。
もし今レッスンを受けるのは不可能なら、一人で勉強する場合でも聞くだけのより自分の方から話したり書いたりすると上達が早くなります。基本が一番大事なのでまずはどんな本屋でも買える中学生向けの英語文法や単語テキストから始めればいいです。そしてその基本のところを覚えながら自分の日常生活について文章を書いてみて、そして独り言でも声を出してその文章を言ってみることでもいい勉強になります。最初はすごく簡単な文章(たとえば「今日仕事をした」でもいいです。文法が強くなりながらネットの和英辞書で必要な単語を探せばその内にもっと意味の深い文章を作れるようになります。

土谷 望
英語講師
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英語を実感することも大切です。
英語勉強法としてとても重要なのは少しでもよいから毎日学習することだと思います。基本的には、リスニングと音読の両方を毎日することが重要だと私は思っています。現在されているようにテキストを練習することは上達のためには不可欠でとても大切なのです。でも、本当の英語に触れることもとても大切です。インターネットを使えば英語学習につかえる生の英語をいろいろ見つけることができます。
そこで提案ですが、実際に行われたスピーチなどを音読練習してみてはどうでしょう。直接自分の感性にうったえるような文を読んだりすると、内容といっしょに文章も覚えられますし、メッセージ(英語表現)を実感することができるのではないかと思います。感情をともなって聞いたり読んだりした文は、より深いレベルの記憶に残ることと思います。
おすすめのスピーチの例:
○米国大統領の就任演説
○Steve Jobs がプリンストン大学の卒業式で行ったスピーチ。
http://in.princetonreview.com/in/2011/08/the-steve-jobs-commencement-speech.html
※検索すればスクリプトも見つけられることと思います。
あと、podcast を使って練習するのもよい方法です。CNNではスクリプトを提供しているものも多いです。上記のスピーチなどの中にもダウンロードできるものがあると思います。
補足
すみません。スタンフォード大学でした。上記のリンクからもスピーチ(ビデオ)は見れますが、以下のリンクでビデオとスクリプトの両方をご覧いただけます。
http://news.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html
(現在のポイント:3pt)
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