対象:保険設計・保険見直し
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いつも勉強させていただいてます。
夫33歳、妻32歳、長女3歳の夫婦正社員で共働き家庭です。
夫年収500万、妻年収400万(税込)
現在の預貯金・投資額 1200万程度で、賃貸マンション住まいです。
このたび二人目の子供を授かりました。そこで、生命保険の見直しと学資保険について相談させてください。
現在の保険
夫)逓減定期保険(月15万×25年、30歳で加入、55歳満期)、保険料月3000円
妻)かんぽ生命の養老保険 (15年満期、23歳で加入、死亡時300万、満期150万)保険料月8000円
長女)学資保険(10歳払い済み、満期240万)保険料年払い22万×9年、契約者は妻
(夫婦とも医療保険にも入っていますが、今回は省きます)
二人目の教育費も学資保険を検討してます。投資信託などで貯めることも検討しましたが、いくら18年の長期とはいえ、いざ必要なときに現在のような経済危機があれば解約しにくいのではないかと思うのが理由です。
二人目も戻り率の良い、一括払いか10年払いを選びたいと思います。
悩んでいるのは契約者を夫と妻どちらにするかと支払方法です。
長女は戻り率を上げることと、妻を契約者にしたほうが保険料が安い、妻の死亡保障を兼ねるということで契約者は妻とし、10年払いにしました。
二人目も妻とするか、リスク分散のためにも夫とするか迷っています。また、できるだけ戻り率をよくしたいので一括払いにしたいのですが、そうすると死亡保障を兼ねることはできないと思い、迷うところです。
また、年末の生命保険料控除が妻は上限の10万を超えますが、夫は掛け捨て保険ばかりなので、10万に届かずもったいないような気がするのも契約者を迷う理由です。
どうするのがBESTとおもわれますか?
また、養老保険の満期があと5年ほどですので、これが終わると妻の死亡保障はありません。(かんぽは親が入ってくれたものですので、有利ではないと思っていますが、満期まで続ける予定です)
共働き家庭ですし、子供も増えるので、今のうち最低限の収入保障保険に入るべきか、それとも簡保の満期の後入るか、全く入らないか悩んでいます。
住宅購入予定は今のところなく、40代以降での購入を考えています。夫・妻とも健康である限りは定年まで共働き予定です。
夫の死亡保障は十分ではないかと考えていますので、二人目ができることにより増やす予定はありません。
どうぞよいアドバイスお願いします。
はるかママさん ( 長崎県 / 女性 / 32歳 )
回答:5件
二人目のお子さんの学資の件
はるかママ様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
このたび二人目のお子さんを授かったとのこと。
おめでとうございます。
まず、学資保険ですが、この先18年の間に国内の金利が急上昇するリスクをいちおう考えておいてください。
現実にそうならないとなかなか理解できない部分ですが、例えば、国の財政問題が悪化しているイタリアでは、今年に入り、10年国債の金利が、4%台から7%台に跳ね上がるという事象が起きています。
18年の期間を考えると、対GDP比では、イタリアよりもひどい借金を抱えている日本で同じようなことが起こらないとも限りません。
仮に日本国債の金利が、突如として、上昇した場合は、おそらく大幅な増税と物価の上昇も起こります。
もしそうなってしまった場合は、返戻率のよい学資保険も実質的な価値が下がってしまいます。
では、どうすればよいかですが、もし保険による積立を考えるなら、貯蓄性のある積立利率変動型の保険を選ぶという発想もあります。
例えば、妻の死亡保障がつく契約でもよいのではないでしょうか。
このタイプですと、一定期間預けることで、元本は確保され、かつ、金利の上昇時にもある程度までそれに追いついていくことができます。
なお、保険会社の経営破たんがない前提です。
あとは、ひと言で投資信託といっても、ハイリスク・ハイリターンのものからローリスク・ローリターンのものまでありますから、色々と調べてみるのもよいと思います。
一般的に、投資信託は、流動性の高さ(解約のし易さ)が魅力です。
投資信託の場合は、経済情勢に応じたプランの組み立ても可能です。
家族を守るという観点から、マネーについて、一層お勉強していただければと思います。
ご参考です。
評価・お礼

はるかママさん
2011/11/30 00:44低金利が長く続いているので、学資保険が満期になるころに金利が上がっているということがどうしても考えにくかったのですが、イタリアの例もあるのですね。参考になりました。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

大坪 弘子
ファイナンシャルプランナー
1
貯蓄とのかねあいで考えましょう
はるかママさん、こんにちは。
FPの大坪です。
二人目のお子さんがお生まれになられるとのこと、
おめでとうございます。
多くの条件をよく吟味されていると思います。
まず、学資保険について。
1.リスクの分散という点では、ご主人で契約・10年払いが、無難な選択でしょう。
2.死亡保障が必要ないと割り切れば、戻り率でお考えになると
いいと思います。
死亡保障が必要かどうかは、ご主人が万が一の時に、
学資のために貯蓄を使ってもいいか、というのが判断の基準に
なるでしょう。
次に、奥さまの保障について。
お子さんが乳幼児の間は、奥さまの死亡保障があると心強いでしょう。
最低限の収入保障に加入しておいて、お子さんが大きくなられたら解約するという
方法もあるかと思います。
その場合は養老保険を払済にするという選択肢もあるでしょう。
(満期金や保障は減額になりますが、保険料負担がなくなります)
ファイナンシャル・プランナー
大坪 弘子
評価・お礼

はるかママさん
2011/11/30 00:38養老保険の払い済みは検討したいと思います
。ありがとうございました。

釜口 博
ファイナンシャルプランナー
-
教育費を学資保険というお考えにつきまして
はるかママ 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口です。
ご懐妊、おめでとうございます。
保険について、非常によく勉強されていますね!
ファイナンシャルプランナーが必要ないくらいだと思います。
ファイナンシャルプランナーを業としているプロからの意見を少しだけ
お伝えします。
ご主人の保険料控除につきましては、税率から考えてもあまり拘らなくて
大丈夫でしょう(お書きいただいている年収から…)
学資保険は、一括払いだとしてもあまりおすすめはできません。
でもそれははるかママ様のお考えもありますから、強制はできませんが・・・
※おすすめできない理由は、保険会社の破綻リスクと現在の低利率での
長期固定利率にともなるインフレリスク。
どうするのがBESTとおもわれますか?
⇒どうしても保険に拘るのであれば、長期定期保険の短期払いか
一括払い学資保険、一括払い終身保険
これらの保険をご検討される場合は、大黒柱であるご主人を被保険者に
されるのがベターだと思います。
また、養老保険の満期があと5年ほどですので、これが終わると妻の死亡保障はありません。(かんぽは親が入ってくれたものですので、有利ではないと思っていますが、満期まで続ける予定です)
⇒おっしゃる通り、率は良くありません。
率を上げるのであれば、「払済」をご検討ください。
「払済」につきましては、過去のコラムをご参照ください。
http://profile.allabout.co.jp/w/c-4002/
300万円の死亡保障の必要性がないのであれば、満期まで待たずに「払済」
が一番お得です。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
http://www.bys-planning.com/
評価・お礼

はるかママさん
2011/11/30 00:40学資保険についてもう一度考えてみようと思います。ありがとうございました。

釜口 博
2011/11/30 08:32高評価をいただきまして、ありがとうございます。
こちらのページでの専門家の意見は、あくまでも参考という
考え方の方がいいですよ!
なぜなら、FPにもそれぞれの考え方があるからです。
ご自身で考えて、一番ベストな選択をしていただければと思います。

宮里 恵
ファイナンシャルプランナー
-
奥様の必要保障額をだしてみましょう。
はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの宮里です。
2人目を出産後も、共働きを続けられるのですよね。
それであれば、私は奥様の死亡保障はある程度必要かと思います。
ご主人が万一の時は、遺族年金が支払われますが、奥様の場合はそれがありませんよね。
万一の場合の、必要保障額をだしてみられるといいですね。
2人目のお子さんの学資保険代わりに、奥様を契約者にして終身保険か、98歳定期のほうなもので15年払い済みぐらいにされてはいかがですか?
もちろん、全期前納されてもいいかもしれませんが・・・・
ご主人の収入保障保険は、そのままでいいと思います。
ただ55歳からの死亡保障が切れてしまいますので、終身保険もしくは、90歳満期の定期保険などで検討されてもいいかもしれませんね。
詳しいご質問などあれば、お気軽にお問い合わせくださいませ。
評価・お礼

はるかママさん
2011/11/30 00:42保険教育資金⇒学資保険という頭しかなかったのですが、学資保険がわりに長期の終身保険を利用するという手もあるのですね。参考になりました。

石川 智
ファイナンシャル・プランナー
-
違う角度から考えました
高知の独立系FPの石川です、よろしくお願いいたします。
私ならどうするだろか、という視点でお話します。
ですから、ほかの先生方の意見も参考にしてくださいね。
二人目の子供の学資をどうするか?
まず、学資保険をご主人名義で契約します。
年払いにします。
理由はリスク分散ということもありますし、控除の関係でもあります。
次に、養老保険を払い済みにします。
この保険はご両親の愛情の賜物でしょうが、二人目の子供も生まれたわけで、それに備えることを優先します。
払い済みにしても100パーセント返ってくることは難しいかもしれませんが、3年から5年ほどほっておき、時期を見て解約して、それをこの学資の年払い保険料に充てます。
そうすれば、ある時から学資保険の保険料の負担はなくなりますし、養老保険の解約返戻金を有効に使えます。
それからですが。
奥さまの保険は、掛け捨てではなく、数百万円の終身保険にでも入ります。これは月払いにします。
養老保険の保険料が浮くので、それに少しだけプラスアルファするぐらいの保険料を目安にします。
100歳ぐらいの長期定期でも終身保険でもいいんですが、低解約払い戻し特則をつけます。
たとえば払い込み終了を60歳以前にしておけば、解約して、住宅ローンの繰上げ返済にも使えますし、ほっておいて数年後解約するもよし、減額して保障を持つもよし、そのままでもよし、いろいろ使い勝手がよいです。
ただし、「家計を圧迫しない程度」という条件がつきます。
住宅ローンを組むことを前提に、一度ライフプランニングをして、将来キャッシュフローを確認されれば、もっと具体的なイメージがわくと思いますが。
私の意見は、あくまでも補助的な意見だとお考えください。
以上、何かのお役に立てば幸いです。
評価・お礼

はるかママさん
2011/12/02 02:14違う角度からのご意見とても参考になりました!私の保障も掛け捨てばかりでなく、いろいろ検討したいと思います。

石川 智
2011/12/04 16:17コメントと評価をいただき、ありがとうございました。いい選択ができるといいですね。
何かお困りのことがありましたら、どうぞ、お気軽にご相談くださいませ。
(現在のポイント:-pt)
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