対象:保険設計・保険見直し
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二人目のお子さんの学資の件
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はるかママ様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
このたび二人目のお子さんを授かったとのこと。
おめでとうございます。
まず、学資保険ですが、この先18年の間に国内の金利が急上昇するリスクをいちおう考えておいてください。
現実にそうならないとなかなか理解できない部分ですが、例えば、国の財政問題が悪化しているイタリアでは、今年に入り、10年国債の金利が、4%台から7%台に跳ね上がるという事象が起きています。
18年の期間を考えると、対GDP比では、イタリアよりもひどい借金を抱えている日本で同じようなことが起こらないとも限りません。
仮に日本国債の金利が、突如として、上昇した場合は、おそらく大幅な増税と物価の上昇も起こります。
もしそうなってしまった場合は、返戻率のよい学資保険も実質的な価値が下がってしまいます。
では、どうすればよいかですが、もし保険による積立を考えるなら、貯蓄性のある積立利率変動型の保険を選ぶという発想もあります。
例えば、妻の死亡保障がつく契約でもよいのではないでしょうか。
このタイプですと、一定期間預けることで、元本は確保され、かつ、金利の上昇時にもある程度までそれに追いついていくことができます。
なお、保険会社の経営破たんがない前提です。
あとは、ひと言で投資信託といっても、ハイリスク・ハイリターンのものからローリスク・ローリターンのものまでありますから、色々と調べてみるのもよいと思います。
一般的に、投資信託は、流動性の高さ(解約のし易さ)が魅力です。
投資信託の場合は、経済情勢に応じたプランの組み立ても可能です。
家族を守るという観点から、マネーについて、一層お勉強していただければと思います。
ご参考です。
評価・お礼
はるかママ さん
2011/11/30 00:44低金利が長く続いているので、学資保険が満期になるころに金利が上がっているということがどうしても考えにくかったのですが、イタリアの例もあるのですね。参考になりました。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
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お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
いつも勉強させていただいてます。
夫33歳、妻32歳、長女3歳の夫婦正社員で共働き家庭です。
夫年収500万、妻年収400万(税込)
現在の預貯金・投資額 1200万程度で、賃貸マンション住… [続きを読む]
はるかママさん (長崎県/32歳/女性)
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