対象:家計・ライフプラン
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住宅購入すべきか、生涯賃貸かで悩んでいます。
夫の年齢は33歳です。手取り月収26万。ボーナス無しです。
独身時代から双方の親に仕送りをしなければならなかったため、貯蓄はありません。
第1子妊娠中です。
現在の住居は築28年の賃貸戸建です。
家賃、駐車場、管理込で月5万5千円です。
広さ、間取り、周辺住環境ともに大変気に入っています。
対して住居を購入しようとすると、最低でも月額7万はかかることがわかりました。
900万台のマンションを25年ローンにして、月のローン支払い額4万5千円
それに管理費、修繕費、駐車場で6万5千。
固定資産税がいくらかかるか、目安がわからないのですが月で割って1万として7万5千円。
家計における理想の割合の住居費は25%とありますが、それによると
我が家の家計では6万5千円までとなります。
ローン他を含めて6万5千円以内で探したのですが、良いと思うような物件が
ありません。
1980年以前の建物だったり、行ってみると周辺のガラが悪かったりします。
怒号や汚い言葉が飛び交い、町中にゴミをポイ捨て、アル中ぽいのはまだましで
らりいっているみたいなのがふらふらとしていました。
こういうところは買いたくないと思います。
しかし生涯賃貸となると、老後が心配です。
今の住居に住みつづけることができるかどうかわかりません。
どこかに越さなければならないとすると、新しい住居の家賃が支払っていけれるか
以前に老人OKや保証人無しで、こっちの条件に合う物件があるのかどうか。
アドバイスをいただきたいと思います。
togoshisatokoさん ( 広島県 / 女性 / 31歳 )
回答:3件
無理な住宅取得より、ライフスタイルに合わせた賃貸ーー
不動産中心のFP 野口です。togoshisatoko様の慎重な考え方に感服します。
年収から割り出した住宅費用の割合25%は、多くのFPが指標とする事を訴えていますが一概に25%は適正とは言えません。年収が多く可処分費が多いほど割合は多くなります。逆に、年収が低く可処分費が少ない場合は低くなります。
togoshisatoko様の現在の5万5千の住宅費は21%です。これくらいに抑えるべきです。
今から子供が出来生活費も教育費も上がります。togoshisatoko様のご両親の時代はマイホームブーム時代で多くの住宅の建設がされてきました。全国的にもう時代が代わり住宅は有り余っているのです。お住まいの広島県も117万世帯に対し、住宅は133万戸あります。即ち空き家が15%近くあります。年々空き家が増えてきました。これからも更に人口減少で増えるでしょう。
従って、国も県も住宅建設より、住宅の耐震化、バリアフリー化など質の強化に政策を切り替えています。将来住宅不足で奔走することは先ず起こりえないでしょう。高齢者向け賃貸住宅は急速に増え続けます。
多くの住宅取得のサポートをしてきた経験から申しますと、現状の収入と将来の見通しが無いのに何が何でもマイホーム(=ローン地獄)をして生活苦にあえいでいる人が多いのです。
日本は敗戦後住宅建設(マイホーム)が社会人の1つの目標で、借家人=落伍者的な見解がありました。もうこの考えは古く、昨今のローン破産の方が重大問題です。
幸い現賃貸住宅に満足しておられるのに、無理をして住宅取得する必要はないと思います。
お子様の教育費は意外に掛かるものです。また家族が増えれば賃貸ですと容易に変更できます。しかりとした家族計画を建てライフプランを立てれば、人生の中で住宅がマイホームであれ、賃貸であれ大きい問題ではありません。日本は敗戦後住宅建設(マイホーム)が社会人の1つの目標で、借家人=落伍者的な見解がありました。もうこの考えは古く、昨今のローン破産の方が重大問題です。
ライフプランの中で住宅費が決まり、万一賃貸が見つからなければ、中古を求めまた売却するなど柔軟に考えましょう。今後中古住宅(マンションも)はドンドンでてきます。価格も安くなります。
もし、togoshisatoko様一家の収入が大きく増え、余裕が出来れば(ローンに頼ることなく)住宅取得が可能な場合は、別途再考しましょう。
評価・お礼

togoshisatokoさん
2011/05/28 21:42詳しいアドバイスをありがとうございます。
その後、84年の築ではありますが、間取り、立地ともに良いなと思える物件を見つけました
ローン以外の諸費用を合わせても、月額6万4千円になる物件だったのですが
26万だと思っていた手取り月収が、実は24万だったことがわかり、断念することにしました
子供が成長するまで賃貸で暮らして、その間にお金をため、50代くらいで中古物件を購入
する道を考えてみます。
回答専門家

- 野口 豊一
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント、FP)
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
これからの可能性も大事にして。
togoshisatokoさんへ
こんにちは。中国地方のファイナンシャルプランナー、上津原と申します。
ここでは、購入を前提としてお話いたします。
親の仕送りのこと、いろいろと大変だとお察しいたします。仕送りをされているとのことですので、それぞれのご実家の家計のこと、お住まいのことも気にかかるところです。
住居費の理想の割合というのは、ある程度理にかなった答えではありますが、あくまでも一般論です。
収入の25%というのが、現時点での25%なのか、将来キャリアを積み重ねて収入がアップしたときのことを想定して25%なのかといったことでもずいぶん違ってしまいます。
家計が長期間ストレスのかからない形で維持ができる、一時的に苦しい時期があっても長期的な資金繰りが問題ないのであれば、25%を一時的に上回るのは致し方ないと思われます。
より安心したいということであれば、少しづつでも貯蓄ができるようにして、とっさの時の予備資金を確保されるとよいでしょう。
物件探しについては、お気持ちに従ったほうがよいでしょう。お話を拝見している限り、素直な気持ちで探されているようで安心できます。
広島市内でいうと、中心地からバスで30分~40分程度で行ける範囲で1000万円を少し超えるくらいのマンション物件が増えたように感じます。築年数が古かったり、少し不便だったりする場所もありますが、ご参考になれば幸いです。
先のことはいろいろと気にかかるかと存じますが、可能性も多くあります。これからご家族をどのように幸せにしたいかという気持ちも大事にされてはいかがでしょうか。
気になることなど、お聞かせください。
上津原マネークリニック
http://www.urban.ne.jp/home/uechan/
評価・お礼

togoshisatokoさん
2011/05/28 21:47アドバイスありがとうございます。
収入の25%とは、生涯定年まで現状の26万(勘違いで実際には24万でした)で
計算しています。
回答専門家

- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅購入か賃貸かについて
togoshisatokoさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『住宅購入すべきか、生涯賃貸かで悩んでいます。』
につきまして、
住宅を購入するべきか、
あるいは一生涯賃貸で過ごすべきかにつきましては、
個人の価値観やライフスタイルなどにより、
異なりますので、一概には言えません。
尚、住宅を購入した場合、
住宅ローンを完済したあとからは、
住居費用負担が賃貸に比べて、
格段に安く済むようになりますので、
togoshisatokoさんが心配されているとおり、
老後の生活費にゆとりが生まれることになります。
ただし、住宅ローンにつきましては、
一旦、組んでしまうと、返済の途中から収入が減ってしまい、
毎月の返済がきつくなっても、
返済し続けなくてはいけないことになります。
これに対して賃貸の場合は、
収入に合わせて引っ越すことができますので、
収入が万が一、減少するようなことになっても、
対処し易いといえます。
ただし、一生涯家賃を支払うことになりますし、
今のうちから支払い家賃分も含め、
老後に備えてしっかりと貯蓄をしておく必要がありますが、
実際には思うように貯蓄ができないのも現実です。
よって、賃貸の場合でも、購入した場合でも一長一短がありますので、
そうした点も十分に考慮したうえで、
決定していただくことになります。
尚、togoshisatokoさんの場合、
現時点では十分な貯蓄ができていないということですから、
まず、住宅を購入するしないに関わらず、
貯蓄をすることが、最優先となります。
そして、ある程度お金を貯めることができたら、
改めて住宅を購入するかどうかにつきまして、
再度、ご検討されてはいかがでしょうか?
頭金を用意することで、
収入に占める住宅ローンの負担割合も軽減されていますし、
また、頭金を用意できることで、
価格のうえからも、
ひとつ上のランクで物件の検討を行えると考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
評価・お礼

togoshisatokoさん
2011/05/28 21:43アドバイスありがとうございます。
やはり、まずお金を貯めることにします。

渡辺 行雄
2011/05/29 17:33togoshisatokoさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
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