対象:家計・ライフプラン
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無理な住宅取得より、ライフスタイルに合わせた賃貸ーー
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不動産中心のFP 野口です。togoshisatoko様の慎重な考え方に感服します。
年収から割り出した住宅費用の割合25%は、多くのFPが指標とする事を訴えていますが一概に25%は適正とは言えません。年収が多く可処分費が多いほど割合は多くなります。逆に、年収が低く可処分費が少ない場合は低くなります。
togoshisatoko様の現在の5万5千の住宅費は21%です。これくらいに抑えるべきです。
今から子供が出来生活費も教育費も上がります。togoshisatoko様のご両親の時代はマイホームブーム時代で多くの住宅の建設がされてきました。全国的にもう時代が代わり住宅は有り余っているのです。お住まいの広島県も117万世帯に対し、住宅は133万戸あります。即ち空き家が15%近くあります。年々空き家が増えてきました。これからも更に人口減少で増えるでしょう。
従って、国も県も住宅建設より、住宅の耐震化、バリアフリー化など質の強化に政策を切り替えています。将来住宅不足で奔走することは先ず起こりえないでしょう。高齢者向け賃貸住宅は急速に増え続けます。
多くの住宅取得のサポートをしてきた経験から申しますと、現状の収入と将来の見通しが無いのに何が何でもマイホーム(=ローン地獄)をして生活苦にあえいでいる人が多いのです。
日本は敗戦後住宅建設(マイホーム)が社会人の1つの目標で、借家人=落伍者的な見解がありました。もうこの考えは古く、昨今のローン破産の方が重大問題です。
幸い現賃貸住宅に満足しておられるのに、無理をして住宅取得する必要はないと思います。
お子様の教育費は意外に掛かるものです。また家族が増えれば賃貸ですと容易に変更できます。しかりとした家族計画を建てライフプランを立てれば、人生の中で住宅がマイホームであれ、賃貸であれ大きい問題ではありません。日本は敗戦後住宅建設(マイホーム)が社会人の1つの目標で、借家人=落伍者的な見解がありました。もうこの考えは古く、昨今のローン破産の方が重大問題です。
ライフプランの中で住宅費が決まり、万一賃貸が見つからなければ、中古を求めまた売却するなど柔軟に考えましょう。今後中古住宅(マンションも)はドンドンでてきます。価格も安くなります。
もし、togoshisatoko様一家の収入が大きく増え、余裕が出来れば(ローンに頼ることなく)住宅取得が可能な場合は、別途再考しましょう。
評価・お礼

togoshisatoko さん
2011/05/28 21:42
詳しいアドバイスをありがとうございます。
その後、84年の築ではありますが、間取り、立地ともに良いなと思える物件を見つけました
ローン以外の諸費用を合わせても、月額6万4千円になる物件だったのですが
26万だと思っていた手取り月収が、実は24万だったことがわかり、断念することにしました
子供が成長するまで賃貸で暮らして、その間にお金をため、50代くらいで中古物件を購入
する道を考えてみます。
回答専門家

- 野口 豊一
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
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この回答の相談
住宅購入すべきか、生涯賃貸かで悩んでいます。
夫の年齢は33歳です。手取り月収26万。ボーナス無しです。
独身時代から双方の親に仕送りをしなければならなかったため、貯蓄はありません。
第1子… [続きを読む]
togoshisatokoさん (広島県/31歳/女性)
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