対象:新築工事・施工
父親が所有している軽量鉄骨2階建のアパートがあります。
平成7年の建築ですが、床下点検口がありません。
基礎の換気口から覗くと、土が見えるので布基礎の様です。
また、束に角材を置いているように見え、将来的には白蟻など
メンテナンスに不安があります。
一般的に賃貸物件には一般住宅と違い、点検口は設置しないの
でしょうか。
必要でしたら、リフォーム中ですので造ろうと思います。
施工会社は大手?でしたが、築3年後位に倒産しました。
アドバイスをお願いします。
補足
2011/01/13 23:41アパートの間取図と立面図はあるのですが、基礎の形状や壁の中の鉄骨の形状がわかる図面などがありません。手さぐり状態のメンテナンスになりそうです。天井の点検口もありません。給排水管も外には無さそうです。父親が建築中に撮った写真を見たところ、各部屋毎に基礎が仕切られている様に見えます。洗面所と居間の収納に床下点検口を付けた方が良さそうです。
junpapaさん ( 東京都 / 男性 / 42歳 )
回答:4件
遠藤 浩
建築家
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後々のことを考えると床下点検口は造ったほうがいいです。
Junpapaさん、こんにちは。
遠藤浩建築設計事務所の遠藤です。
アパートは、収支がベースでしょうから、点検口は省かれたのだと思われます。
押入、物入、洗面所など、あまり目立たない場所に作るのが良いと思います。
床下を這って移動できるのであれば、それほど数はいらないでしょうけれど、移動できない高さであったり、布基礎で区切られている場合には、多めに設置したほうが良いと思います。
白蟻対策や床のキシミ対策、配管漏れ対策など、メンテナンスがしやすいようにしておくのが理想です。
評価・お礼
junpapaさん
2011/01/16 23:02ご回答を頂きありがとうございます。CFの部分の下地を剥がして覗いてみようと思います。
今、住んでいる家より基礎も低いように思いますので。
辻 唯寿
建築家
-
メンテナンスを考慮
はじめまして。TREEHOUSEの辻と申します。床下に関しては
やはり点検口は必要だと考えます。
賃貸の場合はできるだけコストを抑えることを目的とするので
面倒だと思うこと、メンテナンスを考慮してということは
軽視されてきました。
追記ですが天井にも点検口はありますでしょうか?
2階建の賃貸住宅の場合は
耐火構造を要求されないので結構給排水工事を自由にできます。
自由というか悪く言えば雑にできます。
多くの場合一般住宅同様に2階の給排水が1階の天井裏で
配管されています。
床下同様に何かトラブルがあったときは天井裏からメンテナンス
が必要です。
押し入れなどに点検口らしく設置される場合もありますが
梁があって配管メンテができないケースも多いです。
プロの方にその辺も確認したうえでメンテ対策をお願いすることを
お勧めします。
評価・お礼
junpapaさん
2011/01/16 23:07ご回答を頂きありがとうございます。アパートゆえにメンテナンスをよく考えないと、建物を長く維持出来ないのですね。
辻 唯寿
2011/01/17 07:20こちらこそありがとうございました。少しでも長く建物を維持できるよう
何でも業者まかせでなく、オーナーとして頑張って下さいね。
早乙女 義明
建築家
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メンテンスを考え必要です。
はじめまして、
waff建築設計室の早乙女と申します。
床下換気口をつけなかった理由は上記が原因と考えます。
他にも防犯上の理由も考えられます。
基礎形状によっては各部屋の真下を自由に移動できるので
管理人室等がない場合は設置位置が難しかった可能性もあります。
これから管理していく上では必ず必要と考えますが
人通口はあるか?各部屋に必要か?配管はどのように入っているか?
など基礎の形状と高さも考慮の上
担当業者と打合せが必要と考えます。
天井の点検口も踏まえ、「付けました。」だけで考え
後から住民間のトラブルに巻き込まれないよう注意することも大事と思います。
評価・お礼
junpapaさん
2011/01/16 23:10ご回答を頂きありがとうございます。同じ屋根の下で他人同士が住むわけで、防犯上の事も考える必要があるのですね。
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