対象:家計・ライフプラン
回答数: 2件
回答数: 1件
回答数: 1件
もうすぐ30になる夫婦と子ども1人(現在1歳)の家庭の資産運用についてご相談です。
現在の貯蓄額は550万円。ほぼ全額が銀行預金です。
月の収入は夫婦で手取り約55万円、ボーナスは年間で手取り約80万円です。
月の支出は食費や家賃など含めて約30万円です。
金利を考えると、いくらか金利の高い金融商品にまわしたいのですが
そもそもどのくらいの額をどんな商品にまわし
どこに口座開設をすべきか(口座開設できるのか)などが分かっていません。
アドバイスをいただけますでしょうか?
heymoshさん ( 東京都 / 男性 / 27歳 )
回答:3件
まずは、長期の視点による計画を
heymosh様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談内容、拝見しました。
今ある銀行預金をいくらか金利の高い金融商品にまわしたいとのこと。
ところで、ご家族構成は、ご夫婦とお子さん1人とのことですが、これからマイホームを購入する予定などは、ありませんか?
仮に銀行預金よりも高い金利が付く金融商品に投資をした場合、一定期間は換金ができなくなったり、短期的な価格変動により評価損が生じたりすることを受け入れなければなりません。
例えば、今後1~2年の間に大きな資金を動かす予定がある場合は、その分は、銀行預金でキープしておいた方がよいかもしれません。
短期的な価格変動は、予想が難しいですから、長期の視点で計画を立てることが、必要です。
個別の商品は、その計画に即したカタチで選ばれるとよいでしょう。
なお、金融商品は、どんなものでもメリット・デメリットがありますので、リスクやコストなど、ひとつひとつ理解していくことが大切です。
あとは、金融経済に対するより深い理解も必要です。
証券口座については、今は若い方でもネット証券に気軽に開設される方が多いです。
ただ、将来のための大切な資金ですから、投資そのものは、気軽に考えない方がよいでしょう。
あくまで計画ありきです。
それから計画の作成にあたっては、まずはキャッシュフロー表という年単位の資金繰り表を作成されるとよいと思います。
この表は、FP事務所でも作成してもらえます。
運用期間や目標リターンなどを設定し、綿密な運用プランを立てられてはいかがでしょうか。
こういったご相談は、私の事務所でも受付けております。
ご興味がありましたら、個別にお問い合わせいただけると幸いです。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
4
子どもがいるご家庭の資産運用について
heymoshさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『金利を考えると、幾らか金利の高い金融商品にまわしたいのですが...』につきまして、heymoshさんもご記入されているとおり、550万円を都市銀行の一年物の定期預金で運用しても、利子として1年後に受け取れる金額は1,650円(税込み)ほどにしかなりません。
よって、公共料金など日頃出し入れするお金以外は、預け先を変更するなどしていただくことをお勧めします。
いざというときの緊急予備資金や今後2~3年程度に予定しているライフイベント資金につきましては、価格変動リスクなどが少なくて済む定期預金などで運用することになりますが、ネット銀行でしたら都市銀行などと比較した場合、多少なりとも預貯金金利の面からは有利となりますので、ネット銀行の一年物の定期預金を利用するとよろしいと考えます。
特に、今頃の時期になりますと、ボーナス金利として通常の預貯金金利にプレミアム金利を上乗せした定期預金の募集が行われますので、そちらを利用するとよろしいと考えます。
そのうえで、残った資金につきましては、ある程度リスクがある金融商品の中から、heymoshさんがご納得できる金融商品で運用してもよろしいと考えます。
尚、リスク商品で運用する場合に注意していただきたい点として、金融商品によっては売買のときにかかる手数料以外にも、信託報酬手数料などの名目で保有している期間中かかってしまう金融商品がありますので、そのようなことも考慮しながら金融商品を決定するようにしていってください。
参考までに保有コストがあまりかからなくて済む金融商品としては、上場投信(ETF)などがあります。
また、不動産投信など分配金の高い金融商品や配当金の高い金融商品などで、運用する方法もあります。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
2
目的の期間に分けて
はじめまして、heymoshさん。
FP事務所 マネースミスの吉野裕一です。
http://home1.catvmics.ne.jp/~you_y/
お子様が小さいご家庭の場合、今後の生活費が増えていく事が予想できますね。
まずお子様の教育費や老後資金、車の購入などの使用目的に応じた運用方法が必要だと思います。
また何か緊急な事態になった場合の事も考えて、ある程度の資金はすぐに利用出来るような普通要金などのような商品で手元に持っておく必要があるでしょう。
この資金は、3ヶ月~6ヶ月分の生活費と言われています。
それ以外の資産を、短期から中期的に使用する資金と老後資金などの長期で運用できるものに分けると良いでしょうね。
短期や中期的なものは、目的に応じて積立額や運用の額は変わるでしょうが、ある程度リスクを抑えながら運用できる商品で運用されると良いと思います。
いざ使おうとした時に元本を割っていたら困ってしまいますね。
老後資金など長期の運用は、目標の時期にどれくらいを貯めるのかをある程度考えられて、それに合わせて積立をされると良いでしょう。
長期の運用の場合は、運用商品を複数の商品で運用しながら、リスクがあってもリターンが期待できるもので運用されても良いと思います。
またお若いので、運用途中で運用が良くない場合でも修正は効きますし、運用に関しては時間は最大の武器になります。
評価・お礼

heymoshさん
2010/11/17 08:58吉野様
さっそくご回答いただきありがとうございます。
まずは短期、中期、長期に分けて使用目的を設計したいと思います。

吉野 裕一
2011/01/23 07:24良い評価を頂き、ありがとうございます。
お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。
資産運用については、まだまだ間違った認識をされている方も多いですが、きちんとルールを守れば、怖いものではありません。
目的に合った商品を選ばれると良いですね
(現在のポイント:6pt)
このQ&Aに類似したQ&A